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ビタミンCは縁の下の力持ち

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

早速ですが、ビタミンCは美肌成分として一番といってもいいメジャーな成分です。


そんなビタミンCは「美白」の作用が一番知られていると思いますが、そのほかにも多くの美容に関する作用を持っています。

今回は、その中の「コラーゲン産生促進」についてのお話です。

コラーゲンは肌を支えてハリや弾力を保つのに必要な重要成分です。ビタミンCは肌づくりに必要なコラーゲンを作るために必須ともいえる成分でもあり、コラーゲンはビタミンCが無ければ必要量を作り出すことができないとも言えます。

肌の70%はコラーゲンで構成されていて、コラーゲンが健全であれば、肌には張りがありみずみずしい状態となります。
しかし、コラーゲンは加齢とともに細く壊れやすくなり、柔軟性も失われていきます。
細胞の枠ともなるコラーゲンが壊れると、細胞に含まれるヒアルロン酸は水分を保持できず、肌は弾力を失い、たるみやシワとなって現れます。

また、コラーゲンを分解して天然保湿因子(NMF)を作るタンパク質分解酵素は、紫外線の影響などにより活発となった活性酸素の影響を受けると、コラーゲンの分解を加速させてしまい、これも肌の柔軟性を失う原因となります。

ビタミンCはコラーゲンを作り出すことを促進することがわかっています。その力は、ビタミンCが無い場合と比較しておよそ2倍で、さらに、コラーゲン分解酵素を抑制し正常な状態に戻すことができるといわれています。
さらに、ご存じのとおり活性酸素に対してもビタミンCの抗酸化作用は有利に働くため、肌にとっては美白以外にも肌づくりに重要な美容成分なのです。

 



水溶性のビタミンC誘導体はイオン導入で肌により浸透するためこの効果をより実感することができます。

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お出かけ前にもビタミンC

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

関東は日に日に日差しが強くなり、週末あたりに梅雨明けの予想ですが、すでに気温は35度を超えることも。
熱中症も心配なこの時期ですが、肌の紫外線ダメージも着実に溜まっていっています。

紫外線のダメージを減らすためには、日傘やサングラス、UVクリーム等でできるだけ肌に紫外線を受けないこと。

それでもすべての紫外線を防ぐことはできません。防ぎきれない紫外線のダメージは、シミ・シワなどのエイジングサインに結びつきます。

そんな日焼け後のケアは、「ビタミンC」を使うことで、紫外線による様々な悪影響を軽減することができることはご存じかと思いますが、最近では、「日焼け前に使うプレケア」にも「ビタミンC」はとても優秀であることがわかりました。


培養表皮に何も塗っていない状態で、紫外線(B波)に60分当てる実験を行ったところ

・細胞の生存率が40%減少
・DNAの損傷
・活性酸素の産生促進
・炎症の増加

このような現象がみられたとのことです。これは、シミやシワなどのエイジングサインの原因でもあります。

しかし、この培養表皮に紫外線を当てた後、ビタミンC(濃度1~2%)を塗布すると、

・細胞の生存率が高くなる
・DNAの損傷が減る
・活性酸素の産生が減る
・炎症を押さえる

このような作用があり日焼け後のケアにビタミンCがとても有用であることがわかります。

さらに、紫外線を当てる前にビタミンCを塗布すると、

・細胞の生存率は紫外線を当てないのと同じ程度
・DNAの損傷をほぼ抑制
・活性酸素の産生をほぼ抑制
・炎症をほぼ抑制

といった日焼け後のケアよりもさらに進んだ紫外線対策ができることがわかりました。

このことから、ビタミンCを紫外線が当たる前に塗っておくことは、その後の紫外線の影響を防ぐうえでも大変重要であることがわかります。

ビタミンCは紫外線ケアとしてアフターケアにもプレケアにも使え、特にプレケアとして使うとより効果的なのです。

また、事前に塗ったビタミンCが紫外線により酸化され、肌へ悪影響を与える可能性についても実験していますが、この条件では特に悪影響はみられず、プレケアとしてビタミンCを塗ることがより効果的であることがわかります。

今回、この実験ではアスコルビン酸Naを使用していますが、ビタミンC誘導体(アスコルビルリン酸Naやリン酸アスコルビルMgなど)であれば、紫外線で酸化されにくく、ビタミンC自身の酸化によるダメージの心配をより少なくすることができます。
さらに、イオン導入を行うことでより多くのビタミンCを肌の深くまで届け、長く肌にとどめることができます。

