月別アーカイブ: 2023年3月

約3年ぶり!マスクなしの生活で気をつけること

Last Updated on 2023年3月22日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルです。

3/13よりマスクの着用が任意になり、約3年超ぶりにマスクを外して外出できるようになりました。

そこで本日は、久しぶりのマスクなし生活で気をつけたいことをお伝えします。

マスクなしの生活が当たり前だった頃から、常にマスクをつけている生活を経て、またマスクなしの当たり前に戻ったからこそ実感する内容です。ぜひこれから意識してみてください。

 

★日焼け止め・メイクを丁寧に

マスク生活のときは、顔が半分ほども隠れてしまうため、メイクとくにベースメイクがおざなりになっていた人が多いのではないでしょうか?

マスクをつけ始めた頃、そのメリットとして「日焼け止めに役立つ」とお伝えしたことがありますが本当にそのとおりで、日差しの強い時期もマスクを装着していたおかげで随分と紫外線を遮ることができ、シミやソバカス・肝斑などの原因メラニンの産生抑制になっていたばかりでなく、乾燥による小じわなどエイジングの予防の役割も果たしていたのがマスクでした。

そのマスクがなくなり、肌は紫外線にさらされることになりました。これまでマスクで守られ免疫がなくなっている顔の下半分の肌は、、紫外線の影響をうけやすくなっている可能性もあります。

これまでの、手抜きメイクや日焼け対策では足りません。3月になり日差しもどんどん強くなっていますので、しっかりと日焼け止めを塗りベークメイクをして肌を紫外線からカードしましょう。

手抜きメイクは お・し・ま・い デスヨ

 

★花粉症対策をしよう!

花粉をはじめとする、外界の有害な物質が体内に入ったり皮膚に付着するのも防いでいたマスク。マスクをしなくなれば、そういった物質から体を守ることも意識しなくてはいけません。

まずは花粉。マスクで防御できないときのベストな対策は、鼻孔周りにワセリンやクリームを塗ることです。中の粘膜にも塗るとさらにbetterです。

皮膚や粘膜を油分の膜で覆うことによって、花粉などの有害物質が皮膚細胞似直接触れるのを防ぎます。

なれないうちはちょっとテカテカが気になるかもしれませんが、とくに乾燥する日の外出時などに試してみてください。室内などでは一旦ティッシュオフして、クシャみが出やすいと感じたときなどに塗るようにすればテカテカにはさほど気になりません。

 

★肌の保湿。唇の保湿★

 

頬骨から下、マスクで覆っていた部分はこれまで以上に保湿ケアをしっかりと行いましょう。

マスクをしていたときは”蒸れ”などで悩んでいた肌も、今度は外気にさらされることで乾燥しやすくなります。粘膜である唇はさらに乾燥を実感します。

冬の乾燥の時期を過ぎたからといって油断しないように…。保湿効果のあるヒアルロン酸やセラミドなどが配合された乳液やクリームなどを塗って、肌の水分が蒸散しないようしっかりと保湿しましょう。

 

★リップメイクを忘れないで!★

マスクをしていたから、リップを塗っていなかった方も多いのではないでしょうか。そのくせで、ついついメイクの最後の仕上げリップを塗るのを忘れてします

ふっとショーウィンドーに写った鏡で自分の顔を見たら…とっても顔色が悪いことに気づくことになります。病人か…何歳が急に歳をとったように見えてしまいますよ。

顔に赤みを追加するような気持ちで、メイクの最後の仕上げ!リップを必ず塗りましょう。

 

こうやってマスクを外した後の注意ポイントを上げてみると、マスクをしていたことで手抜きしていたと同時に、コロナ以外にも紫外線や花粉、他人の目などから沢山守られていたのですね…。

これからは、しっかりと自分のケアで顔を体を守りながら3年ぶりの完全体の自分をたのしみましょう!

 

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着色料が重篤なアレルギーの原因に?

Last Updated on 2023年4月11日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

一歩一歩春に近づいている時期ですが、夜と昼の寒暖差や春の強風、花粉に黄砂と肌には負担がかかる時期でもあります。
基本のスキンケアをしっかりと行い、肌の不安定な時期を乗り切りましょう。


さて、先日テレビで「アレルギー」を題材にした番組を見ました。

その中でも興味深かったのが、「コチニール色素」によるアレルギーについてでした。
化粧品業界では注意喚起もあったことから、知っている方も多いかと思いますが、最近になってまた話題になることもあるので、今回はこのお話をさせていただきます。

「コチニール色素」赤色の色素(着色料)として一部を除く食品や化粧品・医薬部外品に使用されています。また、主色素の化合物(カルミン)は、食品以外の用途で使用されています。
この色素は南米のサボテンに生息する「エンジムシ」から抽出されて作られています。

日本では過去に安全性が問題となったことがある「タール色素」・・・いわゆる石炭や石油などから作られる〇色〇号といった有機合成色素に変わり、消費者の天然志向もあって天然色素といわれる「コチニール色素」が多く使われています。

しかし、この「コチニール色素」によって「急性アレルギー症状」いわゆる「アナフィラキシー」が出ることがわかり、2012年に消費者庁から注意喚起が出されました。

 


大元の消費者庁のサイトにわかりやすいページが無いため、
内閣府の食品安全委員会のページへリンクしています。
興味のある方はご覧ください。

内閣府食品安全委員会事務局 平成24年5月11日
コチニール色素に関する情報
https://www.fsc.go.jp/sonota/cochineal.pdf


