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そもそも「ビタミン」ってなに?

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

最近、ふとタイトルの通り

そもそも「ビタミン」ってなに?

という疑問が出てきたので、いろいろと調べて
いました。
知ってるようで意外としらない「ビタミン」に
ついて、今回少しお話しようと思います。

ビタミン(Vitamin)は、ご存知の通りいろいろな
種類があります。

当店でもよく話に出る「ビタミンC」をはじめ
AやBやD・・・そしてPやHなど様々です。

実はこの「ビタミン」直接体を作る元となったり、
活動するためのエネルギーではありません。

人間における「ビタミン」の定義は

正常に体の機能が働くために、「必要不可欠な
有機物」

かつ

体内で必要な量を作り出すことができないため、
外部から取り込む必要がある

成分のことをいいます。

例えばビタミンC(アスコルビン酸)は、体を
構成するコラーゲンの生成などに必須の成分で、
不足すると骨の成長不全や皮膚や粘膜の異常、
出血など様々な
問題が起こり、健康を維持することができなく
なります。

そしてこのビタミンCは人間やサルなどの
霊長類と一部の哺乳類は体内で作り出すことが
できません。
しかし、それ以外の哺乳類のほとんどが体内で
合成することができる成分でもあります。
つまり生物達にとっては「ビタミンC」は外部から
取り入れることが必要でないため「ビタミン」
ではないワケです。

体内で作り出せない「ビタミン」は基本的に食べ
物として体内に取り込み体内の様々なところに
使われます。

また、一般的に「ビタミン」は、「ビタミンB」
や「ビタミンC」などと呼ばれていますが、
実は物質の名前ではありません。

例えばビタミンC配合の化粧品を見ても、全成分
には

「ビタミンC」

ではなく

「アスコルビン酸〇〇」
「〇〇アスコルビル△△」

などと書かれています。
これはビタミンが単一の「物質」ではなく「機能」
で分けられているためです。

日本は食に恵まれているため、食べられないこと
による欠乏症は少なくなっていますが、偏った
食事によるビタミン不足問題も起こっています。
体のためにもお肌のためにも、食生活を見直し
必要なビタミンをバランスよく取ることが重要
なようです。

そして、さらなる美肌を求めるのであれば、
食事で摂った「ビタミン」は先に生命活動の
維持に使われてしまうため、お肌には直接
「イオン導入」で成分を届けてあげましょう。

 

白肌の貴公子も認めたイオン導入

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

先日、白肌の貴公子こと美容家のMattさんがバラエティー番組に出演されていて、普段のスキンケアの話をしていました。

Mattさんといえば、元プロ野球読売巨人のエース、桑田真澄さんのご子息で、インスタやテレビなどで人形のようなルックスと不思議なキャラクターで人気です。

当然家ではブースター美容液+化粧水x3+乳液+クリームとかなり過剰ともいえるケアを実践しているそうですが、「まつエク」や「ネイル」などお店や美容クリニックでのケアの話の中で「イオン導入」を行っているという話が出ていました。

美容にあまり理解のない男性出演者の方は

「イオンを導入してなんになるんだ」
「マイナスイオンとおなじだろう」

などとトークが飛んでいましたが、

「イオン導入」という仕組みがわからないと同じように

「胡散臭いシステム」

「本当に効果があるものなのか」

と思ってしまうのも当然かもしれません。

そこで、そんな疑問を少しでもなくすために、今回は簡単に「イオン導入」についてお話ししようと思います。

そもそも、イオン導入は電気の力で肌に有用な成分をイオン化することで単純塗布より肌の奥まで届けることができる仕組みのことです。

イオン化できる(電気の力を帯びることのできる)成分に対し、電気を流すことで、プラスまたはマイナスの電気を与え、与えた電気と同じ極性同士が反発する力を利用して肌の奥へ成分を送り届けます。
磁石の同じ極が反発して押しやられるのと同じ作用です。

ですから、世間一般でいういわゆる「マイナスイオン」というものとは全く違い、

「なんだかよくわからないけど、癒しの力やリラックス効果ですごい浸透する」

というものではなく、きちんと医療の現場でも実際に薬剤を注入する方法として確立された技術があってのケア方法です。

そのため、浸透させるには適した電流と時間、そして美容成分もどんなものでもよいわけではなく、電気を帯びてサイズ(成分の大きさ)が小さいものなどといった条件があります。

イオン導入は「謎なもの」「怖いもの」「得体のしれないもの」ではないので、より良い肌作りのためにぜひ「イオン導入」をケアに取り入れてみてくださいね。

ベーグル

「メラニン毛穴」なら「ピーリング」+「ビタミンC」+「イオン導入」

こんにちは、スキンロジカルスタッフです
梅雨が明けてからというもの、毎日うだるような暑さです。皆様は体調を崩されてないでしょうか。
定期的に水分補給をして、涼しい場所で休憩するなど夏の熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

