旧前田家本邸 洋館

Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

さて、前回の鳩山邸、明治生命館に続く、TOKYO建物探訪シリーズ?です。

今回は、目黒区駒場にあります、「旧前田家本邸 洋館」へ行ってまいりました。

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旧加賀百万石前田家の16代当主前田侯爵家の邸宅として昭和初期に建てられた建築物です。

第二次大戦後は、一時アメリカ軍に接収された時期もありましたが、現在は東京都の所有となり一般公開されています。なんと、入館は無料! 建物内には、カフェもあります。

残念ながら、H28年7月~H30年9月末(予定)まで、約3年間も保存整備のために休館となってしまうため、6月末に慌てて訪れた次第です。

建築様式は、チューダー様式といって「イギリス後期のゴシック様式を簡略化したもので、玄関ポーチの扁平アーチにその特徴」だそうです。外壁は、タイル貼りで本当にイギリスの邸宅そのもののよう。そして、広い駒沢公園そのものが邸宅の敷地であり庭なんです。都心でありながら、緑豊かな住宅街の中にあるので、今でも窓からビル見えたりということがありません。

IMG_6770 その特徴的な玄関ポーチのアーチIMG_6771 現駒沢公園芝生広場側の庭に面したテラスのポーチ

 

1Fは、広い応接室がいくつもあり、主に客をもてなすようなスペースでほとんどの部屋に大きな暖炉があります。現在は、ほとんど家具を置いていないので、部屋は一層広く感じました。

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2Fは、一家の生活スペースといったところ。それぞれの寝室や主人の所在などがあります。

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興味深かったのが、女中部屋です。

2Fの一家のスペースから、階段を数段下がったところが、使用人のスペースとなっていました。かなり広い部分を占めていて、畳敷きの部屋が5、6部屋あったでしょうか??大部屋あり、小部屋あり、執事室なんてのもありました。これまで、いろいろな古い邸宅を訪れましたが、女中部屋というのまで見られたのは、初めてのような気がします。

一家の生活空間は、完全に様式・・・今の生活以上に様式にしてあるのに比べて、女中部屋は完全な和式なんですね。なんだか時代が違うみたいでした。

そんな感じで、絵になるものではなかったので、女中部屋の写真はありません・・・

 

実は、同じ敷地内の隣には、「旧前田侯爵邸 和館」があります。

こちらは、以前に訪れたことがありましたので、今回は行きませんでしたが、こちらはまた対照的に純日本家屋で、素晴らしい日本庭園もあり素晴らしい建物です。こちらの和館のほうは、休館せず今も一般公開をしているようですから、お近くにお運びの際はぜひ訪れてみてはいかかがでしょうか?

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↓ 歴史を訪ねて 旧前田家本邸 http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/rekishi/hokubu/kyumaeda.html

 

 

 

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