月別アーカイブ: 2018年10月

乳酸菌で美肌作り?

Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは。
スキンロジカル スタッフのフジです。

美肌のために欠かせないのは、
日々のお手入れに始まり、
体に良い食事と規則正しい生活。

毎日の積み重ねが大切ということは
ご存知の通りです。

そんな中、「乳酸菌」が美肌作りの
助けになると言われています。

ヨーグルトやチーズ、手軽なところはヤクルトやサプリメントなどから
体に取り入れることができる乳酸菌。

「腸に良い」「お通じがよくなる」というイメージがあると思います。

乳酸菌の主たる効果として「免疫力の向上」があります。

これは、乳酸菌が作り出すESP(多糖体)が
免疫機能を上げるNK細胞というものを活性化させる働きがあります。
NK細胞は、ウイルスに感染した異常のある細胞を攻撃してくれるのが特徴です。
免疫力が上がることで、ウィルスから体を守り、風邪などの感染を防ぎます。

もうひとつは、「腸内環境を整える」働きです。

人の腸内には多種多様の細菌が無数も生息していて、
その細菌には、
・体に良い働きをする「善玉菌」、
・体に悪い働きをする「悪玉菌」、
・普段はおとなしく、悪玉菌が増えると悪い働きをする「日和見菌」
が存在しています。

乳酸菌はこの「善玉菌」のひとつで、
腸内に増えることで、腸内菌のバランスが良くなり
悪玉菌の増殖を抑えて腸内腐敗を防いだりする役割を持ちます。

健康を保つには善玉菌を優位な状態に保つことが
大切なので、「腸内環境を整った」状態というのは
とても大事なことなんです。

そしてこの「腸内環境を整った」状態というのが
美しい肌作りにもつながります

ある研究によると、乳酸菌を摂ることで
肌の乾燥が抑制され、水分量が維持されるという
結果もでているようです。
さらには、は角質細胞の形態が整った形に改善されたとの結果も。

内臓の衰えは肌の衰えと密接に関係しているので
体内の健康が、直接肌に影響を与えるというのは自然なことですね。

美肌を作りに大切なことは、
なによりも健康な体があってこそかもしれません。

 

 

トラネキサム酸イオン導入化粧水の発売秘話

Last Updated on 2023年7月28日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

今回は、当社の商品「TAパウダー」「トラネキサム酸パウダー」の発売に至るお話をしたいと思います。

発売から、すでに1年を経過しましたこの2商品ですが、どちらも種別は“化粧品原料”としている、成分そのものの粉末です。

なぜ、他のイオン導入化粧水のように“液体”の化粧品をして商品化していないのか?皆さんも不思議に思われていることでしょう。

*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*∴*

トラネキサム酸については、かなり以前よりお客様からお問い合わせや要望をいただいておりましした。

「トラネキサム酸のイオン導入液はないのですか?」

「貴社の製品力なら、きっとイオン導入液をつくれるはずですから期待しています」

美白の効果が高く、その中でも特に“肝斑”と呼ばれる独特のシミに効果が高いとして、まずは服用薬からその名が有名になった成分のトラネキサム酸ですが、美容通の方はすでにトラネキサム酸がイオン導入可能な成分ということをご存じでしたので、このようなお問い合わせを沢山頂戴していたのです。

そこで、当社も新たなイオン導入化粧水としてトラネキサム酸を配合した化粧水を製造したいと考えていました。

 

☆ 医薬部外品という制約 ☆

ところが、現在の化粧品の製造販売に関する法律“薬事法”では、トラネキサム酸を配合した化粧品にはいくつかの決まりがあります。

トラネキサム酸配合の化粧品は「医薬部外品」扱いとなるということです。

「医薬部外品」を製造するには、その企業が化粧品の製造とは別に医薬部外品の製造の許可が必要です。また「医薬部外品」は、その商品の効果の検証を証明しなければなりません。

 (当社は、東京都の「化粧品製造業」と「化粧品製造販売業」の許可を受けています)

この二つをクリアにするためには、莫大な費用もかかります。ですから「医薬部外品」扱いの化粧品には、「医薬部外品」の認定をとるために要した経費が商品価格に反映されているということでもあります。

また、「医薬部外品」では一定の成分に対して配合する濃度が決められています。

〇%入れなければいけない

ということです。

トラネキサム酸の場合はこれが2%ですので、市場で販売されているトラネキサム酸配合の化粧品は、トラネキサム酸を2%配合しているということです。

 