 


先日、美容雑誌を見ていたところ「メラニン毛穴」という惹かれるキーワードに出会いました。

この「メラニン毛穴」毛穴が詰まっていないにもかかわらず黒く目立ってしまう毛穴のことだそうで、特に鼻や頬に現れることで顔がくすんで見える原因の一つとされています。

若いころのUV対策やケアの不足で起こるとも言われていますが、原因が「ターンオーバー」の低下とのことでしたが、ターンオーバーも含めた体の新陳代謝は年齢とともに落ちていくものなので、そういった原因に限らずいつでも起こりえる悩みともいえます。

そんな「メラニン毛穴」の対処方法は、紙面によるとターンオーバーを補ってあげるように肌表面に残った角質を取ってあげることと美白ケアを徹底すること。そして全身の筋力強化だそうです。

「メラニン毛穴」はその名の通り毛穴の付近に残った黒い色素でもある「メラニン」が原因。メラニンは紫外線から体を守るための重要な生体防御物質ですが、ターンオーバーとともに排出されず残ってしまったり、過剰に作られてしまったりすると、肌のシミやくすみの原因ともなります。

なので、このメラニンの排出を促すために、ターンオーバーの正常化と促進、そして過剰にメラニンを作らせないことが重要です。

紙面では角質の除去にはしっかりとした洗顔と洗い残しに注意することと、美白美容液で全体のケアと気になる部分への重ね付けなどが対処方法として紹介されていました。

さらに、スキンロジカル流にもう一歩ケアを進めるのであれば

ピーリングによる肌表面の不要な角質の除去と高濃度ビタミンCのイオン導入がおすすめです。

ご存知の通り、ビタミンCには美白や毛穴の引き締め、メラニンの生成抑制、メラニンの還元(漂白)作用と数多くの美容効果がある成分です。

ピーリングにより、古い角質を除去してターンオーバーの正常化を進めるとともに、ビタミンCをイオン導入することで、根本からの改善を見込めます。
また、ピーリングはイオン導入効果を高めることもわかっていますので一石二鳥のケアともいえます。

この夏の「メラニン毛穴」と「メラニン毛穴予備軍」にピーリング+ビタミンCのイオン導入を試してみてはいかがでしょうか


電気の力で美容成分を効率よく肌へ届けるイオン導入器
ブロードイオン トライアルセット

保湿成分であり、コラーゲンの原料になるアミノ酸と、その産生の助けとなるビタミンCを配合した、売り上げNo.1のイオン導入専用化粧水「スキンロジカル アミノシーローション」にコインマスクがついているので、届いたその日からイオン導入ケアデビュー!

ヒンヤリ「氷」でスキンケアと化粧崩れ対策を

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

さて、先日テレビを見ていたところ、皮膚科医の方が「氷」を使ったスキンケアを紹介していました。

このスキンケアは、これから本格的な夏に向けて大きな悩みの一つである「化粧崩れ」に対して有効なのだそうです。

ファンデーションや口紅はじめとしたほとんどのメークアップ化粧品には、含まれる色を均一に分散させたり、化粧ノリを良くしたり、様々な目的でベース成分に油性成分を使用しています。

しかし、夏は暑く毛穴が開きます。
毛穴が開くと皮脂がより多く分泌されます。
分泌された皮脂は、化粧品に含まれた油性成分と混ざりあうと、ゆるくなり溶けだします

つまり、化粧をオイルクレンジングで溶かし落とすのと同じ状態が肌の上で起こります。これが「化粧崩れ」です。

この化粧崩れには、
・崩れにくい成分を配合した化粧品の使用
・油とり紙などでの対処
・マメな化粧直し

など様々な対策がありますが、氷ケアはその名前の通り、氷でこの皮脂分泌の原因となる開いた毛穴を冷やして引き締めることで化粧崩れを起こりにくくするというものです。

■ 氷ケアに必要なもの

・氷(2~3個)
・ポリ袋
・木綿のハンカチ

■ 氷ケアの方法(1日2回 朝・夜洗顔後が良い)

