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秋のムズムズ

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです

皆様は、晩夏から秋にかけて、くしゃみが続いたり、目がかゆくなったりといった
不快な症状出ることがありませんか?

イノウエは一か月前から日によって目に違和感を覚えることがあります。
そんな症状お持ちの方は、「花粉症」かもしれません。

じつは、花粉症。春だけのものではなく、花粉を飛ばす植物に花粉アレルギーが
あると、その季節や時期に発症することがあります。

この時期多いのは、「ブタクサ
もともと日本にはなかった北アメリカ原産の植物で、帰化植物として全国に
広がっています。
また、その繁殖力は強くて環境省が生態系被害防止外来種としてリストに挙げて
います。

ただし、木ではないため春のスギ・ヒノキの花粉症に比べて症状の出る範囲が
ブタクサの生えている場所の近くと限定的で、花粉の絶対量も少ないため、
あまり話題になりませんが、春の花粉症患者に次いで多いとのデータもある
ので、もし気になる症状があるようであれば一度お医者様に相談するのも
良いかと思います。

もし、付近にブタクサが生えている場所があれば、草刈りなどで原因を
なくすことも、スギなどに比べれば簡単です。

季節の変わり目で、花粉症だと思ったら風邪だったということもあるので、
判断できない場合は、やっぱりお医者様に相談してみてください


トマトを食べると口の中がかゆくなる?

こんにちは、スキンロジカルイノウエです

東京は先日桜の開花宣言も出て、あちらこちらでちらほらと
桜の花が咲いているのを見かけるようになりました。

先日、知り合いと食事をしているときに食べ物によって 口の中が
なんとなくかゆくなることがあるという話をききました。

山芋など、かゆくなることが多い食品ではなく、たとえば
トマトであったりセロリであったりするそうです。
かゆくなっても、しばらくしたら落ち着くし、必ずしも
起こるわけではなく、日によって症状の出かたが変わる
そうなので病院に行こうか悩んでいるのだそう。

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最初は、以前記事にも書いた、花粉症による皮膚炎なのかと
思いましたが、発症部位が若干異なります。

スキンロジカル スタッフブログ[2015年2月27日]
「花粉症で皮膚炎?」

後日、知り合いは皮膚科にかかり、お医者様に
「口腔アレルギー症候群」と診断されたと連絡がありました。
※正しくは口腔アレルギー(OAS)の代表疾患であるPFS
( クラス2食物アレルギー)です。
[ Pollen-food allergy syndrome Latex-fruit syndrome]

口腔アレルギーについてはイノウエも知らないことが多かった
ので調べてみると、今の季節に蔓延する「アレルギー疾患」とも
関係していました。

口腔アレルギーは主に生の果物や野菜を食べることで発症する
ものですが、発症するための原因物質(アレルゲン)としては、
植物自身の持つ病気や傷などから身を守るためのタンパク質と
言われています。

これが同じアレルギー疾患である花粉症のアレルゲンである
花粉と構造が似ている為、構造の似ている成分を持つ 食べ物を
花粉症発症者が食べることで、体の免疫細胞が花粉と誤認する
ことでアレルギーを示します。(交差反応)
ただし、すべての花粉症発症者が口腔アレルギー症候群を
発症するわけではありません。


花粉症と交差反応するとされる野菜や果物の例

スギ

 トマト(ナス科)

シラカンバ
 リンゴ,西洋ナシ,サクランボ,モモ,アーモンド(バラ科),
 セロリ,ニンジン(セリ科),ポテト(ナス科),キウイ(マタタビ科),
 ヘーゼルナッツ(カバノキ科),マンゴー(ウルシ科) など

ヨモギ
セロリ,ニンジン(セリ科),マンゴー(ウルシ科),スパイス など

イネ科
メロン,スイカ(ウリ科),トマト,ポテト(ナス科),
キウイ(マタタビ科),オレンジ(ミカン科),
ピーナッツ(マメ科) など

ブタクサ
メロン,スイカ,ズッキーニ,キュウリ(ウリ科),
バナナ(バショウ科) など

一般社団法人
東京都病院薬剤師会
そこが知りたい 2013(平成25)年12月号より抜粋


 

ただし、花粉症を持っていなくても桃、リンゴ、大豆などに
含まれるアレルゲンで口腔アレルギーになる場合もありますし、
食物アレルギーの一部として同様の症状が現れる場合もあり
ます。
場合によってはより重篤なアレルギーとなる場合もあるので、
もし気になる症状があるようであれば、お医者様に相談をして
みてください。

アレルギーはその原因となるアレルゲンを取り込まないことが
一番の治療となりますが、食べないことによる栄養バランスの
偏りも問題になる場合があります。

最近広まってきた花粉症のアレルゲン免疫療法(舌下免疫療法等)
と同じく、アレルゲンを持つ食べ物を継続的に 少しずつ食べる
こと(経口減感作)で治療するという方法もあるようです。

口腔アレルギーのアレルゲンは、加熱すると性質が変わり問題
なく食べることができる食べ物もあり、生で食べることを
避けることで口にすることができる場合もあります。

いずれにしても、場合によっては症状が強く出たり、軽い症状が
重篤化する場合もあるので、必ずお医者様の指導の元に治療を
することが重要です