Last Updated on 2021年9月17日 by スキンロジカル スタッフ
コロナ架でのマスク生活がスタンダードになりましたが
秋を迎え、ようやくマスクの暑苦しさが和らぐようになりました。
秋冬はマスクは顔の防寒具にもなり
外でつけるのにあまり不満はないのですが
眼鏡着用者にとって、秋冬の寒さの中でつけるマスクは
ひとつ悩ませる問題がでてきます。
それは眼鏡とマスクを一緒に着けた際に起こる
「くもり」問題です。
この眼鏡の「くもり」はいくつか原因があるのですが
その多くが呼吸した息がマスクから漏れ
メガネを曇らせることではないでしょうか。
これは、マスクと顔の隙間から、もれた水蒸気を含んだ暖かい呼気が、
冷たいレンズにあたり、急激に冷やされ、
それが、メガネの表面に水滴となって付着する「結露」が
原因となってレンズのくもりが起こっていまします。
寒い外から温かい室内に入った時にメガネが曇るのも、この温度差が理由です。
では、この「くもり」問題、調べるといろいろ対策がありますが
果たして何か効果的なんでしょうか?いろいろ試してみました。
対策1.「マスクの上辺を折る」
⇒効果×
マスクの上辺を折り曲げることで吐く息を塞き止め、
呼気が漏れないことで眼鏡のくもりを防止します。
試した結果、あまり効果なく眼鏡はしっかり曇りました。
折り曲げることで、かえってマスクと顔との隙間ができ
息の漏れも大きくなったような気もします。
これは人により効果ありなしが分かれるので、顔の形や鼻の高さ、
メガネの形状などで効果は違ってきそうです。
対策2.「マスク内側にティッシュを挟む」
⇒効果△
マスクの内側に折りたたんだりテッシュを挟むことで
息が上部から漏れにくくする方法です。
挟んでつけた直後は良いのですが、テッシュずれて息が漏れ出します。
また、テッシュ事態に通気性があまりなく息苦しさもでてきます。
対策1もそうですが、もともとのマスクのつけ心地が大きく変わるので
そちらが不快さが気になる結果に。
対策.3 「眼鏡用マスクを着ける」
⇒効果○
マスク上部につけられたパッドやフィルターで、顔との隙間をできにくくつくられたマスクです。
最初から加工されているので、そのまま付けるだけで対策が可能な便利アイテム。
顔との隙間をしっかり埋められていて、普通のマスクに比べ息ももれにくく
効果もわかりやすいです。
そして、マスクに何か手を加えることがないので、煩わしさや面倒くささもないのが良いです。
もちろん着け心地もGOOD。
マイナスは値段が通常マスクより高い点でしょうか。
対策.4 「くもり防止をしたメガネを着ける」
⇒効果◎
マスクでなく眼鏡側での対策です。
眼鏡レンズに加工をすることでくもりを低減することができます。
くもり止め加工をした眼鏡をもっていますが、
びっくりする位の効果があります。普通の眼鏡レンズと比べると効果が絶大です。
マイナス面は加工のコストと、経年でどのくらい効果が持つかですかね。
対策.5 「くもり防止グッズを使う」
⇒効果△
シート、クロスからスプレーやジェルタイプのものまでくもり防止グッズは
豊富に販売されています。この一年ですごい増えた気がします。
実際にクロスタイプものしか使ったことはないのですが、
くもり止めの持続性があまりなく、1日に数回ふきふきする手間がやはりネックになり
面倒さが強くなりました。
またコスト面も気になってきます。
以上から、
個人的おすすめは、コストを気にしないなら
「眼鏡レンズにくもり止め防止加工」かなと思います。
最初に払う費用はけっこうかかりますが、長期的にみると
一番効果もあり、煩わしさもなくなり、加工して良かったなと思いました。
手間暇を惜しまない方なら「くもり止めシートやクロス」で
定期的にふきふきするのも良いのかもしれません。
そして私には合いませんでしたが、
「マスクを折って着ける」や「テッシュを挟む」も
人によっては殆どコストもかけずに十分対策がてきるのかもしれません。
これから気温がどんどん低くなっていきます。
眼鏡マスクさんを悩ます「くもり」対策、
みなさんも色々試してベストな方法を見つけてみてください。