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NMFとコラーゲンで潤う肌に

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
冬の空気に変わって、寒さも乾燥もさらに進み肌にはつらい時期となりました。

こんな乾燥する季節から肌を守る機能に「NMF」があります。

NMFは化粧品の説明などでもよく使われていますが、

Natural Moisturizing Factor

の略で、日本語では天然保湿因子や自然保湿成分などと書かれることもあります。
このNMFは名前の通り、肌にもともと存在する保湿機能のことを言います。

NMFはアミノ酸を中心に、PCA、乳酸、尿素などで作られています。
その役割は、水分を引き寄せ、抱え込んで角質の潤いを保つこと。

中でもNMFの半分を構成するアミノ酸はとても重要な成分で、不足すると肌は乾燥し硬くなり柔軟性を失います
赤ちゃんや子供の肌が「モチモチ」として水分をたっぷり含んでいるのは、NMFが豊富に存在するからです。

また、肌のバリア機能が乱れることで肌は敏感になり、炎症を起こしたり、シミなどの原因ともなります。
※構成する成分のなかで2番目に多いPCAも、アミノ酸から作られます。

このようにアミノ酸は、NMFをはじめとした肌が持つ基本的な保湿機能の一翼を担っており、欠かせない成分の一つとなっています。

肌をクリームなどで覆う保湿だけでなく、根本から肌に水分を蓄えるために、アミノ酸などのNMFは細胞間脂質のセラミドと共にとても重要なのです。

 


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なぜ冬の肌は敏感になるのか?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

季節が秋から冬へと進むにつれて、肌の荒れを感じる方はもちろん、特に肌の荒れを感じていなくても、肌が敏感になったと思うことはありませんか?

実は気のせいではなく、秋から冬の時期は、肌が敏感になる季節でもあります。
ではなぜ肌が敏感になるのでしょうか。

肌は急激な温度変化を受けたり、湿度が低く乾燥したりすると、本来持っている体を守るためのバリア機能が落ちてしまいます。

バリア機能が落ちると、刺激や細菌など様々な要因によって肌は目に見えないような傷がたくさんできてしまいます。

その傷を守るために、肌は角層を増やして厚くするためにどんどん細胞を作り出します。
しかし、本来のターンオーバーより早く作り出された角層の細胞は未成熟で、小さく、保水力やバリア機能も劣っています。

乾燥→肌のバリア機能低下→未熟な角質増加→肌のバリア機能低下・・・
乾燥する季節は、肌でこのような悪循環が繰り返されています。

結果としてバリア機能が弱くなった肌には、細菌や化学物質、化粧品の成分も普段より浸透しやすくなってしまいます。

そのため、普段刺激を感じない化粧品でもピリピリしてしまったり、炎症を起こしたりすることがあるのです。

また、未成熟な角質は塊となって肌表面に残りやすくなります。この時期、肌ざわりがザラザラ・ガサガサとして滑らかさや艶やかさがなくなったり、皮脂の少ない部分ではひどくなると白い粉を吹いたような状態になったりするのはこれも一つ理由です。

本来は、肌から出る天然の保湿クリームでもある皮脂により肌表面が保湿され、外部の乾燥から肌を守りバリア機能を正常に保ちますが、この季節は湿度が低くそれだけでは肌の保湿が足りません。

この対策としては、やはり保湿ケアを丁寧に行うこと。
油分のあるクリームで肌を覆うだけでなく、アミノ酸等の天然保湿因子(NMF)やセラミドを補い、肌自体にも水分を保持させるケアを目指しましょう。

肌が落ち着いてきたら、ピーリングで古い角質を取り、ターンオーバーを正常化させ肌本来のバリア機能を取り戻します。

角質に水分を与えカバーすることで、冬の乾燥や刺激に負けない肌を作りましょう。

 


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トラネキサム酸に新しい美容効果が?

