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UVケア商品に新しい性能表示が登場

皆様こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

今、ドラッグストアなどで販売されているUVケア商品の一部に「UV耐水性」の表記があるのをご覧になりましたか?

これは名前の通り、今までメーカーが独自に試験や処方をし「ウォータープルーフ(耐水)」として販売してきた日焼け止めなどのUVケア製品を、国際基準(ISO)の試験に統一してその効果を表したものです。

「★/★★」または「☆/☆☆」で表記され、★と☆に性能の違いはなく、耐水性は星の数で決まります。
※「UVケア化粧品」のみに適用される表記となりますので、メイクアップ化粧品などには表示義務がありません。

耐水性の基準は、40分の水浴試験で効果(その製品が持つSPF(90%信頼限界値)の保持率が50%以上)が認められれば「UV耐水性★」、80分の水浴試験で効果が認められれば「UV耐水性★★」となります。また、★1の製品を重ねづけしても★2にはなりません。

「UV耐水性」の表示は、「肌の外側」からの水に対する耐久性を表すので、「UV耐水性」≠「汗に強い」ではありません。また、紫外線(B波)を防ぐ力はその製品が持つSPF値によって変わります。

試験は「SPF」が基準となっていますが、「PA(紫外線A波)」についても同じような効果が認められると考えられています。

※SPFとPAの違いについては
https://skinlogical.sakura.ne.jp/blog/2020/06/03/
「SPF」と「PA」はナニが違う???

とはいえ、どんなに耐水性が高くても、最大で50%まで効果が落ちるという可能性はありますし、SPFやPA値が高くても紫外線による劣化、汗、タオル、服による擦れなど、時間とともに防御性能は劣化していきますので、必ずしも表示どおりの効果が維持できるわけではありません。

UVケアの基本は必要な量をこまめに塗りなおすこと。
日焼けによるシミなどの肌のダメージは、できてしまった後の対策より、できてしまう前の予防のほうが、簡単で効率的です。

日焼け止めの利用の他にも、ビタミンCなどの抗酸化物質を予防的に取り込むことでも紫外線による活性酸素の発生を抑えることもできます。

ビタミンCは食べ物でとるのが基本になりますが、ビタミンC誘導体をイオン導入することでより多く、より長くビタミンCの抗酸化効果を得ることができます。

紫外線防御を最大限に発揮できるように、一定時間ごとに塗り直しをして夏の日差しから肌を守りましょう。

この「UV耐水性」の表示は、2022年12月1日から始まっていますが、2024年11月30日までは経過措置期間となっています。
いずれ、すべてのウォータープルーフを表示する商品には「UV耐水性」が表示されますので、プールや海など水にぬれる可能性があるレジャーの際は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 


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紫外線のプレ・アフターケアに最適です。
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肌が白く輝くワケ

こんにちは、スキンロジカルイノウエです。
東京はほとんど梅雨らしい雨が降らずに
梅雨明けとなったようです
すでに真夏な日差しに肌が痛めつけられて
いるのを実感します

そんな紫外線ちょっとしたお話。

みなさんがメイクの基本として使用されている
「ファンデーション」などのベース系メイク。
目指す肌の色や雰囲気、流行りのメイクに合わせて様々な
カラーをチョイスしてているかと思います

そしてほとんどのベース系メイクは肌のトーンをあげたり、
美白や透明感を演出するために、顔料や金属の微粉末を
配合しています。

顔料は成分は違いますが、絵の具と同じように、色を
肌の上に重ねて目的の肌の色に近づけるものです。
対して、酸化チタンなどの金属性の微粉末は太陽や照明の
光を反射することで、肌を明るく、透明感を持たせることが
できます

金属製の微粉末というとなんだか怖い気もしますが、基本的
には、肌に傷などをつけるサイズではなく、粉末自体を
コーティングしてあるため、偶然口に入ったとしても安全な
ものです。
また、コーティングしてあることで金属に対するアレルギーを
持っている方でも使用できる可能性があります。
※個人差・材料による製品差はありますので、気になる
成分は必ずパッチテストをしてからご使用ください。

最近はベース系メイク商品にもSPFやPAなどの紫外線防御
指数が書かれているものが多くありますが、実は書いて
いないものであっても、肌を明るくするために配合した
酸化チタンなどは、UVケアアイテムに紫外線散乱材として
配合されていますし、色の付いた不透明顔料は素材自身が
日差しを遮る(透明な下敷きにポスターカラーで色を塗ると、
光が透けなくなるのと同じ原理)ので、少しではありますが
紫外線を防ぐ効果もあります

そういった成分を配合している物をお使いの場合は、知らない
うちに普段の紫外線対策にプラスアルファしているかも
しれません


エイジングの三難が出やすい場所ってどこ?

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

関東も梅雨に入りましたが、まだまとまった雨の
予想は先の様子
カラ梅雨の可能性もあるそうで、もう夏の水不足
心配されています。
洗濯物が乾かなかったり、ジメジメして必ずしも
快適な季節ではありませんが、雨が少なすぎるのも
困り者です


さて、皆さまはタイトルの
「エイジングの三難が出やすい場所」
ご存知でしょうか?
正解は・・・・・・

 

「デコルテ」

です。

デコルテ

デコルテは首から胸元にかけての部分。
この部分は、「シミ」「シワ」「たるみ」の、
「強敵・エイジング三難」が出やすい部分でも
あります。

この部分は、体に比べて服に隠れることが少なく、
また傾斜している為、思っている以上に紫外線
影響などがでます。

また、首周りは顔に比べて皮膚が薄く、エイジング
サインが出やすい原因にもなっています。

そんなデコルテの基本的なお手入れは、顔の延長と
して範囲を広げて普段のお手入れをすることが簡単で
オススメです。

イオン導入も可能で効果的ですが、皮膚が薄いため
初めてご利用になる場合や、電気の不快感をおぼえる
場合は、流す電流を少なくしたり、美顔器を使用する
頻度を少なくしたり、時間を短くしてみてください。
無理なケアは「一利なし」です

弊社のブロードイオンであれば、広くカバーできる
デコルテパッドが付属していますので、より簡単に
早くお手入れを行うことができます。

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UVケアは顔用・ボディ用のものを、こまめに塗る
ことで襟などで取れがちな部分もカバーするのが
おすすめです。
また、日傘、夏用のストールなども効果があり
ますので、UV加工のものを利用するなどして
ダブル・トリプルの対策も効果的です。

首周りは、リンパの流れが滞ることによる顔の
むくみ等を防ぐために、首の上から下に向かって
老廃物を含むリンパや水を押し流すようなイメージで
マッサージをすると効果的です。

首やデコルテはデリケートなので乳液やクリーム、
マッサージクリームなどで滑りを良くしてから、
力を入れすぎずにマッサージすることを心がけて
みて下さい。


人の視線は上から下へ顔からデコルテへ
向かっていくということです。

これからの季節、デコルテを見せる服を着る
機会も増えると思いますので、いつもより
少し気を使って、美しいデコルテをキープ
してみて下さいね