スタッフ日記」カテゴリーアーカイブ

インフルエンザの予防接種

こんにちは、スキンロジカルイノウエです
天気がよければ、陽の入る窓際はぽかぽかで暖かいですが、
夜になると一気に気温が下がって底冷えするような季節に
なりました。
11月末イノウエは、毎年恒例のインフルエンザの予防接種に
行ってきたのですが、今年から、予防接種に含まれる
ワクチンの種類が以前の3種類から4種類に増え、接種にかかる
費用も昨年に比べて500円程度高くなっているようです
この予防接種にかかる費用は自己負担で、国民健康保険などの
保険が適用されませんし、医療費控除も受けられません。
(高齢者等一部の対象者は、別途補助金が出る自治体もあります)
とはいえ、かかってしまうとつらいですし、人にうつしたりと
いったことを考えると、転ばぬ先の杖で毎年受けるようにして
います。
ところで、予防接種をするとなぜ病気にかかっても軽い症状で
済むのか皆さまご存知でしょうか
実は、予防接種で体内に注射するものは病気に対抗する薬では
なく、予防したい病気の病原体そのものなんです
しかし、病原体をそのまま体内に入れてしまえば、当然予防する
はずの病気そのものにかかってしまいます
では、なぜ病原体を体内に入れても病気にならないのでしょうか?
それは、体内に入れる病原体は生きている元気な病原体そのもの
ではなく、できる限り弱めたものや、不活性化(病原体として
働かないように処置されたもの)したもの、または毒性を取って
しまったものだからです。これがワクチンの正体です。
しかし、そういった毒性の無い病原体を体内に入れることで、
なぜ予防できるのかというと、たとえ毒性の無い病原体であった
としても、一部の免疫グロブリンというタンパク質が、それを
異物(抗原)として認識して、その病原体に合った抗体を作り出す
ことができる為です。
抗体は病原体一つ一つに対して結合する性質を持っています。
結合した抗体は、体内の白血球の一種であるマクロファージ(基底
層のシミを取り込むことでも知られています)などの貧食細胞を
活性化させ、取り込まれて分解されることで最終的に体に対して
害のない物質に変換されます。
ワクチンによって、体内に侵入する病原体に合った抗体が事前に
作られ多く存在していることで、速やかに結合し無害化して症状が
重篤化することを防ぐことができるのです
予防に大変有効な抗体ですが、この抗体が有効に働き始めるまで
約2週間かかります。
例年、インフルエンザのピークは12月頃からですのでできるだけ
早く接種することが有効だそうです。
健康に気をつけて、よい年末年始をすごしたいですね

 

音羽の洋館「鳩山会館」

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

先日、東京文京区音羽の小高い丘の上にある、こんな洋館へいってまいりました。

「鳩山会館」

かつて、総理大臣を務めた鳩山一郎氏(鳩山由紀夫、邦夫氏の祖父)の邸宅で、その後も鳩山家20年ほど前まで使用していたものが、現在は一般公開されています。

都心にありながら、丘のてっぺんにあるのでとても見晴らしがイイのです。今でこそ、高いマンションなどが目に入るものの、かつてはとても長めが良かったことでしょう。正門の入り口から、急な坂を結構な距離登ると立派な邸宅が現れます。

1階は、居間や食堂、サンルームなどがあり、2階が居住スペース。とにかく広い窓から陽光がいっぱい差し込み、洋館全体が明るいイメージです。

キシキシと音をたてて登る木の階段の踊り場には、小川三知によるステンドグラスがあります。五十塔がデザインの珍しいステンドグラスで目を引きますが、よく見ると鳩が飛んでいます。さすが「鳩山家」のステンドグラスです。

テラスの向には、池やバラなどの植栽を施した素敵な庭が広がっています。このお庭からの眺め、目にしたことはありませんか?それもそのはず、色々なTVドラマなどでも撮影に使われているそうです。朝ドラの「花子とアン」にも登場したとか・・・?