こんにちは、スキンロジカルイノウエです。
先日、イノウエは横浜で開催されておりましたCITE(化粧品産業技術展)に行ってまいりました。

新型の安定型ビタミンCやフィチン酸と相性の良いアンチエイジング原料など、見る点の多い展示会でしたが、今回一番気になっていたのが「トラネキサム酸」の新しい知見についてでした。

従来、トラネキサム酸は「美白」特に「肝斑」に対して効果があり医薬部外品の成分として承認されています。
また、それ以外にも肌荒れや炎症にも効果があることが知られていました。

さらに、そのトラネキサム酸に今回「光老化」に対する改善効果があることが
実験によってわかったとの技術発表がありました。

最近はメジャーになってきた「光老化」名前の通り、紫外線・・・とくに波長の長いUVAにより、肌に存在する線維性のタンパク質であるコラーゲエラスチンいったハリを保つために必要な組織が破壊され、それによって肌表面には深いシワといった「老化現象」となって現れるものです

最近では、肌の老化現象のうち、80%が光老化によるものとされているくらい、エイジングケアにとって光老化は重要なキーワードの一つとなっています。

その「光老化」の対策としては、

・紫外線を必要以上に浴びない
・日焼け止めの使用
・日傘の使用
・抗酸化成分であるビタミンCやビタミンEなどでのケア

がありますが、その中に「トラネキサム酸」によるケアがプラスされるようになるかもしれません。

「トラネキサム酸」による「光老化」へのアプローチは壊されたコラーゲンエラスチンいった「線維細胞を修復する」ことにあります。
繊維細胞を修復することで、肌のシワを改善に導くことができるそうです。

さらに「トラネキサム酸」は、従来皮膚上部で美白の効果を発揮するといわれてきましたが、今回、肌の深部上層でも「メラニンの」抑制効果
認められたそうです。

「肝斑・美白・抗炎症」にプラスして新しく「光老化」に対する効果が期待できるようになった「トラネキサム酸」

ちなみに実験ではトラネキサム酸を2%濃度以下で行っており、一般的なトラネキサム酸配合の医薬部外品扱いの化粧品であれば効果は望めそうです

まだ皮膚モデルでの研究結果で臨床はこの先となりますが、さらに研究が進むことで、有用な「光老化」対策成分として、トラネキサム酸注目が集まる可能性があるかもしれません。

トラネキサム酸はイオン導入で

トラネキサム酸と肝斑


食べる = 肌になる ・・・ではない理由

こんにちは、スキンロジカルイノウエです

先日、
「お肌のためにコラーゲンを食べても直接肌になる
わけではない」
という話をしているテレビを見ました。

コラーゲンは、ご存知の通り肌の張りや潤いを保ち、
しわを目立たなくするアンチエイジングには
ピッタリな美肌成分です。

このコラーゲンは人を構成するタンパク質
30%にもなります。

実は、冒頭のお話はここがポイントなんです。

ご存知の方も多いと思いますが、コラーゲン
実はタンパク質がつながってできたものです。
タンパク質がつながって大きくなることで
独特の潤いや弾力を持つ成分になります。

食事やサプリメントなどでコラーゲンを食べると、
タンパク質へ分解され、さらに分解されて体内に
吸収できる小さなアミノ酸となって吸収されます。
つまり、この時点でコラーゲンはアミノ酸となり、
その特徴を失ってしまいます
結果として、肌に直接コラーゲンとして取り
込まれるわけではないのです。

さて、吸収されたアミノ酸は、血液によって
体の隅々に運ばれて、体の維持につかわれます。
この時に肌に運ばれたアミノ酸は、ビタミンCの
力によって一部がコラーゲンとなるので

テレビでは、
「コラーゲンはそのまま吸収されないが、
ビタミンCを同時に摂取することでコラーゲン
の生成を促す」
という話でした。

しかし、アミノ酸まで分解されたコラーゲンを
含め、多くの栄養素は優先的に生命の維持に
使われるといわれています。
つまり、一緒に摂取したビタミンCの力を
借りても必ず
「肌のコラーゲン」
として生まれ変わるわけではないのです。

では、直接肌に塗れば、コラーゲンの力を肌に
生かすことができるかというと、そう簡単に
いかないのです。

先にお話しした通り、コラーゲンはタンパク
質がつながってできた大きな分子です。
しかし大きなサイズの成分は、肌のバリア
機能によって跳ね返され、肌の一番欲しい
部分には送ることができません。

