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シミの色の違い

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

日に日に日差しが強くなってくる季節になりました。
同時に気になってくるのが紫外線です。

紫外線は肌への影響が大きく、美肌を考える上で一番の敵と行っても過言ではありません。
「光老化」という言葉が一般的になってきた背景には、この紫外線の肌への悪影響が多岐にわたるためで、特に「シミ」はその影響による大きな悩みの一つとも言えます。

ところで、シミは大きさや場所以外にも色の違いがあることがわかります。
この色の違いはどのように出てくるのでしょうか。

実はシミが存在する「深さ」によるものが理由の一つと言われています。

濃い色のシミ

シミに多い茶色系のシミは、表皮付近の浅い部分に存在していて、肌の表面に近いほど色が濃くなる傾向があります。
さらにシミの原因である「メラニン」の量が多いほど濃くなっていきます。

このため、焦げ茶や黒といった色のシミは、メラニンが多く集まって肌の表面付近に存在している可能性が高いといえます。

薄い色のシミ

肌にうっすらと見えるような青みかかった灰色のシミは、肌の深い場所に存在しているメラニンによるものといわれています。
深い場所に存在するため、通常のターンオーバーでメラニンが排出されにくく、同じ場所に居座り続けるタイプのシミでもあります。

シミの深さによる対策

濃い色のシミ

浅い部分に存在するシミの多くは、肌の新陳代謝、いわゆる「ターンオーバー」で少しずつ垢となり排出されていきます。
ターンオーバーは肌の深部から表面へ肌細胞が移動していき、角質となりその後垢となって排出されますが、シミの原因であるメラニンもそれにあわせて移動し、排出されていきます。
そのため、肌表面に移動してくると少しずつ濃く見えてくる場合もあります。

肌は約1か月弱で新しく変わっていきますが、加齢によりそのスピードは落ちていき、同時にシミの排出も遅くなってしまいます。
また、体の部位によってもターンオーバーの時間には差があるため、シミがなかなか消えないといった場所もあります。

洗顔やピーリングでターンオーバーの妨げとなる古い角質をきちんと取り除き、EGFやIGF等の成長因子やそれを含むプラセンタといった、新しい肌を作り出す手助けをする成分を利用することも有効です。



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またビタミンCには、メラニンの色そのものを薄くする力があります。ビタミンC誘導体をイオン導入することでよりその効果を高めることもできます。

薄い色のシミ

薄い色のシミは、ターンオーバーで排出されにくい深い場所に存在しています。
このようなシミには、塗るだけでは美容成分も届きにくいため、イオン導入でビタミンC等を届ける必要があります。
また、深い場所に存在するメラニンは、本来存在しないものとして、体が持つ免疫細胞「マクロファージ」が取り込み排除します。
フィチン酸をイオン導入することで、このマクロファージを活性化させてメラニンの排除を促すことができます。



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シミにはいろいろな種類があり、より効果的な対策の判断材料の一つとして、「色」にも注目してみてはいかがでしょうか。




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シミと血管の関係


皆様こんにちは、スキンロジカルイノウエです。

猛暑・酷暑の夏が終わったと思ったら、いきなり11月下旬頃の
気温になるなど、寒暖差も大きく体にも肌にも厳しい季節に
なりました。

こんな時期は油断せず、紫外線ケアや乾燥ケア等肌の手入れは
入念に入念に。

 