ビタミンCのイオン導入は、紫外線のプレケアはもちろんのこと、皮脂分泌の抑制などの力を持っているので、夏の化粧崩れ防止にもおすすめです。

そのうえでUVクリームなどの対策を行えば、取り込み済みのビタミンCとの相乗効果でより紫外線に対する力が発揮されます。

この夏は、UVケアに「ビタミンC誘導体のプレケア」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

引用文献:東京都健康長寿医療センター研究所「ヒト培養表皮におけるアスコルビン酸の経皮吸収および紫外線 UVB による細胞障害に対する予防、回復効果の検討」


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男性に多いUゾーンのニキビ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

前回、「Uゾーンはなぜニキビができやすいのか?」という記事を書きましたが、このニキビは男性にも当てはまる悩みでもあります。

男性は多くの方が、T字カミソリシェーバー電子シェーバーで髭の手入れをします。
ある程度の年齢になると、ほぼ毎日手入れをすることになるヒゲですが、どのような種類のお手入れ用機器であっても、「ヒゲを剃る刃物」であることに違いはありません。
また、どんなに高級なものであったとしてもヒゲとともに少なからず皮膚も傷つけてしまいます。

皮膚は継続的な刺激を受けたり傷がついたりすると、体を保護するために接触面となる角層が厚く硬くなっていきます。
女性の場合、Uゾーンの皮膚が厚く硬くなる原因は、紫外線や肌の乾燥によるものがほとんどですが、男性はひげそりや電子シェーバーによる刺激が大きな原因の一つになります。


角質が厚くなり硬くなると、毛穴には厚くなった角質が溜まっていき、出口の狭くなった毛穴は皮脂を排出できなくなります。
溜まった皮脂をニキビの原因菌といわれるアクネ菌が活性酸素(過酸化脂質)に変化させ、さらに細菌の餌となる遊離脂肪酸を作り出します。
酸化脂質は肌を継続的に刺激し続け、増えた細菌とともに炎症を起こし、最終的にニキビとなります。

さらに、ひげそりを行うと傷ついた肌から雑菌が入り込みやすくなり、肌の炎症が起こりやすくなります。雑菌はもともと肌に存在しているものですが、手や汚れたタオルにも多く存在しています。そして、意外に気が付かないのがカミソリやシェーバーです。

使い終わったカミソリやシェーバーは、ひげのクズや皮膚、皮脂といった菌にとって栄養となるものがついています。ひげそりをした後にそのまま置いておくと、その間に細菌はどんどん増えていきます。

さらに、お風呂場や洗面所などに置くことで、温度や湿度が高くさらに細菌の増える条件がそろってしまいます。

・使い捨てのものは使いまわししない。

・使用後はお風呂場に置かず、きちんと洗って水分を切って乾燥させる。

・電子シェーバーはこまめに手入れをして、クズなどをできるだけ残さない。
洗えるものは洗ってきちんと乾かす。

・シェービングクリームなどで肌との摩擦をできるだけ減らす

最近では、除菌のできるシェーバー等も出ていますので、そういったものを活用するのもお勧めです。

また、面倒でもひげそり後は一回洗顔をしてきれいなタオルで水分を取り、きちんと保湿をすることで、肌に残る細菌を減らし、乾燥により皮膚が厚くなることを防ぐことができます。

いつもはあまり気にしないひげそりのための機器ですが、大人ニキビの原因の一つでもありますので、Uゾーンの肌荒れや大人ニキビ、なかなか治らない吹き出物に悩んでいる方はもちろん、そうでない方もぜひ一度ひげそりやシェーバーの掃除をして清潔を保ち、シェービング後のケアを気にしてみてください。

ビタミンCは抗酸化作用で皮脂の酸化を防ぎ、過酸化脂質の発生を抑えます。
イオン導入することで毛穴の隅々までビタミンCを届けることができます。

 



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なぜ紫外線でシミが増えるのか??

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。
梅雨の晴れ間はすでに夏の日差しを感じるようになってきました。
これからの季節、やはり気になるのが「紫外線」です。

そもそも、肌に紫外線を受けるとなぜシミの原因になるのでしょうか。
じつはそれにも、最近よく出てくる「アイツ」の存在があります。
そう、「活性酸素」です。

紫外線が肌にあたると活性酸素が肌に発生します。

活性酸素によって刺激を受けた細胞は、メラニンを作る細胞であるメラノサイトを刺激する物質を作り出します。
刺激を受けたメラノサイトは、メラニンを作り出し肌の細胞(ケラチノサイト)へ送ります。
この作用によって、サングラスが目を守るように、肌が紫外線によるダメージを受けないようになっています。
このメラニンがなくなってしまうと、肌の細胞は直接紫外線の影響を受けることになり、肌を作り出す細胞が壊され、正しく分裂できない細胞によって肌の機能が正常でなくなるばかりでなく、皮膚がんなどの原因ともなります。

