こんにちは、スキンロジカルのイノウエです
インフルエンザ・新型肺炎といろいろなウイルス性の病気がはやっていますが、その感染予防策の一つと
して「うがい」があります。
昔から、「手洗い」「うがい」「マスク」が予防の方法とされてきました。
現在では、一番に「丁寧に手を洗うこと」だそうですが、うがいやマスクについても一定の効果が期待できるということでした。
そんな、「うがい」の方法が昔と変わっていることに先日気づきました。
ウイルスが原因である疾患はその感染部位が「人間の粘膜部分」からと言われており、口や鼻、目そして喉などに付着したウイルスにより感染します。
ウイルスを持っている人が咳やくしゃみをすることで飛沫感染する場合や、口元を覆った手でドアノブや手すりなどを触り、それを触った別の人が自分の口や鼻、目などを触ることでも間接感染が起きます。
また、密閉空間で空気の入れ替えがない環境であれば空中をただようウイルスにより空気感染する場合もあります。
いずれにしても、完全にウイルスとの接触を断つことは、日常生活するうえで困難ではありますが、手洗いを徹底し、うがいとマスクを使用することでウイルスをできるだけ近づけない・接触する機会を少なくすることが重要となります。
そのなかでも「うがい」は、口の中に入ったウイルスを排出するために行いますが、みなさん「うがい」をするときを思い出してみてください。
水をコップにとって、口に含み、上を向いて「ガラガラ」していませんか?
実はそれ、のどに到達していない口の中にあるウイルスを喉に押し込む可能性があるそうです。
では、ウイルス対策として行う「うがい」の正しい方法はというと、
1. 水を口に含む
2. 「正面を向いて」「くちゅくちゅ」と「口の中だけをゆすいで」水を吐き出す
3. もう一度水を口に含む
4. 上を向いて「ガラガラ」とのどをうがいする。 (声を出しながら行うとより奥までうがいできるそうです)
唇や口の中も粘膜であるので、のどについたものだけが感染原因となるわけではありません。また、鼻や目からの感染も可能性としてありますが、「うがい」を正しく行うことでそのリスクを少しでも低下させることができます。
また、うがいや手洗い、マスクでの対策の他にも
・人ごみに出ない
・部屋は閉め切らず適度に換気する
・目に入る飛沫からの感染を防ぐためにメガネやサングラスの着用
・マスクを取るときは外側を触らない
・化粧にウイルスがつきやすいため、帰宅後は早めのメイクオフ
・外出後はすぐに風呂・シャワーで体を清潔にする
・花粉防止スプレーを使う
など・・・・・・
様々なところで言われている対策を上げると枚挙にいとまがありません。
まずは無理せずできるところから、正しい情報を元に、無理なく行うことです。
日々また朝夕の寒暖差も大きい時期ですが、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休息と睡眠でウイルスに負けない健康な体を維持しましょう