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イオン「導出」と「導入」の順番は重要です!

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

10月下旬にもかかわらず、冬のような寒さや、夏のような暑さが戻ってきたりと、体にも肌にも 負担がかかるような日が続いています。

特に風の強い日や湿度の低い日は、肌のケアをいつもより保湿寄りに意識すると、肌のバリア機能を高め、厳しい季節でもより良い肌の状態を保ちやすくなります。

 


さて、当店のブロードイオンをはじめ、イオン導入できる美顔器には、イオン導入のほかに、イオン導出ができるものもあります。
メーカーによっては、クレンジングモード・+(プラス)モード・ピーリングモード等の呼び方をされている場合もあります。

※例えば肌の汚れを超音波で落とすといわれる、ウォーターピーリング美顔器等でも振動と同時に電気を流し、イオン導入や導出ができるものもあります

イオン導出は、イオン導入がマイナスにイオン化した成分マイナスの電気で肌に送り込む仕組みとで、肌や毛穴に存在する、マイナスの電気を持っている 汚れや老廃物プラスの電気でひきつけ、取り除くことを表します。
イオン導入保湿モード・モイストモード等と呼ばれています。

当然、プラスの電気を持つ美容成分はイオン導出モードで肌に「導入」されますし、マイナスの電気を 持つ汚れや老廃物イオン導入のモードで「導出」されます。

イオン導出に限らずイオン導入の際にコットンなどが汚れることがあるのは、プラスの汚れマイナスの電気に引き寄せられてコットンに付着するためです。

このように、成分の特性によって「導入」「導出」変わるともいえるのですが、すこしややこしいのでここでは、一般的な

「導入」 → ビタミンCなどの成分を力で肌に送り込むこと
「導出」 → 肌の見えない汚れを引き付けること

としてお話いたします。

 



ところで、「イオン導出」をお使いの皆様は、正しい
ケアの順番でご使用になっていますか?

イオン導出」は、汚れを引きつけ取り除くケアでご利用いただくものですが、いわゆる「クレンジング」のようにファンデーションやアイメイクなど化粧品をきれいにオフするほどの力はありません。

「こんなにごっそり汚れがとれた」とコットンが茶色く汚れているものも見かけますが、クレンジングや洗顔が不十分であったり、その際に使用する化粧品の配合成分(界面活性剤やピーリング成分)によるものがほとんどです。

イオン導出は前述の通り、電気の力で目に見えないような汚れを引きつけるもので、肌に通す電気も微弱なものです。
本来、前段階のケアであるクレンジングと洗顔がしっかりと行われていれば、イオン導出によって汚れが多く付着することはありません。逆に、多く付着する様子が見られるようであれば、クレンジングと洗顔をまずはしっかり行う必要があると当店では考えます。
クレンジングと洗顔をしっかり行い、肌を整え、余分な皮脂や化粧品の成分を残さないことで、イオン導出・イオン導入の効果を高めることができます。

 



イオン導出時に使う化粧水や美容液に余分な成分ができるだけ含まれないことも重要です。
本来、イオン導出が目的ではない導出美容液やプレ化粧水をイオン導出に使用すると、成分そのものがイオン導出やイオン導入の邪魔になり、この後のケアの効果が上がらなかったり、肌に浸透するべきではない成分が浸透し、トラブルの原因となったりすることも考えられるからです。
導出専用の化粧水が無い場合は、水(水道水)でも十分です。

ちなみにイオン導出や導入と合わせてこのような化粧品を使用したい場合は、下記のような順番で使用してください。

1、クレンジング

2、洗顔


3、ピーリング・プレ化粧水・ブースター美容液等


4、(洗顔)

 ※洗い流すタイプは洗い流したあとに次のステップへ
  洗い流さないタイプも肌を洗ってから次のステップへ

5、(イオン導出)
 ※導出を行わない場合はそのまま導入ケアへ

6、イオン導入


7、美容液・保湿剤・クリーム等

このような順番でイオン導出やイオン導入を行うことで、より効果的にケアを行うことができます。



■「イオン導入」と「イオン導出」の順番は

1. クレンジングと洗顔で、メイクを落とし肌をきれいにします。
ここでとれる汚れをしっかり取っておくことが重要です 。
※イオン導出は電気の力で汚れを引き寄せますが、電気に引き寄せられない汚れや、吸着できないような大きな汚れは取ることができません)