このコチニール色素によるアレルギーには大きく3つの分類があります。

・喘息や鼻炎、結膜炎
・化粧品などによる接触皮膚炎
・経口摂取による症状

とくに、経口摂取は呼吸器症状蕁麻疹血管性浮腫など、多臓器に症状が及び、重篤なアナフィラキシー症状となることが報告されています。

そして、重篤なアナフィラキシー症例は女性に多くみられ、その原因として挙げられているのが化粧品に含まれるコチニール色素ということでした。

なぜ女性にこのような症例が多いのかというと、口紅・マスカラ・アイシャドーなどに含まれるコチニール色素に皮膚や唇が触れることでアレルギーの感作(特定のアレルギーの原因物質(=抗原・この場合はコチニール色素)に対し過敏状態になること)が起こり、その後にコチニール色素が添加された食品を経口摂取することで、アナフィラキシー症状を起こすと考えられているそうです。

とくにマスク生活が続き、最近はアイメイクが重視されています。
このアイメイクに使用する化粧品にコチニール色素が含まれていると、皮膚が薄く、乾燥しがちでバリア機能が弱い目の周辺や目蓋に感作による皮膚炎が現れ、そこからアレルギーが発現するパターンが増えているそうです。


写真はイメージです

これは2011年に「加水分解コムギ末」を使用した美容石けんによるアレルギーと同様です。


石けんの原料にアレルゲンとなった物質(グルパール19S・加水分解コムギ末)が含まれており、毎日の洗顔のたびアレルゲンが肌に触れることで、小麦に対し免疫細胞が感作し、その後、パンやパスタなどの小麦を使用した食べ物を摂取することで重篤なアレルギーを発症しました。



実際に今回のコチニール色素でアナフィラキシー症状を起こした方の多くが、食品でアレルギーを起こすにコチニール色素を使用した赤色系の化粧品で接触皮膚炎(かぶれなど)を起こしたことがあるというデータがありました。

コチニール色素はオレンジ赤紫色に変化させることができ、天然由来成分でありながら発色が良く安定性も高いため、今でも多くの化粧品や食品に使用されています。
最近ではアレルギーの元(アレルゲン)を抑えた「低アレルゲンコチニール色素」への切り替えが進んでいます。


写真はイメージです

コチニール色素によるアレルギーは一般的な食品アレルギーに比べて症例数も少ないですが、「食べる」以外の間接的な要因でも重篤なアレルギーが起こる可能性があることがわかります。
化粧品による皮膚炎などが継続的に起こるような場合は、その化粧品の使用を控え、早めに皮膚科やアレルギー科の病院で診察することが重篤化を防ぐポイントです。

また、接触性のアレルギーは肌が荒れていても起こりやすくなります。
日ごろのスキンケア・・・特に保湿は肌のバリア機能維持に大変重要なケアとなります。肌のバリア機能が健全であれば、アレルギーに限らずシミやシワなどの予防にもなります。そのため時期にかかわらず気を配るようにしてください。

 



なお、スキンロジカルシリーズはすべての商品に着色をしておりませんので、コチニール色素も使用しておりません。

市販の化粧品・・・とくに赤系のメークアップ化粧品を使用する際は、

・全成分表を確認する
・サンプルを使ってみる
・不明点は製造販売元に問い合わせる

また、

・心配な場合は使用を避ける

といった対策を行ってみてください。

そして万が一にも皮膚炎と疑わしい症状があった場合は、使用を中止して専門の病院に相談してみてください。


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夜の大山詣 

Last Updated on 2023年3月3日 by スキンロジカル スタッフ

 

こんにちは
スキンロジカル スタッフです。

もう1ヶ月も前となりますが
神奈川県の伊勢原市にある
大山阿夫利神社へ行ってきました。

こちらは都心からもアクセスもよく
相模国の霊山として多くの人が参拝に訪れる場所です。

大山は、別名「あめふり山」とも呼ばれ、
雨乞い信仰の中心地としても広く親しまれてきたそうです。

本社は山頂にあり、中腹に下社があり、
下社までは、ケーブルカーで行くことができます。
そこから1時間半ほど歩くと標高1251.7m頂上の本社があります。

ケーブルカーは通常の運行は17時までとなりますが、
1月の週末限定で夜間運転とライトアップのイベントが
開催されていました。


日暮れ前、17時頃に到着。
麓の駐車場からケーブルカー乗り場までは道は、
階段数382段の上り坂「こま参道」で向かいます。
歴史ある旅館や土産屋、食事処を眺めつつ15分ほど歩きます。


ケーブルカーはかなりの斜面を登ります。


日没前の車内からは
遠く相模湾まで景色が望めました。


急坂をどんどん登っていきます。


終点でおりるともう夕暮れです。
お休み処で名物の団子でお腹を満たします。

店を出たら日は落ち、あたりは真っ暗に。



ライトアップされた夜の神社は
昼とはまったく違いとても神秘的。


遠く麓に広がる街灯りがなんとも幻想的で
冬の澄んだ空気が、夜景を一層綺麗にしてくれます。

山頂は「かながわの景勝50選」の一つに選ばれ、
江ノ島、三浦半島、房総半島、都心の高層ビル群まで
見ることができるそうです。


夜景と夜の神社を堪能し帰路へ。

昨年は夏(8月)と、紅葉時期(11月)にも
ケーブルカーの夜間運行が実施されたそうなので
今年もあれば、ぜひまた訪れたいと思います。