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日焼け止めは使い方が間違ってたら意味なし!

Last Updated on 2020年7月15日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

いよいよ梅雨入りしました。コロナが禍が少し収束してきて、やっと少しは外出しやすい雰囲気となったのに、雨の日が続きそうです。

またまた在宅が多くなり、天気も曇りや雨・・・

「じゃあ、化粧もしないし日焼け止めは必要ないよね?」という人は、残念ながらどんどんシミだけでなくシワも増えて、エイジングが進んでしまいます。

 

日焼け止めは使い方を間違っていると意味のないスキンケアです。

日焼け止めの間違った使い方とは??

みなさんはこんな使い方をしていませんか?

 

★ 雨の日や家の中では日焼け止めを塗らない?

美白

これは、間違った使い方です。

雨や曇りの日、家の中にいても日焼け止めは必要です。

紫外線のうちUVA波は、雲も窓ガラスも通過して、肌に影響を与えるからです。

 

UVA波は、紫外線のうち真皮(肌の深部にある層)まで到達するので、コラーゲンを破壊するなど肌弾力を失わせます。

シミだけでなく、シワも引き起こす原因となる紫外線がUVA波なのです。

 

UVA波を防御してシミやシワを防ぐためには、日中はどこにいてもどんな天気でも日焼け止めを塗りましょう!

 

★ SPFの数値どおりに数字が大きい程効果は大きい?

SPFの数値を完全に信じてはいけません。実際はそんなに効果がないからです。

 

SPFの数値は、日焼けをおこして赤くなるまでをどのくらいの長さ防げるかを表しています。

日焼け止めを塗らなかったら20分で赤くなるところ

SPF30の日焼け止めを塗ると・・・・20分×30倍=600分

すなわち10時間も防げるという意味です。

朝8時に塗ったら、夕方6時まで日焼け止めの効果が続くということですが

本当でしょうか???

 

この数値は、検査の時に1㎠あたり2㎎の日焼け止めを塗って測定した数値です。

実際に日焼け止めを肌に塗るとき、こんなに大量には塗りません!実際はこの1/3くらいです。

日焼け止めの効果は、SPFの数値の1/3程度ということを頭に入れて使いましょう。

SPF30だったら、実際は3時間くらいしか持ちません。

 

★ 日焼け止めは薄く延ばして塗る?

日焼け止めは、薄く延ばして塗ると効果がその分低くなります。

紫外線防止指数は、1㎠あたり2㎎の日焼け止めを塗って測定するからです。

でも実際にこんなに沢山塗ることは現実的ではありません。

塗る量が少ないと効果が薄くなるのである程度の量が必要ですが、一度に大量に塗ることはできないので、次のような方法がおススメです。

何度も重ね塗りをする

何回かに分けて重ね塗りをする

日焼け止めは時間が経つと汗などで取れてしまうので、それも踏まえて、何度もこまめに塗り直ししないと効果がなくなってしまうのです。

 

みなさんの日焼け止めの塗り方、正しくできていましたか??

 

雨や曇りの日、家の中にいても日焼け止めを塗る

日焼け止めの効果は、SPFの数値の1/3程度

使う量が少ないと効果がないので何度も重ね塗りをする

 

効果的に使わないと、エイジングの予防ができません。ぜひお気をつけください。