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ニキビが気になる時に保湿は必要?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

先週末はちょっと運動すると汗ばむくらいの陽気だったのに、真冬に逆戻りしていますが、皆様お風邪などひいてないでしょうか?

さて、スキンケアの中でも、保湿は大変重要なケアです。
肌の保湿が足りてない状態が続くと、角質はさらに水分を保持しにくくなり、バリア機能はどんどん低下していきます。
また、ニキビなどができやすい方はクリームなどで保湿することをためらいがちですが、正しく肌の保湿がされていないとバリア機能を補おうとして角質保護成分を分裂させ角質層と表皮を硬くしようとします。

しかしその過程で分裂した保護成分が正しく角質層や表皮に生成されないと、バリア機能が復活しないばかりか、古い角質がはがれにくくなり結果として毛穴が詰まりやすくなります。

毛穴が詰まると知ってのとおり、ニキビの原因菌とされるアクネ桿菌増え酵素を出すことで、結果として炎症を伴ったニキビに発達します。

また、過剰な消毒や洗浄は過度に皮膚の水分を奪い、バリア機能の低下を招くため、肌の角質化 毛穴の詰まり ニキビ発生の悪循環を起こしてしまいます。

肌機能を正常に保つには「肌の保湿」はカナリ重要なケアなんです

肌がかゆい、赤い・・・その皮膚炎は花粉が原因かも

皆さまこんにちは、スキンロジカルスタッフです

3月に入って本番を迎えている花粉の飛散・・・。
花粉症の人にはつらい日々が続いていると思います

花粉症は、ご存知のとおりアレルギー疾患のひとつで、体が花粉に対する免疫をもった後に、再度花粉(アレルギー原因物質=アレルゲン)に接触したときに、体内の免疫が過剰に反応して、くしゃみや鼻水、目のかゆみや違和感など様々な症状が現れます。

このように、一般的には上記のような症状が「花粉症」として知られていますが、今年特に多いといわれているのが

「皮膚炎」

です。

通常、花粉症の症状は目や鼻などの粘膜を中心に現れやすいのですが、今年は花粉の飛散量が多く、雨が少ないことも重なって平年以上に皮膚炎が増えているとのことです。

症状が出やすい部位としてはまぶたの上が多く、その他にも頬骨、顎、首など、発症部位は赤くなったり痒みを伴ったりします。
基本的には、すでに花粉症を発症している患者さんに多いそうですが、自覚症状がない潜在花粉症患者の方もおられるそうです。

花粉症による皮膚炎は、子供から高齢者まで様々な年齢で発症しますが、とくに20代から50代の女性に多いそうです。

また、症状として女性のまぶたの上に現れやすい原因となっているのが、皮膚が薄く、「アイメイク」とその「メイクを落とす」ことを繰り返すことで、肌のバリア機能が壊れやすくなり、さらに修復されにくいという実情があります。

あまりにもひどいときは、

・眼鏡を併用してメイクの頻度を下げる・薄くする
・すぐに落とせるタイプを使い、強くこすらない
・使用前と使用後の保湿をしっかりとする

など、できるだけ肌に負担をかけず、保湿を中心としたスキンケアを心がけると症状も現れにくくなります。

季節的にもまだ乾燥が続き、特に今年は冬からの雨が少なく、肌が乾燥することで肌バリアが壊れ、花粉がその肌の弱まった部分に触れる機会が増えたことで、皮膚炎の患者が今年増えた原因の一つと言われています。

ちなみに、いくつかあるアレルギーの中でも花粉症のアレルギーはアトピー性皮膚炎と
ほぼ同じで、皮膚に起こる症状は似ています
これは、アトピー性皮膚炎が肌のバリア機能が正常に働いていないことが原因の一つと
言われていることにも一致しています。

実際にアトピー性皮膚炎の患者さんは、花粉がアトピー性皮膚炎の擬似因子として働くことで、この時期症状がひどくなる場合があるという実例もあるようです。
※アトピー性皮膚炎は他因子疾患なので、全てにおいて同様ではありません。

