Last Updated on 2024年5月23日 by スキンロジカル スタッフ
こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
前回「ビタミンCは活性酸素を無力化する」お話をしましたが、
では、
「活性酸素」
は、肌に対してどんな影響を与えているのでしょうか。
もともと活性酸素は、高い攻撃性を持った物質です。
ではなぜそのような物質が体内に存在するのかというと、外部からの細菌ウイルスなどを排除するために使われているという話もあります。
活性酸素は呼吸による酸素の取り込みにより作られますがそのほかにも、紫外線による日焼け、ストレス、喫煙などでも生成されるといわれています。
体内の安全を守る「活性酸素」ですが、その量が多くなると持ち前の攻撃力で、体にダメージを与えることがあります。
「活性酸素による肌トラブル」もその一部です。
・肌を刺激して、炎症を起こしシミを起こす
・肌の線維芽細胞を破壊しターンオーバーを狂わせる
・コラーゲンにダメージを与え、肌の柔軟性を損なわせる
などなど、数々の原因の元となっています。
活性酸素は体内作られるものですから、逆に活性酸素を抑え、体をダメージから守る成分も作られます。
しかし、多すぎる刺激や加齢によって活性酸素のほうが強くなってしまいます。
そんな時には、まず刺激を受ける原因を少なくして活性酸素を
「作らせない」
そしてできてしまった活性酸素は抗酸化物質で
「働かせない」
ことが重要です。
そして、「働かせない」成分の一つとして、前回お話しした活性酸素を無力化できる「ビタミンC」があります。
体内の活性酸素には、ビタミンCを含んだ食材をバランスよく食事に組み込んだり、サプリメントで補うことで対応し、肌には直接「ビタミンC」を取り込むとより効果的に肌へのビタミン補給ができます。
ビタミンCはビタミンC誘導体にすることで、効率よく効果的に肌に取り込むことができます。
また、一部のビタミンC誘導体は、イオン導入することでさらに効率よく肌にビタミンCを送り込むことができます。
肌の活性酸素が気になったら、ぜひ試してみてください。