故障の原因・電池の液漏れ

Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

前回、ブロードイオンの電池のお話をしましたが、今回は使用上の注意のお話です。

ご存知の通り、ブロードイオンは毎日ご利用いただいても問題なく利用できるイオン導入に適した電流と波形を出力するように設計されています。

しかし、妊娠中や肌の状態によってしばらく使用しない期間がある場合、保管の前に外装の汚れをウェットティッシュなどで拭いていただくのと合わせて電池を抜いておくことで、保管中の故障を防ぐこともできます。

長期間放置した電池は、内部のさびや劣化によりしばしば液漏れを起こします。

また液漏れは、さびなどの原因のほかにも、過放電放置が原因で起こることもあります。

過放電放置とは、電池を使い切った後にそのまま機器の中に電池を入れた状態にすることで起きやすくなります。

電池は、内部で化学反応によって電気を作り出しますが、その際にガスが発生します。
通常発生したガスは、電池の内部で蓄えられますが、機器が使えない程度まで消耗し、電気が作り出せなくなった後も、取り出さずに 放置しておくと、電池内部でガスが異常に溜まってしまい、破裂を防ぐ安全弁の穴からガスとともに中の液体が噴き出して 液漏れします。

液漏れを起こした場合は、防水性の手袋をして液体をティッシュなどでふき取った後、ウェットティッシュなどで何度かふき取ることで問題なく使用できる場合もありますが、長期に放置した場合などは、サビや本体内部への液の侵入により、機器自体の故障の原因となる場合もあります。

電池に含まれる液体はアルカリ電池の場合、アルカリ性が強いため、素手で触らず必ず手袋などをして目などに入らないように注意して作業する必要があります。

マンガン電池の場合もアルカリ電池の液体より危険性は少ないですが、弱酸性の溶液であるのでこちらも取り扱いに注意する必要があります。
いずれの場合も、手などについた場合は多量の水で洗い流し、異常を感じるときはお医者さんに相談してください。

やむを得ず長期保管する場合や、電池がなくなった場合は、速やかに機器から電池を外して保管することが、故障を防ぐ対策のひとつです

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