花粉症皮膚炎は比較的症状が軽い場合が多く、基本的に抗アレルギー薬の服用などの花粉症の対策で症状を和らげることができます。
また、肌のバリア機能を高めるような保湿を中心としたケアをするように気をつけることで、花粉に負けない肌づくりをすることもおすすめです。

肌が炎症を起こして、かゆいと掻いてしまうと肌のバリア機能の修復が遅れ、色素沈着などにもつながります。
皮膚炎が気になる場合は、やはり皮膚科を受診するのが一番です。
薬はアレルギーの型が同一であることからも、基本的にはアトピー性皮膚炎の塗り薬が処方されます。

スギ花粉が終わるとヒノキ花粉とまだ憂鬱な季節は続きますが、日ごろの保湿ケアを
入念にすることで少しでも快適にこの季節を乗り切ってみてください

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水に負けない「流されない保湿」

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

関東では遅い雪が降ったり、夏のような日差しだったりと気温の日があったりと、今年の春は寒暖差が激しいです

最近では、記録的に雨も少なく天気がいい日がつづいているので、天気予報には紫外線情報、町中のドラッグストアには、UVケア商品が一気に表に並び始めました

ドラッグストアといえば、最近ボディーソープありながら、汚れは落としつつ、潤いは流さず肌に吸着させることのできる処方の製品が出ています

基本的には基材(化粧品のベース)の組み合わせで吸着性を高めている商品ですが、実はそれ以外にも、「流されない保湿」のキーワードにつながる成分が入っています。

それは「リピジュア」です

リピジュア」は同種の製品群につけられた商標で、化粧品成分としての表記(成分表)はポリクオタニウム-xx(xxは数字)」となっています。

リピジュアは、体に存在する「細胞膜の構成成分」である「リン脂質」を模した成分で、その結合構造から人の体と親和性(生体適合性)が非常に高い成分です。
その親和性の高さは、体に使用する医療機器にリピジュアを塗布することで、体が異物を排除する際の「生体防御反応」を抑えることができるほどです。

身近なところでは、コンタクトレンズの保存液やケア用品にも使われており、目へ直接
使用する製品にも使用できるほど安全な成分であるともいえます

また、「洗い流されない」吸着性を持っているため、最初にお話をしたボディーソープや洗顔料などの「肌を洗浄する化粧品」との相性が良い成分でもあります。

洗浄するタイプの化粧品は、汚れを落とすと共に、肌表面の必要な油分や保湿成分まで多少なりとも洗い流してしまいます
それが、洗いあがりの「突っ張り感」につながりますが、「リピジュア」を配合することで、洗いあがりでも特有の突っ張り感を抑えることができます。

もともと、角層を保護するリピジュアはその作用による保湿としても優秀で、メジャーな保湿成分のヒアルロン酸の約2倍の水分保持能力を持っています。
その角層保護能力は、洗顔後1時間たった後でも肌からの水分の蒸発を防いで保持し続けることができるほどです

また、外部からの刺激や他の成分からのバリア効果を有しているため、洗浄剤には不可欠な界面活性剤の刺激をやわらげてくれます

例えば当店では、リピジュアをピュアホワイトクレンジングジェルに配合していますが、5年前の製品には配合していませんでした

リニューアル前の商品も現行の商品と変わらずウェーターベースのジェルタイプで、肌への刺激が少なく、他社様のクレンジング商品が使用できない敏感肌のお客様にも好評いただいておりました。
しかし、洗いあがりはさっぱりしているものの、ツッパリ感やきしむ感じが気になるとお声を頂戴することがありました。

そこで、リニューアルに合わせてそれまでの配合成分を見直し、そのうちの新配合の成分の1つとしてFHローションの保湿剤に採用して実績のあったリピジュアを新配合 しました

こうしてリピジュアを含めた配合成分を調整することによってツッパリ感やきしむ感じを抑えつつ、保湿とあわせてさらなる肌への刺激を低減することができました。

現在スキンロジカルでは、このリピジュアを
FHローション
ピュアホワイトクレンジングジェル
・クリアCエマルジョン
に配合しています。

最近は、文頭にもあった洗浄タイプをはじめとして様々な化粧品にリピジュアが含まれている商品が出てきています。

「流されないタイプ」の商品を見かけたら、成分を見てみるとこのリピジュアこと
ポリクオタニウム-xx
が入っているかもしれません

「かさつく肌」の原因は?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

ここのところ、関東は雨。気温も上がらずまるで冬のような日が続いています。
体調も崩しがちな気候ですが、インフルエンザの季節も近づきつつあり、予防接種のタイミングも悩んでいるところです。


さて、皆さまは冬になると「かさつく肌」気になってきませんか?