☆ トラネキサム酸原料との出会い ☆

医薬部外品以外で、トラネキサム酸配合のイオン導入できる化粧品をなんとかお客様へ提供できないか・・・?このように考えていたところ、「トラネキサム酸」そのものへたどり着きました。

原料としての「トラネキサム酸」は、白くサラサラとした粉末です。そして、“水に溶けやすい”という特徴があります。

原料を製造している会社によると、皮膚科や美容クリニックなどでは、この「トラネキサム酸」の粉末を院内で溶液にしたり、クリームに混ぜるなどして処方し、患者さんへ提供しているとのことでした。病院では、処方となりますから「医薬部外品」の製造許可がなくても販売が出来る訳で、その濃度も自由に調整することが可能なわけです。

 

☆ 使う方自身に精製していただく ☆

なるほど!と思いました。

原料としての「トラネキサム酸」粉末は、まだ化粧品というカテゴリーにはありませんから、当社で販売することに何ら問題はありません。

また、“水に溶けやすい”という特徴がありますから、家庭でも簡単に溶液にすることができます。

そこで、原料の粉を購入していただき、ご自分で水に溶かして化粧水を作って頂く、

手作り化粧水としての販売をすることになりました。

 

☆ 手作りの嬉しい副産物 ☆

このようにして誕生した、原料を水に溶かして自分で作るという珍しい「手作り化粧水」ですが

蓋をあけてみると、通常の溶液タイプの化粧水にはない嬉しい副産物がありました。

 

♪ 新鮮!・・・だから、防腐剤等の添加物は一切なし

使う分だけ、必要な時に少量ずつつくるため、長期間保管することがありません。そのため、品質の変化を防ぐため防腐剤や酸化防止のための成分などを配合する必要がなく、溶液は純粋に「トラネキサム酸」という肌に与えたい成分だけが配合されたものです。市販の化粧水では、まずこのようなものはあり得ません。(水以外に化粧水などに溶かした場合はこの限りではありません)

♪ 自分で濃度調整が可能

医薬部外化粧品でのトラネキサム酸濃度は、約2%と決められていますが、手作り化粧水の場合は、自分で自由に濃度を調整することができます。

推奨の作り方(1gを20mLで溶かす)で精製すると、約5%の濃度になります。この5%という濃度は、皮膚科や美容クリニックなどで処方されているものと同様です。濃度は高ければ高いほど効果も大きくはなりますが、一方で刺激も強くなり肌が赤くなるなどしますので、5%くらいが刺激のない範囲で最大限に効果が発揮できる濃度と考えられています。

この5%濃度を目安として、自分の肌の状態に合わせて濃度を調整することができるのは、手作り化粧品ならではです。

 

☆ 手に入りにくい、濃度と純度が高い化粧水をお手軽に ☆

現在、5%の高濃度のトラネキサム酸配合化粧品を入手するとしたら、病院で処方してもらうしかありません。その場合は、診察を受ける時間もお金も理由も必要です。

スキンロジカルでは、化粧品原料としてパウダータイプの商品で販売することによって、いつでも気軽にお求めいだだき、ご自分に合った使い方で使っていただくことができるようにしました。

溶かし方も、推奨の方法と溶剤(溶かす液)の種類に気を付けて頂く点はありますが※、ご自分で最適な方法を見つけて頂くと、オリジナルの化粧水として美しい肌へ導いていくれるベストアイテムになることは間違いありません。

 

※【TAパウダー】は、APPS(ビタミンC誘導体)がトラネキサム酸とともに配合されているため、ほかの種類のビタミンC誘導体(APS・APM)配合の化粧水(アミノシーローション、VCローション、PCローションなど)には溶けにくいので、これらは溶液として使用しないでください。

 

※【トラネキサム酸パウダー】は、水に溶かすと弱アルカリ性となります。弱酸性の【スキンロジカル リファインローション】に溶かすと、中性となりイオン導入の効果がかなり弱くなりますので、溶液に【スキンロジカル リファインローション】を使うことは避けてください。【トラネキサム酸パウダー】は、トラネキサム酸が水に溶けやすいため、振って攪拌することができます。

 

※【TAパウダー】も弱アルカリ性ですが、APPSが一緒に配合されているぶんアルカリ度が高いため、弱酸性の【スキンロジカル リファインローション】に溶かしても中性にはならず、弱アルカリ性を保つことができます。そこで【スキンロジカル リファインローション】に溶かした場合でも(-)でイオン導入することができます。

 