とはいえ、紫外線に過度に増えてしまうと、活性酸素も増えてしまいます。増えすぎてしまった活性酸素は、酸化を促して肌を痛めその部分に継続的な炎症を起こしメラニンの生成を刺激します。
そういった理由で必要のないメラニンが多く作られすぎてしまうと、ターンオーバーが遅くなり、長期間肌に不要なメラニンが残る原因にもなります。これがシミが消えない原因ひとつとなります。
また、過剰なメラニンの生成により、本来肌の浅い部分の細胞に向かって渡されるはずのメラニンが、行き場をのなくして深い部分の細胞に渡ってしまい、ターンオーバーされることなく延々と残ってしまう場合があります。
これも消えにくいシミの原因となっています。

紫外線は人にとって、ビタミンCの生成に必要であり、またシミの原因であるメラニンも、紫外線のデメリットから体を守るために重要な機能の一つです。

シミの原因となるメラニンを過剰に作らせないためには、まず、日傘や日焼け止めなどで肌にたくさんの紫外線を浴びないこと。
食事や肌ケアなどで体に抗酸化物質をきちんと取り込んでおくこと。
できてしまいそうなシミや、できてしまったシミには、早め早めに美白ケアを行うこと。
このような対策を行うことで、将来できるシミをグッと減らすことができるはずです。

本格的な夏を迎える前に、もう一度紫外線対策をチェックしてみてください。

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「SPF」と「PA」はナニが違う???

皆様こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

 

本州もそろそろ梅雨に入りそう・・・な時期ですが、晴れると

「ジリジリ」という夏の太陽の日差しを感じ始めました。

 

美容に気を使っていただいてる方は年中とは思いますが、特にこの時期

「日焼け止め」必要に感じますね。

 

ところで、日焼け止めにはその日焼け止めの性能を示す表記があります。

CMなどでこの時期頻繁に聞かれる「SPF○○」「PA△△」っていうアレです。

 

ご存知の方は多いと思いますが、せっかくなのでちょっとご案内です。

 

 

SPF[Sun Protection Factor]

 

「SPF」は紫外線の中でもB波(UVB)による紅紋(ヒリヒリする赤みを帯びた炎症)が、

現れるまでの時間がどのくらいであるかと言うことを表します。

たとえば、紫外線を受けて「10分」で紅紋が出る人は「SPF10」の日焼け止めを

使用した場合、同じ「10倍の紫外線」をあびた時に「同じ時間」で紅紋が現れ

始める。と言う意味です。

分かりやすく言えば受ける紫外線の量が同じ場合は、10分が10倍ですから、

「100分はUVBを防御できる」と言うことになります。

ただし、実際には時間によって性能は低下(成分の紫外線による劣化や汗などで

物理的な損失など)していきますので、必ずしも表示どおりの時間維持できる

わけではありません。

また、塗布する量にも左右されますのでこまめに塗りなおすことは必要です。

 

 

PA [Protection grade of UVA]

 

「PA」は紫外線のA波(UVA)を防ぐ能力を表す指標です。PAの分類は。皮膚の即時黒化

(日焼け後に肌が黒くなる現象)をどの程度防ぐことができるのかを表した「PPD値」が

元になっています。

「PPD値」は、先にお話したSPFの測定とほぼ同じですが、日本における「PPD値」を

元にした「PA」の表示は

 

PPD値

2~4未満 PA+ 効果がある

4~8未満 PA++ かなり効果がある

8以上 PA+++ 非常に効果がある

 

と、SPFに比べてかなり大雑把な感じがします。

使用方法や注意点についてはSPFと同じく、単純な持続時間でないことは注意が必要です。

 

 

また、SPF・PA値が高いものは比較的肌に負担のかかる「紫外線吸収剤」を利用している

商品も多いため、特に肌に敏感な方は使用時に肌荒れなどトラブルを起こさないかを

確認することをオススメします。

 

日焼けによるシミなどの肌のダメージは、できてしまった後の対策より、できてしまう

前の予防のほうが、簡単で効率的です。

日焼け止めの利用の他にも、ビタミンCなどの抗酸化物質を予防的に取り込むことでも

紫外線による活性酸素の発生を抑えることもできます。

ビタミンCは食べ物でとるのが基本になりますが、ビタミンC誘導体をイオン導入することで
より多く、より長くビタミンCの抗酸化効果を得ることができます。

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