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「板藍根」って読めますか?


こんにちは、スキンロジカルイノウエです。

全国的に週初めから真冬の寒さになっています。
風邪やインフルエンザ、風疹等いろいろな病気が流行っていますが、皆様は体調を崩したりしていませんか?

乾燥する季節は、口腔内や喉などがも外気にさらされやすくなります。そして、風邪などのウィルスは低気温・低湿度で活発になります。

こんな乾燥や風邪などによる「のどの痛み」対策として、イノウエが今気になっているのが、

「バンランコン」

という生薬。漢字で書くと

「板藍根」

「ホソバタイセイ」「タイセイ」といったアブラナ科の植物の根です。
「バンランコン」は漢字の通り、藍色の成分を持っていてヨーロッパでは染料としても利用されていたそうです。

ちなみに、「タイセイ」も「大青」と「青」という漢字が入ります。

「バンランコン」は、漢方の本場中国では煎じて飲んだり、うがいに利用したりして、風邪やインフルエンザなどウイルスが原因の病気予防や対処に今でも多く使用されているそうです。
この「バンランコン」、「ウォード」といえばわかる方もいるかと思いますが、止血作用のあるハーブでもあります。

今までは、中国の民間療法の域を出ていないといわれていた「バンランコン」の病気に対する作用ですが、最近その作用が「ルペオール」いう成分によってもたらされていることを、日本の大学を中心としたチームが発見しました。

この「ルペオール」は、ウイルスや悪性黒色腫(メラノーマ)に対する効果が認められるそうで、特に悪性黒色腫については、獣医学分野ですでに臨床が進んでいるそうです。

日本では、まだ医療用生薬として登録されていない「バンランコン」ですが、最近はこのエキスを使用した飴などが販売されているので、イノウエは「ちょっと喉がなぁ」というときに予防的に食べていたりします。

飴の他にも、お茶のように飲むものもあります。これは甘味の薄い「甘草(カンゾウ)湯」のようで味と香りにクセがありますので、苦手な場合は黒豆茶やルイボスティーなどと一緒に煮だして飲むと少し飲みやすくなります。

飲むのが苦手な場合は、本場?中国のようにうがいに使用するのもおすすめです。


まだまだ未知な部分もある「バンランコン」ですが、これからさらに研究が進んでいけば、もっと注目される成分となるかもしれません。

皆様も見かけましたら、冬の風邪対策に試してみてはいかがでしょうか?


 

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