2. 「イオン導出(プラス)」で肌に残った汚れを引きつけ取り除きます。
 浮き上がった汚れが気になる場合は、洗い流していただくか、拭き取って下さい。
 ※コットンが多く汚れる場合は、クレンジングと洗顔がしっかりできてない可能性があります。

3. 美顔器のモードを「イオン導入(マイナス)」に切り替えて、ビタミンCなどの美容成分を肌に送り込みます。


× 「導入」「導出」の順番をオススメできない理由

「導出」「導入」の効果を高めるために、肌に残った汚れを取り除くケアです。順番を逆にしてしまうと 、効果的でないばかりか、導入したビタミンCなどのマイナスにイオン化した美容成分が、すべてではないもののプラスの電気に引き寄せられて抜けてしまうことも知られています。


 「イオン導出」を忘れて「イオン導入」した場合

「イオン導出」を忘れて「イオン導入」した場合は、改めて導出せず、次回のイオン導入ケアの前に行っていただければ十分です。
(イオン導出は普段きちんとクレンジング・洗顔を行っているのであれば毎回のケアに取り入れなくても十分効果があります)



手間をかけて行うケアだからこそ、しっかり順番を守って
最大のプラスを得られるように注意してみてください。

 



その他のスキンケアとイオン導入の順番については、こちらにも書いてます。
イオン導入ケアの順番とは?

その他イオン導入に関する質問にお答えしています。


 

 


電気の力で美容成分を効率よく肌へ届けるイオン導入器
ブロードイオン トライアルセット

保湿成分であり、コラーゲンの原料になるアミノ酸と、その産生の助けとなるビタミンCを配合した、売り上げNo.1のイオン導入専用化粧水「スキンロジカル アミノシーローション」にコインマスクがついているので、届いたその日からイオン導入ケアデビュー!


イオン導出は水でも行えますが、保湿成分なども配合したイオン導出化粧水「リファインローション」も利用できます。
肌なじみがよく、刺激の少ない成分で構成されているので、シンプルな化粧水としても使えます。

イオン導出化粧水【スキンロジカル リファインローション】開発秘話

こんにちは、スキンロジカルです。スキンロジカルでは、2014年3月14日のホワイトデーに、新しい化粧水を発売しました。

【スキンロジカル リファインローション】(150mL)

商品のリニューアルなどはありましたが、新商品の発売は久しぶりです。化粧品の発売は、1から開発するには長い時間が必要です。[スキンロジカル リファインローション]も、はじめの企画・構想から約2年を要しています。

 

☆ お客様からのご要望で誕生した【リファインローション】 ☆

商品の開発のきっかけは、イオン導入器の機能イオン導出をのための「イオン導出専用」のローションをつくれないだろうか?というところから始まりました。

それまでイオン導出の際には「水や精製水」を利用することをお客様にご案内していましたが、「イオン導出ローションはないですか?」とのお問い合わせや要望を多く頂いていました。

 

☆ イオン導出に必要なアイテムは「水」 ☆

イオン導出は、(+)の電流を流すことにより(-)に帯電した肌に残留している目に見えない汚れや角質などを吸着する、クレンジングの役割をします。
成分を送り込むイオン導入とは目的が異なり、汚れを電気のチカラでひきつけるのが目的です。

導出の場合も電流を媒介するものが必要となり、その役割が水です。

イオン導出をするには、単純に水道水を使えばOKです。現在の日本の水道水品質は高くて安定しているので、イオン導出液として使用するのに、条件を充分満たしています。塩素やカルキなどを気にされる方もいますが配合量は極微量であり、イオン化(電気を帯びること)されてイオン導入されてしまうことはありません。心配は不要です。

※注意:ミネラルウォーターでのイオン導出はおすすめしません。塩素やカルキ、防腐剤などは入っていませんが、ミネラルなどが溶け込んでいます。純粋に真水とはいえないからです。

薬局で販売されている脱塩精製した蒸留水の精製水も、イオン導出に使用することができます。

 

☆ 肌への負担を考えた浸透圧に ☆

「水道水」や「精製水」でイオン導出をすることは可能で、コストパフォーマンスもよいと言えます。けれども肌への影響やイオン導出の効果、利便性の面から考えると果たしてこれが最適なものなのでしょうか?