さて、今回は「シミと血管の関係」について。

シミ」と「血管」・・・あまり気にしたことない関係性
ですが、先日大手化粧品メーカーが医科大学の医師との研究
を発表していました。

研究では、紫外線によるシミを対象に、レーザー治療を3か月
行い、真皮の血管密度が違う場所でシミの改善に差があるのか
を実験しています。

結果、肌の真皮に存在する毛細血管が多いほど、今回の条件
ではメラニンによる色素沈着(シミ)の改善は低くなるという
ことがわかったそうです。

この結果から考えると、顔の中でも特に毛細血管の集まって
いる頬などのシミが取れにくいというのもなんとなく納得が
できます。


以前の研究では、紫外線などの外的要因やストレ等による
内的要因により血管が刺激を受けると、メラニンの生成を
促す因子を血管が放出するということがわかっています。

特に、顔の中でも出っ張っていて太陽からの紫外線にも当たり
やすい頬はシミができやすく、かつ、取りにくい部分という
わけです。

つまり「シミを作らせない予防」がとても重要であることが
わかります。

当然毛細血管は人が生きるために欠かせない組織であり、
シミケアの邪魔になるからと無くすことはできません。
また、老廃物であるメラニンは血液を通しても排出されて
います。

「上手な付き合い方」が必要です。

今回の研究発表では、肝斑等の紫外線によるシミ以外の研究
については出ていませんが、シミの改善メカニズムについて
興味深い研究がまた一つ増えてしまいました。



古い角質が剥がれ落ちずに残ると、重なって肌のくすみを招きます。

新成分の「ケラトリン」が肌に残ったままの古い角質だけをはがしとり、
優しく肌のくすみをオフします。

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メラニンの生成を促す物質をブロックし、肌の炎症を抑える。

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なぜ紫外線でシミが増えるのか??

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。
梅雨の晴れ間はすでに夏の日差しを感じるようになってきました。
これからの季節、やはり気になるのが「紫外線」です。

そもそも、肌に紫外線を受けるとなぜシミの原因になるのでしょうか。
じつはそれにも、最近よく出てくる「アイツ」の存在があります。
そう、「活性酸素」です。

紫外線が肌にあたると活性酸素が肌に発生します。

活性酸素によって刺激を受けた細胞は、メラニンを作る細胞であるメラノサイトを刺激する物質を作り出します。
刺激を受けたメラノサイトは、メラニンを作り出し肌の細胞(ケラチノサイト)へ送ります。
この作用によって、サングラスが目を守るように、肌が紫外線によるダメージを受けないようになっています。
このメラニンがなくなってしまうと、肌の細胞は直接紫外線の影響を受けることになり、肌を作り出す細胞が壊され、正しく分裂できない細胞によって肌の機能が正常でなくなるばかりでなく、皮膚がんなどの原因ともなります。

とはいえ、紫外線に過度に増えてしまうと、活性酸素も増えてしまいます。増えすぎてしまった活性酸素は、酸化を促して肌を痛めその部分に継続的な炎症を起こしメラニンの生成を刺激します。
そういった理由で必要のないメラニンが多く作られすぎてしまうと、ターンオーバーが遅くなり、長期間肌に不要なメラニンが残る原因にもなります。これがシミが消えない原因ひとつとなります。
また、過剰なメラニンの生成により、本来肌の浅い部分の細胞に向かって渡されるはずのメラニンが、行き場をのなくして深い部分の細胞に渡ってしまい、ターンオーバーされることなく延々と残ってしまう場合があります。
これも消えにくいシミの原因となっています。

紫外線は人にとって、ビタミンCの生成に必要であり、またシミの原因であるメラニンも、紫外線のデメリットから体を守るために重要な機能の一つです。

シミの原因となるメラニンを過剰に作らせないためには、まず、日傘や日焼け止めなどで肌にたくさんの紫外線を浴びないこと。
食事や肌ケアなどで体に抗酸化物質をきちんと取り込んでおくこと。
できてしまいそうなシミや、できてしまったシミには、早め早めに美白ケアを行うこと。
このような対策を行うことで、将来できるシミをグッと減らすことができるはずです。

本格的な夏を迎える前に、もう一度紫外線対策をチェックしてみてください。

抗酸化には ビタミンC誘導体

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ビタミンCはなぜ美容の万能成分なのか?