肌は、日焼けや乾燥等の刺激を受けると炎症を起こします。
特に、顔は服などに守られることが少なく、常に紫外線や風などの環境や、洗顔などの日常生活により日々刺激を受けやすい部分でもあり、
腹部などに比べても、慢性的に微弱な炎症を起こしているといわれます。

肌はターンオーバーによって常に新しく生まれかわりますが、炎症を起こすとターンオーバーは乱れて、ガサガサした肌に変わります。
こうなった肌は、肌本来のもつ復元力で正しいターンオーバーを取り戻し、正常な状態に戻って行きます。

しかし、この炎症が慢性化してしまうと、常にガサガサした肌となります。

炎症による肌のバリア機能の低下



刺激を受けやすくなる




防御反応によりターンオーバーが異常に速まる




未熟な角化細胞が増え、垢として剥がれにくくなり
肌表面に蓄積する




肌のバリア機能の低下




というような悪循環に陥ります。

冬はとくに湿度の低下・乾燥した風・暖房機器の使用等の影響で、肌の保水力の低下から、この炎症を起こしやすく、冬の肌がかさつく原因の
一つとなります。

乾燥によって角層の水分量が低下して、細胞同士を結合しているデスモソームの分解がスムースに行われないと角層がはがれず肌がくすんで見えたり、かさついてしまいます。

このような場合、ピーリングで溜まってしまった角層を取り除き、アミノ酸などの保水成分を肌に取り込み、保湿ケアをすることで正常な状態に戻すことができます。

なお、炎症がひどい場合は自己判断せずに皮膚科で医師の診断を受けて下さいね。

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サクラ・・・・・・ん!?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

さて、皆様は「サクラン」ってご存じですか?
桜の何か?

実はサクランとはヒアルロン酸などと同じ多糖類の一種で、化粧品の
原料にもされる成分です。
名前から見ると桜に何かしら関係のある物であるようにも
見えますが、実は九州のごく一部だけに自生する淡水の藍藻類である
「スイゼンジノリ」(水前寺海苔)から抽出されます。

そして、サクランの語源は「桜」からではなく、スイゼンジノリの学名
「Aphanothece sacrum(アファノテーケ サクラム)」から命名されています。

サクランが化粧品の原料として使用される場合、多くが保湿・保水性分
として配合される成分で、その特徴は天然に存在する分子の中で最大とも
言われている高分子構造です

この高分子構造よって角質層の表面を長時間保湿することができ、その水分
保持力は、保水力の強いヒアルロン酸と比較しても5倍で、またその保水性と
抗炎症作用に注目して医療への応用も進められている成分です。

ちなみに、このサクランの原料であるスイゼンジノリは、弾力があって
珍味としてその昔は将軍家への献上品とされていたそうで、現在でも高級
日本料理の材料として使われていたりするとか。

一度食べてみたいものです

さて、サクランの名前の元となったスイゼンジノリの学名であるサクラム
(A.sacrum)は、発見者のオランダの植物学者が、水の綺麗さなど生育
環境が素晴らしかったことから、ラテン語で「聖なる」を意味する
「Sacrum」と命名したと言われています。

しかし、その生育環境の独自性から、自生地は水質の悪化や環境の変化などで
年々数を減らしているそうで、最初に発見された池ではほぼ絶滅、唯一残る川
でも保護活動が進められています

そんな貴重なスイゼンジノリですが、難しいとされた養殖を長年の研究で
成功させたことで、化粧品の原料や食品として安定してスイゼンジノリを
有効に利用することができるようになりつつあります。

桜ではありませんが、日本の固有の生物からの恵みであるサクラン。
今後も注目の成分となりそうですね