トラネキサム酸を配合した商品

 

トラネキサム酸とAPPSを配合した原料パウダー

トラネキサム酸だけの原料パウダー

 

トラネキサム酸パウダーのお得な大容量タイプ

食べる = 肌になる ・・・ではない理由

Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

先日、
「お肌のためにコラーゲンを食べても直接肌になるわけではない」
という話をしているテレビを見ました。

コラーゲンは、ご存知の通り肌の張りや潤いを保ち、しわを目立たなくするアンチエイジングにはピッタリな美肌成分です。

このコラーゲンは人を構成するタンパク質30%にもなります。

実は、冒頭のお話はここがポイントなんです。

ご存知の方も多いと思いますが、コラーゲンは実はタンパク質がつながってできたものです。
タンパク質がつながって大きくなることで独特の潤いや弾力を持つ成分になります。

食事やサプリメントなどでコラーゲンを食べると、タンパク質へ分解され、さらに分解されて体内に吸収できる小さなアミノ酸となって吸収されます。
つまり、この時点でコラーゲンはアミノ酸となり、その特徴を失ってしまいます
結果として、肌に直接コラーゲンとして取り込まれるわけではないのです。

さて、吸収されたアミノ酸は、血液によって体の隅々に運ばれて、体の維持につかわれます。
この時に肌に運ばれたアミノ酸は、ビタミンCの力によって一部がコラーゲンとなるのでテレビでは、

「コラーゲンはそのまま吸収されないが、ビタミンCを同時に摂取することでコラーゲンの生成を促す」

という話でした。

しかし、アミノ酸まで分解されたコラーゲンを含め、多くの栄養素は優先的に生命の維持に使われるといわれています。
つまり、一緒に摂取したビタミンCの力を借りても必ず
「肌のコラーゲン」
として生まれ変わるわけではないのです。

では、直接肌に塗れば、コラーゲンの力を肌に生かすことができるかというと、そう簡単にいかないのです。

先にお話しした通り、コラーゲンはタンパク質がつながってできた大きな分子です。
しかし大きなサイズの成分は、肌のバリア機能によって跳ね返され、肌の一番欲しい
部分には送ることができません。

では、コラーゲンを肌に塗ることは全く意味がないのかというと、水分を伴った膜を作ることで肌から水分の蒸発を防ぎ、乾燥から守ります
また、傷の修復を助けてきれいな肌に戻す力を補助することができます

しかし、根本からの美肌やアンチエイジングを求めるのであれば、コラーゲンをはじめとする美肌成分を肌に直接取りこむのが近道です。

そこで、イオン導入です。
コラーゲンの元となるアミノ酸と、アミノ酸からのコラーゲン生成を補助するビタミンCは、両方ともイオン導入できる成分です。
直接イオン導入で肌に送り込むことができれば最短で確実なケアともいえます。

スキンロジカルでは、自身も美肌成分でありサポートも万能なビタミンCと、肌の材料でもあるアミノ酸を無駄なく配合した化粧水として、「アミノシーローション」をご用意しております。
もちろん、イオン導入ができる処方で作られているため、単純に肌につけるよりも、イオン導入することでより効果が出やすくなります。

イオン導入器のブロードイオントライアルセット
には、この「アミノシーローション」が最初
からセットになっているため、初めてイオン導入
を試す方ももちろん、おすすめです。

 

10月ピックアップアイテム

Last Updated on 2024年6月28日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは。
スキンロジカル スタッフのフジです。

秋が一層深くなる10月にはいり
朝晩冷える日も増えてきました。
肌環境が大きく変化する、これから。
スキンケアも力を入れていきましょう。

スキンロジカルでは10月のピップアップアイテムとして
ビタミンCエチル配合のうるおい保湿乳液
「スキンロジカル クリアCエマルジョン」が
10月31日まで「送料690円」が「0円」となる送料無料キャンペーンを開催します。

配合成分「ビタミンCエチル」が
「即効性」「浸透力の高さ」「持続性」といった特徴を持ち、
ビタミンCの効果を肌へ与えてくれます。

肌にさらっとなじみ、べたつきのない感触で、
ホワイトケアをしながら炎症を予防し、肌のうるおいを守る保湿乳液です。

夏の紫外線を浴びた肌内は水分が減少し、メラニンの産生が活性化し
思った以上のダメージを受けています。

そんな肌に、メラニンの産生を抑制する「ビタミンC」を補給し、
潤いを取り戻す「クリアCエマルジョン」をおすすめします。