では、コラーゲンを肌に塗ることは全く意味が
ないのかというと、水分を伴った膜を作ることで
肌から水分の蒸発を防ぎ、乾燥から守ります
また、傷の修復を助けてきれいな肌に戻す力を
補助することができます

しかし、根本からの美肌やアンチエイジングを
求めるのであれば、コラーゲンをはじめとする
美肌成分を肌に直接取りこむのが近道です。

そこで、イオン導入です。
コラーゲンの元となるアミノ酸と、アミノ酸からの
コラーゲン生成を補助するビタミンCは、両方とも
イオン導入できる成分です。
直接イオン導入で肌に送り込むことができれば
最短で確実なケアともいえます。

スキンロジカルでは、自身も美肌成分であり
サポートも万能なビタミンCと、肌の材料でも
あるアミノ酸を無駄なく配合した化粧水
として、「アミノシーローション」をご用意
しております。
もちろん、イオン導入ができる処方で作られて
いるため、単純に肌につけるよりも、イオン
導入することでより効果が出やすくなります。

イオン導入器のブロードイオントライアルセット
には、この「アミノシーローション」が最初
からセットになっているため、初めてイオン導入
を試す方ももちろん、おすすめです。

 


コラーゲンとビタミンC

こんにちは、スキンロジカルイノウエです

関東は、成人式に狙ったように降る雨や雪もなく 比較的
穏やかな年末年始となりました。
その代わり、空気は乾燥して肌には優しくない 日が続いて
います

さて皆様は、
「ビタミンCはコラーゲンの産生を助けて、 内側から肌をサポート」
するという話を聞いたことがありますか?

美白や抗酸化に比べて、ビタミンCの持つ美容効果として
メジャーではありませんが、実はこの作用は生命の維持に
とってとても重要です。

「壊血病」という病気をご存知ですか?

古くは、ヨーロッパの国々が帆船で航海していた時代に、
長い期間船の 上で生活する船乗りに蔓延していた、死に
つながる怖い病気です。

実は、その原因が「ビタミンC」の不足

ヨーロッパから、アフリカ・インド・アメリカ大陸へ、
長距離を移動する手段は帆船しかない時代。
港に立ち寄らず、月単位の期間を船上で生活する船乗りの
食事は、現在と違い保存技術の無い当時、塩漬け・乾物が
ほとんど。
新鮮な野菜や果物をほとんど食べることができず、体の
維持に必要なビタミンCを摂取することができませんでした。

体に必要なビタミンCが不足すると、コラーゲンの約10%を
占める特有のアミノ酸「ヒドロキシプロリン」を体内で
合成することができなくなるため、コラーゲンにより維持
している皮膚や粘膜からの出血などの異常が発生します。
そうして、最終的に血管の壁が壊れてしまうなど生命器官の
維持ができなくなります

これが「壊血病」です。

実際、果物・野菜などを優先的に食べることができ、食事の
バランスが比較的とれていた提督などの上級職 には、あまり
壊血病が起こらなかったとも言われています。

現代においては、いつもの生活を続けていれば、ビタミンC
不足による壊血病の発症は非常にまれですが、

「ビタミンC」は、肌の張りに重要な
「コラーゲン」を構成する
「ヒドロキシプロリン」を作り出すために
「必要」であることがわかります

ビタミンCは野菜やサプリメントなどで経口摂取した場合、
生命の維持に必要な分が先に使用・蓄積されるため、末端
器官である肌へは、摂取する量に比べてごくわずかしか到達
しないと言われています。

美容のためのビタミンCは、肌から直接を取り込むことが
おススメ。
さらにビタミンC誘導体によるイオン導入は、家庭でも
効率的なケア を行うことができます。

目に見えにくく時間がかかりますが、根本的なケアとして、
ビタミンCイオン導入肌を健やかに保つ助けとなるはずです


ヒドロキシプロリン
の元であるアミノ酸「プロリン」
ビタミンC誘導体」を2種類配合したイオン導入化粧水
アミノシーローション