保湿クリームでモロモロが出ることが・・・

Last Updated on 2022年12月2日 by スキンロジカル スタッフ

スキンロジカルイノウエです

東京は、長かった冬の寒さもひと段落。
フキノトウも見かけるようになって春が近づいていると感じます。

さて、当店のイオン導入用ローション等でイオン導入をした後に、保湿クリームやUVクリームなど、ジェルやクリーム状のケアアイテムを使用したときに、ポロポロとしたモロモロ(固まったアカのようなもの)が出たことがありますか?

このモロモロができる原因の一つは「ミネラル」にあります。

スキンロジカルのイオン導入ローションなどに含まれている美肌成分のビタミンCは、ビタミンC誘導体(プロビタミンC)と呼ばれるビタミンCに別の成分を結合させたものです。

ビタミンCの不安定な部分に、別の成分を結合させることで、ピュアなビタミン安定性と浸透性を高めることができます。

この、「ビタミンCに結合させている成分」がミネラル成分である「マグネシウム(Mg)」「ナトリウム(Na)」です。

 配合されているプロビタミンC(ビタミンC誘導体)
 リン酸アスコルビルMg
 アスコルビルリン酸Na

高濃度にビタミンC誘導体を配合した、当店のローションは、当然ミネラル成分も多くなってしまいます。
このため、ビタミンC配合のイオン導入アイテムを使用した後にクリームなどをすぐに塗ってしまうと、このミネラルに反応した保湿アイテムの配合成分がモロモロとなって現れることがあります。

こうなってしまう場合は、

・イオン導入後に少し時間をおいて保湿クリーム
 などをつける。

・こすらず手のひらから肌へクリームを乗せる ようにつける。

モロモロが出ることによって肌へ悪影響はありませんが気になる場合はこのような点を気を付けて使用してみてください。

また、これとは別にファンデーション等を使用する際にモロモロが出ることがあります。これは、下地に使用するがクリームやオールインワンゲル等の基材にシリコーン(ジメチコン等)が使用されている場合に起こりやすい現象です。

これは、主に粉っぽいファンデーションなどのメイクアイテムに、肌の水分を奪われることが原因の一つです。
この場合は、ベースとなる肌にしっかり水分を与え、保湿アイテムで保湿をし、なじんだ後こすらず重ねるようにファンデーションを付けることで抑えることができることがあります。

その他にも、ジェルタイプの化粧品に使われるカルボマーとシリコーンも相性が悪いものが多く、ポロポロした垢のようなものが出ることがあります。

また、どうしても下地との相性が悪くてダメな場合は、保湿アイテムにシリコーン不使用や使用量の少ないものに変えてみたり、メイクアイテムを化粧水・保湿成分配合タイプやリキッドタイプにしてみたりするのもおすすめです。

「モロモロ」

が気になったら

「次のアイテムを使うまでの時間を空けてみる」

のがポイントです。

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