Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ
こんにちは、スキンロジカルの田中です。
現在、冬~春向けの商品を開発、試作中です。
今は、夏でお肌もどちらかというとべたつきいた状態。(本当は、梅雨くらいの湿度が肌には一番よいのです)どれでも、冬のしっとりと保湿をさせるクリームの良し悪しなど試さなくてはいけませんので、判断が難しいのです。
見た目、臭い、感触・・・定量的に機械などを使って数字で測ることよりも、“官能”といって人の感覚の判断によるもので判断するのはとても不安定なものです。
今回は、保湿クリームとローションの試作品ができましたので、実際使って1~2週間ほど肌の状態を観察します。
あれ?どちらともなんだか黄色いですね…?クリームは、少しにおいがします。
スキンロジカルの商品コンセプトは、「不要なものや肌に刺激のあるものはできるだけ省く」
「無着色、無香料」ってことだったハズですが。。。
この2つ、もちろん着色もしていなければ、香料も配合していません。
では、どうして黄色く見え、においもするのでしょうか??
それは、化粧品に配合されている原料が本来もっている、色やにおいなのです。
お料理の調味料と似たような感じでしょうか。
無色、無臭の原料もあれば、もともと色がついていて、臭いのある原料もあるのです。
それが、化粧品に反映されます。「原料臭」などと呼ばれています。
その色や、臭いが不快なものでなければ、そのまま使用されることが殆どですが
臭いが強い場合には、別にアロマ系の香料を添加して、原料臭を消したり
色の変化が見られるような場合は、はじめから着色料やカラメルなどで色をつけて
製造することもあります。