Last Updated on 2024年5月23日 by スキンロジカル スタッフ
こんにちは、スキンロジカルの田中です。
夏はあっという間に終わってしまいましたね。
そして、気候がよくて色々なことが活発にできる?秋がやってきました!
食欲の秋 とか
読書の秋 とか
芸術の秋 とか
いろいろな表現がされる季節です。
首都圏に住んでいる方も、それ以外から上京される方も
都心で日中に訪れる場所って意外にないと思いませんか?
ショッピングであれば銀座とか、観光であればスカイツリーとか
そういうスポットはありますけど、人が多くてゴチャゴチャした場所は・・・避けたいな
という気分の時もありますよね。
そんな時、「芸術の秋」ですから、美術館や博物館は室内で冷暖房も効いていて快適だし
大抵アクセスのよい場所にあるし、ゆっくり芸術に浸れる・・・ハズなんですが。
都心だと、そうはいかないんですよね。
平日でも、観光客やお年寄りの方などが沢山いらっしゃいますし、
休日の特別展なんて、動物園のパンダ舎状態ですよね。人の頭ばかりでよく見えないし、ゆっくり鑑賞して芸術に浸るなんてできたもんじゃありません。
でも、探せばあるんです。悠々自適に鑑賞できるところが。
都心ど真ん中、外苑前の「絵画館」です。
東京に長く住んでいて、外からは近くから遠くからと何度となく眺めていたのに、先日初めて入館しましたよ。
建物は、ご存じこの立派な外観。竣工が大正15年(1926年)だそうですから、もう90年も前の建築物なんですね。現在でも、威風堂々と神宮の森に鎮座しています。
訪れた日は、休日の昼間でしたが、在館者は十数人??くらいしかいませんでした。けれども、やはり、ここにも外国人の観光客の方がいます。
こちらは、「聖徳記念絵画館」の名のとおり、絵画のみ展示されていて
その絵画も、明治天皇の生涯を描いた絵画だけが年代順に展示されています。
幕末のご生誕から、明治維新、大政奉還や日露戦争などを経て崩御までのご生涯が巨大な数十枚の絵画で紹介されています。
この時代の歴史に興味のない方は、チンプンカンプンかもしれません。私は、近代日本の歩みがとてもわかりやすくて、とても見ごたえがありました。
館内は、写真撮影禁止ですので写真は外観のみとなりました。
この辺りは、都心にあっても緑が豊かな稀有な地域だと思います。オリンピックを見据えて色々な建設が始まっていますが、神宮の森の緑は大切に残してもらいたいと思います。
そして青山通りから絵画館に向かって延びる通称「いちょう並木」の景色も、都心の秋の風物詩ともいえます。見頃は、11月後半くらいでしょうか?もう少し先ですが、この秋はいちょう並木を通って絵画館へ訪れてみてはいかがでしょう?