1.クレンジングと洗顔でメークや汚れを落とす

2.ポリ袋に氷を入れてハンカチでくるみ、1か所2~3秒を目安に顔を冷やす
※全顔で2~3分、首や腕は1か所5秒程度

これだけです。

  ●  ご注意 ●

・肌への刺激となるため、必ず氷を入れた袋を布でくるむ

・冷たさを感じられずトラブルの原因となるため、顔面に神経障害がある場合は行わない

・ケアにより閉まった毛穴にメイクや汚れが詰まりやすくなるため、メークや汚れはケア前に必ず落とす

・肌への刺激によるシミやシワの原因となるので、袋でマッサージをしたり肌上を滑らせたりせず、一か所一か所肌へ優しく乗せるようにケアをする

実験ではこの氷ケアの後、2時間後には毛穴が小さくなっており、皮脂量は通常より3%も少なくなっていました。

さらに、夏はクーラーなどで乾燥した環境にプラスして、外と室内の気温差が大きい季節でもあります。
一般的に5度以上の急激な気温変化は自律神経へのストレスとなり、肌表面の毛細血管の血流が悪くなる原因となります。

これにより、新しい肌を作り出す細胞に血液からの養分が行き渡りにくくなり、正常なターンオーバーができなくなることで、バリア機能の低下による肌の乾燥や、かさつき、くすみの原因となります。

そんなときも、氷ケアで肌を冷やすことで、肌表面の毛細血管の血行を促進して肌細胞を活性化させ、ターンオーバーを正常化することができるそうです。

また、日焼けをした後も氷ケアをすることで、蓄積した熱による刺激からのメラニン生成を防ぐことができ、過剰なメラニン生成によるシミなどの対策にもなります。

ちなみに、氷でケアするのと同様にビタミンCは皮脂分泌量を調整する優れた効果を持っていますので、ビタミンCのイオン導入ケアに氷ケアをプラスすることでより一層効果が高まります。
氷ケアが面倒な場合は、冷蔵保存しているビタミンCのイオン導入化粧水や美容液イオン導入を行っても似たような効果が期待できます。

朝のメイク前にビタミンCをイオン導入することで、その後の化粧崩れが少なくなるとの話もあるので、化粧崩れにお悩みの方はお化粧前にこの時期ヒンヤリと気持ちのいい氷ケアとあわせてビタミン Cのイオン導入を試してみてはいかがでしょうか?

※ビタミンCを導入した後は、乳液やクリーム、ファンデーションの成分との相性により「モロモロ」が出やすい場合がありますので、少し時間を置くか、肌の上でファンデーションなど滑らせず、のせるように使うと出にくくなります。

 

美白

トラネキサム酸は肝斑だけ?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

前回のブログでは、トラネキサム酸「抗シワ」作用があるようだという研究発表のお話をいたしました

トラネキサム酸に新しい美容効果が?

その発表会の際にトラネキサム酸に関するもう一つの作用に関する発表がありました。

まず、トラネキサム酸は、シミやその中でも特に同じ部分(頬上部)に対する継続的な炎症が原因といわれている肝斑に効果がある成分として知られており、皮膚科でも飲み薬としても処方されています

紫外線の刺激女性ホルモンなどの影響で肌がストレスを受けると、プラスミンプロスタグランジンといった刺激を伝達する物質を作ります。
この伝達物質は、メラノサイト(メラニンを作り出す細胞)に対して働きかけ、その情報を受けたメラノサイトはメラニンを作り出します。

メラニンは、その黒い色によって「肌のサングラス」となって紫外線が届くことを防ぎます。
それにより、肌細胞の破壊や癌化、活性酸素の発生などから守る重要な役割を持っていますが、反面、本来肌のターンオーバーで排出されるはずの役割を終えたメラニンが残ってしまったり、過剰生成により肌の基底部分に残ったままになると、シミやくすみといった肌悩みの原因ともなります。

また、女性ホルモンやストレスによる肌の炎症は、持続的にこのような伝達物質の生成を促してしまうため、同じ場所にできる肝斑の原因になるとも言われています。

そのようなシミや肝斑に対してトラネキサム酸は、メラニンの還元などによる美白ではなく、炎症を抑える作用とメラニンを作り出す指令をカットする作用で、シミの原因となるメラニンを過剰に作らせないという特徴を持っています。

そして今回、メラノサイト内でのメラニンの生成過程にトラネキサム酸の働きかけがあることが新たに発表されました

前述のようにメラニンを作り出すメラノサイトは、伝達物質からの指令を受けると、細胞から木の枝のような突起(樹状細胞)を作り出します

メラノサイトの中央で作られたメラニン突起の先端に運ばれて行き、そこから肌表面の角化細胞へ渡されます。

トラネキサム酸は、この生産されたメラニンが突起の先端に行くのを防ぎ、メラノサイトの中央に集めますこれにより、過剰なメラニンが肌へ放出される
ことを防ぎます。

このようにトラネキサム酸は、シミの元となるメラニンをそれ以上作らせない、そして表舞台に出さずメラノサイト内に留めるといったビタミンCなどとは違った作用を持っています。

「トラネキサム酸は肝斑だけ」と思われがちですが、このような研究結果からも新たな効果を持つ美容成分として注目されるかもしれません。

 

トラネキサム酸パウダー