こんにちは、スキンロジカルの田中です。
先日、帝国劇場で上演中の超人気ミュージカル「エリザベート」を観てきました。
「エリザベート」は、19世紀後半のハプスブルグ家の皇妃エリザベートの半生を描いたウィーン発のミュージカル。彼女に常につきまとう“死”を擬人化して、黄泉の国へいざなうというストーリー。(ざっくり)
帝劇では、2000年に初演されてもう何度も再演されています。
近年は、この公演のチケットを取るのが本当に難しくなっていて、先行抽選はことごとく落選、一般販売ではアクセス不能といった感じです。
私は、初演の時に観て、その後は2008年に観ていますが、今回はなんと11年ぶりの観劇となりました。キャストも殆ど変わっています。
開演前の舞台です。
巨大なセットも組まれて、コンパクトになった帝劇の舞台。後方にある3台のセリを上下させたり、盆を回したりして上手く場面転換しているので、幕が下りることは1回もなく、場面がブツリと切られる感じがないのがよかったです。
帝劇のキャパはミュージカル上演には適正な1800席程度ですが、これまた客席もコンパクトで、この日はやや端の1階S席でしたが、まったくストレスを感じずに見る事ができました。
このミュージカルは、何と言っても、音楽がいいんです。過去に購入した実況録音CDを何度も繰り返し聞いているので、一言一句漏らさないくらい覚えているのですが、何度聴いても色あせることがありません。
前回の観劇の時から、新たに加わったナンバーや無くなったナンバーも少しあり、歌詞が変わっている部分もありましたが、ほぼ同じナンバーで、また感動が蘇ってきました。
そして、キャストの皆様の歌の素晴らしいこと!主役のエリザベートとトートは、まだ力不足な感じは否めませんでしたが、舞台はやはり脚本、音楽、演出など総合的な出来が感動や満足感につながるので、そういった意味でとても満足でした。
それぞれの役は、ダブル・トリプルキャストになっていて、この日のキャストはこの方々。
この香盤表ですが、なんともアナログですねー。扮装写真のポートレートで提示したらよいのに。まあ、帝劇のロビーは広くないので仕方ないのかもしれません。
主役のエリザベート役は代々、元宝塚のトップスター(あるいは元トップ娘役)が勤めています。これは、なんかお約束があるのかな?演出家が宝塚の座付きの方なので、バーターなのでしょうかね。
主役のエリザベートは、宝塚を退団したばかりの娘役、愛希れいかさん。悪くなかったとは思いました。でも、歌は破綻はなかったけれど聴かせてはもらえなかったです。頑張ってギリギリ保っているという感じでした。「そのまま、そのままよー、がんばって!」とこちらが固唾を呑みたくなるような・・・。それよりも、皇后の重みというか主役の存在感みたいなのが全く感じられなかったのが残念。このお役は、なによりそれにつきると思うんです。娘時代から演じるとはいえ、エリザベートは亡くなったのが60歳ですし、もうちょっと大御所の役者さんで歌にもそれが感じられる人がいいんじゃないかなあ。
黄泉の帝王トートは、古川雄大さん。なんとまあ、美しい8頭身、いや9頭身あるかも??いったいどこからが脚?といった超絶スタイルに、手の平より小さそうなサイズのお顔。ずっと黒のお衣装なのですが、最後だけ真白のお衣装になり、「黄泉の帝王じゃなく天使?」と勘違いしてしまいそう。こういうイケメンは歌は期待できないぞ、と思っていたけれど、なかなか聴かせてくれました。でも、こちらもなんだかまだ任じゃないように感じました。黄泉の帝王トートって、ダーク(notダーティ)なお役なはずですが、あまりダークに感じれなかったのは、見た目の美しさのせいなのか、彼の王子系ボイスのせいなのか・・・そう、「帝王」じゃなくてまだ「王子」みたいに感じられて、もっと圧がほしいなあと思いました。
作品に思い入れがあり、何度も見ているので、自分の理想や願望も込めて少し辛口の感想になってしました。。。でも舞台の完成度は高くて、やっぱりまた観たいを思わせてれました。
今年のロングランでチャンスがあればあと1回、別キャストで見たいですし、来年はぜひ韓国でこのミュージカルをみたいなと思っています。
そう!
エリザベートが自分の美貌を保つために行っていた色々な美容法が、歌の中に出てきます。
♪ミルク風呂にはいってるぅ~♪ ※売店にミルク入浴剤が販売されていました(笑)
♪シャンプーはできた? 卵の白身にコニャックを3杯! 完璧ね♪
♪イチゴムースのパック♪
♪ザワークラフトパック♪
♪子牛の肉のパック 生肉を頬の上にのせるぅ~♪
こんなことをしなくても、現代は素晴らしい美容法がいっぱいありますね。
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