日別アーカイブ: 2015年12月11日

インフルエンザの予防接種

こんにちは、スキンロジカルイノウエです
天気がよければ、陽の入る窓際はぽかぽかで暖かいですが、
夜になると一気に気温が下がって底冷えするような季節に
なりました。
11月末イノウエは、毎年恒例のインフルエンザの予防接種に
行ってきたのですが、今年から、予防接種に含まれる
ワクチンの種類が以前の3種類から4種類に増え、接種にかかる
費用も昨年に比べて500円程度高くなっているようです
この予防接種にかかる費用は自己負担で、国民健康保険などの
保険が適用されませんし、医療費控除も受けられません。
(高齢者等一部の対象者は、別途補助金が出る自治体もあります)
とはいえ、かかってしまうとつらいですし、人にうつしたりと
いったことを考えると、転ばぬ先の杖で毎年受けるようにして
います。
ところで、予防接種をするとなぜ病気にかかっても軽い症状で
済むのか皆さまご存知でしょうか
実は、予防接種で体内に注射するものは病気に対抗する薬では
なく、予防したい病気の病原体そのものなんです
しかし、病原体をそのまま体内に入れてしまえば、当然予防する
はずの病気そのものにかかってしまいます
では、なぜ病原体を体内に入れても病気にならないのでしょうか?
それは、体内に入れる病原体は生きている元気な病原体そのもの
ではなく、できる限り弱めたものや、不活性化(病原体として
働かないように処置されたもの)したもの、または毒性を取って
しまったものだからです。これがワクチンの正体です。
しかし、そういった毒性の無い病原体を体内に入れることで、
なぜ予防できるのかというと、たとえ毒性の無い病原体であった
としても、一部の免疫グロブリンというタンパク質が、それを
異物(抗原)として認識して、その病原体に合った抗体を作り出す
ことができる為です。
抗体は病原体一つ一つに対して結合する性質を持っています。
結合した抗体は、体内の白血球の一種であるマクロファージ(基底
層のシミを取り込むことでも知られています)などの貧食細胞を
活性化させ、取り込まれて分解されることで最終的に体に対して
害のない物質に変換されます。
ワクチンによって、体内に侵入する病原体に合った抗体が事前に
作られ多く存在していることで、速やかに結合し無害化して症状が
重篤化することを防ぐことができるのです
予防に大変有効な抗体ですが、この抗体が有効に働き始めるまで
約2週間かかります。
例年、インフルエンザのピークは12月頃からですのでできるだけ
早く接種することが有効だそうです。
健康に気をつけて、よい年末年始をすごしたいですね