邸宅はそんなに広くはありませんが、だからこそ鳩山家の人々が実際に生活をここでしていた臨場感が伝わってきました。お天気の良い日に、ぜひフラリと訪れてみてください。

オフィシャルサイトはこちら⇒ 鳩山会館

 

小江戸川越

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

9月のシルバーウィークのとってもお天気のよい日に、都心から1時間弱の川越に行ってまいりました。

川越藩の城下町として寺社仏閣が多数残り、市の中心部の一角は、明治時代からの重厚な蔵が沢山現存する「蔵造りの町並み」が小江戸と呼ばれる所以です。

行ったことがない方も、これはみたことがあるのでは?

 川越のシンボル「時の鐘」

今でも日に4回、鐘が鳴らされます。(自動だそうですが)

「蔵造りの町並み」は圧巻です。500メートルくらい?の道路の両脇を重厚な蔵が立ち並んでいます。

 

明治26年(1893年)の川越大火で多くの建物が消失してしまい、このような堅牢な蔵を建てらることが推奨されたそうです。今でも、商家として商いを営んでいる店もあり、土産店や飲食店になっているものもありますが、どの蔵も本当にどっしりと構えている・・・という言葉がぴったり合いそうな建物です。

 

蔵造りの町並みは、明治期にたてられた蔵ですが、大正時代のモダンな建築物もあります。

「埼玉りそな銀行 川越支店」 銀行とは思えない洒落た建物で、現在も使われています。

この日は、連休ということもありとにかくすごい観光客の数でした。「蔵造りの町並み」の両側の歩道から人は溢れ、歩みが前に進みません。。。観光客の年齢層は高め、外国人も見かけましたがそこまで多くはありません。(人が多すぎてまともに写真がとれません、写り込んでしまった方ごめんなさい)

さて、観光にきたら美味しい地元の食べ物と決まってます。何かな?川越の特産が「さつまいも」なんだそう。さつまいもを練り込んだうどん、おまんじゅう、アイスクリームとどのお店もさつまいもづくしなのですが・・・じつは私はさつまいもが得意ではないのです!残念。そういったわけで、食事はどこでもたべられるようなものになってしまいましたが、「蔵造りの町並み」素敵でした。人が多すぎて明治時代にタイムスリップ・・・という気分にまではなれませんでしたけど。

秋の香り「金木犀」

こんにちは、スキンロジカルスタッフです
シルバーウィークも終わって、そろそろいつもの生活が戻ってくるころですが、皆さまはいかがでしょうか?

日増しに夜が寒く感じられるようにもなり、秋が深まっていますが、スポーツや読書、食欲と
色々な「」がありますが、「香り」の秋でもあります。

秋の香りといえば、「松茸」「秋刀魚」「焼き芋」など、さまざまありますが、この時期に街を歩いていると、オレンジ色の小さな花がたくさんついた木から甘い花の香りが漂ってきます

皆様ご存知の、初秋の花の1つで、秋の季語でもあるキンモクセイ(金木犀)です。
キンモクセイは、木犀科木犀属の銀木犀の変種で、中国原産の木です。

日本においては、専ら観賞用として庭に植え込みますが、原産国の中国では、花茶として飲んだり、ワインに漬け込んだり、蜜漬けにして調味料として使用したりと、生活に密接に関わっている
植物です。

中国四大美女として有名な楊貴妃は、このキンモクをワインに漬け込んだ「桂花陳酒」を好んだとも言われています。
また、楊貴妃はライチが好物であったとも言われているため、このお酒とライチリキュールなどを
混ぜたカクテルは「楊貴妃」と名付けられています。

楊貴妃も愛したキンモクセイは美容にも役立つ成分が含まれています。
抽出されたエキスには、アクテオシド(ポリフェノール)が含まれており、抗酸化で有名な同じポリフェノールであるレスベラトロールの十数倍の抗酸化力をもっています。

そして、抗糖化成分でもあり、AGEs(エイジス=終末糖化産物)の形成阻害作用・分解促進作用があるため、アンチエイジング成分として少しずつ利用され始めています。

今後の研究にも期待が持てる成分です