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

さて、当店で一番メジャーでメインの成分といえば

「ビタミンC誘導体」

です。

様々な美容効果を持つ「ビタミンC」ですが、
そのベースとなる性質は

「抗酸化作用(還元作用)」

が強いことにあります。

抗酸化作用とは、簡単に言うと

「活性酸素から酸素を奪いを無害化する」

ことです。

ビタミンCはなぜこの力が強いのかというと、実は
ビタミンCの成分構造に、酸素に結び付きやすい
という特徴があるため。

この力が強いことで、肌老化やトラブルの元となる

「活性酸素」

に含まれる「酸素」と結びつき、活性酸素の

「活性」

を抑えることができるのです。

逆に言えば、活性酸素は様々な肌悩みの原因とも
なっています。

気になる肌悩みがあるときは、まずベースに

「ビタミンC」

を検討してみてはいかがでしょうか?

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トラネキサム酸はイオン導入で

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

さて、今回は「のどの痛みに効く」系のお高い風邪薬や、口内炎の市販薬にも多く配合されている「トラネキサム酸」のお話です。

ところで、皆様はトラネキサム酸を配合した薬や化粧品を使ったことがありますか?

病院では、痛みの緩和などを目的とした抗炎症剤としてや、皮膚疾患・・・とくに肝斑の治療薬として処方されています。
※肝斑とは、左右の目の下に現れる左右対称のうすぼんやりとした影のようなシミです。

また、薬用化粧品(医薬部外品)の抗炎症・美白成分として大手化粧品会社の美白系化粧水や美容液をはじめ、市販薬や歯磨き粉にも配合されているので、使ったことがある方や、目にしたことが ある方も多いかと 思います

このトラネキサム酸が、他の美白成分と比べて特徴的な作用があります。
それ
は、いつも同じ場所にできてしまうシミに期待ができるところにあります。

この持続するタイプのシミは、肌で気づかない程度の微弱な炎症がその場所で継続的に起こっていることにあります。
その結果、刺激によってシミの元となる
メラニンを継続的に作り出しています。
つまり、湧き水のように下から新しいシミが作られ続けることで、炎症の起こっている場所に常にシミが残っているような状態となります。

トラネキサム酸は刺激の元になる炎症を鎮め、さらに、メラニンを作る細胞の勢いを抑えることができる成分なので、このような頑固なシミ、また肝斑に有効といわれています。

そんな有用な成分であるトラネキサム酸は、内服や肌へ塗布する以外に、イオン導入が可能な美容成分でもあります。
トラネキサム酸は、人工的に合成された成分ですがアミノ酸の一種で、他のアミノ酸同様、分子サイズが小さく、水溶性でありイオン化します。
皆様ご存知の通り、当然、単純な肌への塗布に比べてもイオン導入することで浸透がよくなる結果も出ています。

しかし、トラネキサム酸を配合した市販の化粧水や美容液は、一般的に防腐剤・香料等のイオン導入には向いていない成分が配合されているため、一部の専用商品を除き、外用には単純塗布しか方法がありませんでした。

スキンロジカルでは、このトラネキサム酸をイオン導入などでもお客様ご自身でお試しいただける、手作り化粧品の化粧品原料として販売をしております

原料はトラネキサム酸100%で水に溶けやすいため、水や当店のイオン導入ローションや美容液に容易に混ぜることができ、化粧水や美容液、イオン導入液として利用することができます。

なお、イオン導入する場合は、製品特性上「リファインローション」ではご利用いただけません。(化粧水としてはご利用いただけます)
水分を含んだ乳液・ジェル・クリームにも混ぜることができます。
※混ざりにくい場合がありますので、少しずつ混ぜてください。
濃度が高いと肌が赤くなる場合があるので、2~4%を目安に肌に合わせて濃度を調整してご利用ください。

「良薬は口に苦し」ビタミンCと同じく濃度が高ければ効果は高いですが、刺激もでてきます。ご利用の際は気を付けてご使用ください。

「トラネキサム酸」のイオン導入に興味を持たれましたらぜひ試してみてください