都心の穴場?皇居東御苑

Last Updated on 2024年7月9日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

先日、上着が要らないくらいの暖かい陽気の日がありました。久しぶりに、屋外の空気を満喫したい!と思い「皇居東御苑」へ行って来ました。旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸があった場所で、現在の皇居の東側の一角となり、一般に開放されている公園です。皇居は、東京の、いや日本のど真ん中にあるのに、なかなか行きださなかった場所で、ようやく来ることができました。

入場は、3箇所の御門から入ることができます。この日は、竹橋の毎日新聞社の前にある平川門から入りました。

ドドーン!早くもすごい大きさに圧倒されます。

この門は、場内で罪人や死人が出た場合に、ここから出されていたので「不浄門」といわれていたそうです。

 

おりしも、梅が見ごろ。ここは梅林坂という梅の木がたくさんある場所です。梅の木にもいろんな種類があるんですね。桜と違って、こうやって枝に縦列に並んで花をつけるところが面白い。

そして、見えてきたのが天守台です。この上に天守閣がありましたが1657年に火災で焼失した後は再建されることはなく、石垣だけがすごい存在感で残っています。大きさがわかるでしょうか?

  

右の写真が、天守台1階あたりから、大手町付近を望む眺めです。昔は、ここから難なく海がみえたのでしょう。。。しばし、将軍の気分に浸る・・・ビジネス街と隣あわせとは思えない、閑静な場所です

天守台の下に広がる、広大な芝生の広場が本丸と呼ばれる場所のあったところ。ここに、大奥もあり、大勢の女性が詰めていました。煌びやかな場所だったのでしょうね。芝生は冬枯れしていますが、新緑の時期などは気持ちよさそうな場所です。

忠臣蔵の話が大好きな私としては、絶対に外せない!「松の廊下」。残念ながら跡としての石碑が残るのみ。近辺に松の木はありません(笑)。松の廊下は、襖に松の絵が描かれていたから「松の廊下」です。床は畳敷きで大変立派な廊下だったそうです。

現存する唯一の櫓「富士見櫓」です。土塀つくりだから、火災を逃れて残ったのですね。「富士見櫓」とありますが、富士山の方向とはちょっと違う方向にある気がしますが・・・天守の代わりに、将軍はここから品川あたりの花火を眺めたそうですが、天守の代わりといては小さ過ぎる3層の造りです。

 石垣の曲線が美しいお堀。

 

二の丸跡地にある復元された美しい日本庭園。

 

 旗本が詰めて警備に当っていた「百人番所」。

まるでパズル!見事に石を組み合わせて作られた石垣。

帰りは、東京駅側の大手門から退出しました。江戸城の正門にあたることろです。

とてもとても広い「皇居東御苑」。昭和天皇の御発意で、たくさんの植物も植えられており、緑が豊かな美しい場所でした。こんなところが東京の中心にあるなんて、そして「入場はタダ!!(無料!!!!)」、本当に有難いです。季節ごとに来てもまた違う景色や雰囲気が楽しめそうです。

本丸跡地の芝生に寝転がって、江戸城が描かれた歴史小説を読むのも一興かもしれません。

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