秋冬のマスクにはご注意

Last Updated on 2021年10月28日 by スキンロジカル スタッフ

秋らしい季節になり
朝夕の寒さも日に日に増してきました。

夏には暑さで煩わしかったマスクが
寒い日にはちょっとした防寒具代わりにもなり
マスクをした方が過ごしやすかったりもします。

しかし、秋冬のマスクの着用は
肌にとっては相性のよくないもので
注意をしなければいけません。

寒い時にマスクを着けると
自分の吐く息の水蒸気がマスク内に溜まり
「マスクの中は潤っていて肌が保湿されているから良いのでは?」
と思いがちです。

しかし実際には、保湿されているわけではなく
外気温とマスク内の温度差から、ただ蒸れた状態なだけなのです。

そしてマスクを外すと、口周りを蒸らしていた水蒸気が
肌の水分も奪いながら蒸発することで急激な乾燥状態になります。

また、日々のマスクの着用から、摩擦などの刺激も重なり
ダメージが蓄積されています。

ダメージをうけた肌はバリア機能が低下し
保湿力も衰え、肌が必要な水分を蓄えることできずに
蒸発しやすくなっています。

ただでさえ乾燥しがちな秋冬という季節に
マスクをすることでさらに
肌環境を悪くしている状態になっています。

 

マスクをつけなくてもよい日常というのは
まだしばらく先になりそうなので
マスクダメージをできるだけ抑えられるように
「洗顔」と「保湿」を徹底して
日々の対策をしていきましょう。

マスクで蒸れた口回りは雑菌も繁殖しやすくなっています。
外出時も口割りが蒸れているなと感じたら
洗い流すか、清潔なタオルやハンカチなどでこまめに拭きとるとよいです。

そして、1日の終わりは、いつも以上に丁寧な洗顔を心がけましょう。
汚れをしっかり落とした上で、化粧水などでたっぷり保湿を与え
クリームの油分でしっかりふたをして肌内の水分を逃さないようにしましょう。

秋冬のマスクは思っている以上に肌にダメージを与えます。
マスクが日常となっている今だからこそ
「マスク内は清潔に、保湿はしっかり」を意識して過ごしてみてください。

 

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