気になるのは「水道水」や「精製水」が、人の体液と塩分濃度と異なる点です。

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たとえばコンタクトレンズを装着するときを思い出してください。コンタクト専用の液ではなく真水を使用した場合、刺激を感じとても目が痛くなります。体液と真水では塩分濃度が異なるため、同じになろうとする浸透圧が原因です。

コンタクト装着時に使用する液体は、真水ではなく塩分が加えられた液体です。この液体は体液と等張(塩分濃度がほぼ等しい)ため、浸透圧の影響を受けません。刺激を感じずに、体もすんなりと受け入れることができるのです。

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お肌の場合も、同じことが言えます。体液と塩分濃度が異なる水を媒介とした場合、浸透圧によって少なからずお肌に負担が生じます。肌への刺激や負担が少ない最適な媒介水は、本来は生理食塩水なのです。

 

☆ 生理食塩水からの着想を得たイオン導出液 ☆

※写真はイメージです

イオン導出に最適な媒介液は生理食塩水だわかっても、簡単に入手することは困難です。

生理食塩水は一般流通はしておらず、購入するには処方箋が必要です。化粧品として製造販売することはできません。

そこで生理食塩水をベースにし、そこにスキンケアのための成分も配合した化粧水を作ることになりました。

折角イオン導出をするのですから、汚れを取るクレンジングだけが目的の液ではなく、美肌に効果的な美容成分も一緒に配合して、化粧水としての機能も果たせるものにしました。

 

☆ 導出しながら保湿もする【イオン導出化粧水】 ☆

>>ヒアルロン

まず代表的な保湿成分のヒアルロン酸を配合しました。これにより肌表面の角質内で水分を抱え込んで肌のみずみずしさを保たれます。ヒアルロン酸は空気中の湿度などに左右されることなく、保湿性を一定に保つことができる安定した成分です。

>>トレハロース・ラフィノース

さらに保湿効果のある糖類トレハロースラフィノースを配合し、導出しながらも反対に保湿成分を導入することを可能にしました。
この成分は(+)プラスの電気を帯びます。そのためイオン導出機能で(+)プラスの電流を流した場合には、(+)プラス同士で反発しあい、肌の隅々へ浸透することができます。

>>リピジュア(ポリクオタニウム)

通称リピジュアと呼ばれるポリクオタニウムは、肌へ塗布後に水洗いしても水分保持能力が継続するという非常に高い保湿能力を持っています。

保湿成分を配合したことで肌の表面だけでなく内側でも水分をキープして、しっとりとしたうるおいを保つことが可能です。

 

☆ イオン導出の邪魔をしないシンプル設計に ☆

【リファインローション】はあくまでもイオン導出の効率を上げるために非常にシンプルに設計されています。保湿成分は“体との浸透圧を考慮し、導出の際の肌の負担をなくす”という商品のコンセプトを崩さないように配合し、イオン導出の副次的な効果として期待できます。

肌への負担を軽減しながらイオン導出で汚れを吸着し、同時に保湿成分を肌へ与えるとこができる化粧水として[スキンロジカル リファインローション]は完成しました。

 

☆ シンプルスキンケアの日はこれ1本でもOK! ☆

化粧水イメージ

化粧水イメージ

【スキンロジカル リファインローション】はイオン導出のための化粧水ですが、保湿成分も含まれている化粧水です。「今日は、イオン導出だけをする!」とスキンケアを簡単に済ませる日は、リファインローションだけで済ませることも可能です。(その後は必ず乳液などの保湿剤を使用してください)

[スキンロジカル リファインローション]は常温で長期保存も可能と、とても扱いやすいアイテムです。

これからのイオン導入スキンケアのラインナップにぜひ、【スキンロジカル リファインローション】も加えてみて下さい。

 

[スキンロジカル リファインローション]