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おススメの除菌グッズ 消毒用エタノールがない時は?

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

コロナウィルスの感染拡大を受けて、世の中では様々なモノが品薄になっています。

マスクに始まり、誤った情報からトイレットペーパーまで・・・。

やはり、感染防止に重要な身の回りのグッズは、マスクと除菌剤ですよね。

今日は、化粧品メーカーの立場とノウハウから、おすすめの除菌グッズや

正しい使い方、入手できない場合の代用方法などをお伝えします。

 

1. 消毒用エタノール

いわゆる「消エタ」と言われるもの

通常は薬局で販売されていますし、ネットでも簡単に入手可能です。※現在はどこも品切れ中

500mLサイズで700円~1,000円

アルコール含有量が76.9%~81.4%程度

皮膚の消毒や除菌、室内の掃除などにも使えます

ここで重要なことがあります!

「消毒用エタノール」に対して、「無水エタノール」という製品もあります。

これはアルコール含有用ほぼ100%です。水が含まれていない100%タイプだと“除菌”はできません。水分が含まれてこそ、水分と一緒にアルコールが蒸発するときに菌を取り去ってくれるイメージなのです。無水だとすぐに蒸発してしまいますからね。

もしも、「無水エタノール」をお持ちの場合は、それに20%程度の水(水道水でOK)を加えると「消毒用エタノール」になりますので、それを除菌用にお使いください。

但し、アルコール含有用が70%以下に希釈してしまうと、除菌効果はありませんのでご注意下さい。

 

2. 除菌ジェル

商品名「手ピカジェル」

こちらも、最近殆ど市場でみることはありません。

アルコール含有量76.9%~81.4%

これも、上記の「消エタ」と同等の除菌剤で、「消エタ」で希釈液が水だったのがジェルに変わったものです。

さらに、手指の除菌に特化しているので、保湿剤としてヒアルロン酸やグリセリンといった成分も配合されています。

ジェルタイプは、液体タイプよりは漏れたりしにくいので、携帯に便利ですね。

おまけでこのような商品もあります。

商品名は「ポケ+クリン」

上記のような、ジェルタイプのエタノール除菌剤の1回使い切りタイプです。1包は2mLです。

こちらのほうがもっと携帯に便利ですね。

 

3. 弱酸性「次亜塩素酸水」

そして、今回一番ご紹介したかったのがこちらです。

当社のスタッフが手作りしてくれました。

エタノール類が、品薄で入手困難な今、代替品としておススメです。

次亜塩素酸」は短時間で、除菌や脱臭ができる成分として知られています。

市販の次亜塩素酸」を水(水道水でOK)で希釈してつくります。

 

希釈の濃度は、手指や室内の除菌であれば100ppm程度です。

200 ppmの次亜塩素酸水であれば、単純に倍量の水で希釈すれば100ppmになるというわけです。

スタッフがつくってくれたこの「次亜塩素酸水」が弱酸性となっているのは、手指に使った際のために水で希釈する際に弱酸性になるように、なにかしらの成分を加えたからです。人間の肌は酸性ですのでそれにあわせてあるというワケです。

最近は、この次亜塩素酸も除菌ができる成分ということで少しずつ話題になり始めており、以前ほど簡単に入手することはできなくなってきましたが、エタノールほどの品薄ではありません。薬局では置いている店舗のほうが少ないかもしれませんが、ネットなどで入手できますので、ぜひお試しください。

 

余談として・・・

このような除菌剤を多くの方が使うようになり、携帯用として小分けのプラスティック容器までが市場で品薄になっています。

当社も、手作り化粧水の【トラネキサム酸パウダー】などに付属でお付けしていたのですが、在庫が足りなくなってきました・・・。

そこで、ご不要な場合(ご自分で容易される方や、以前購入した際のものがある方)は、お付けしない代わりに100円のお値引きを致します。

カートに入れる際にプルダウンボタンで、選択して頂くとお値引き価格になります。

 

春のキャンペーンも終了が近づいてまいりました!

大変お得な価格で、美白アイテムがお求め頂けます。お早めにご利用ください。

 

 

 

アルコールは濃度が高いほうが効果も高い?

皆様こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

ゴールデンウィークも終わり、東京は夏かと思うような日差しが降り注ぐ日もあれば、逆に肌寒く感じる日もあり、体調がおかしくなりそうです。皆様もお気を付けください。

さて、気温が上がってくると気になってくるものが色々と出てきます。
食中毒です。
実際にはノロウィルスなど原因によっては時期関係なく起こる食中毒ですが、やはり気温が高くなると発生件数も増えてきます。

今回はその食中毒対策にも使われる「アルコール」についてのお話です。

最近はキッチン用、食卓用、お出かけ用など、また、掃除の洗浄剤としていろんな種類のアルコールを主剤にした商品が出回っています。
アルコールにも色々とありますが、そういった商品には一般的にエタノールが使用されています。

ところで、ドラッグストアなどでアルコールとして売られているエタノールには「消毒用エタノール」と「無水エタノール」があるのをご存知ですか?

この2つの違いは、商品に含まれるエタノールの「濃度」です。日本薬局方では消毒用エタノールの濃度が定められており、76.9~81.4%となっています。
また、無水エタノールは水で薄められていないため、濃度は99.5%となっています。

エタノールの除菌作用は、一般的に濃度が高いほど効果が上がるため、消毒用エタノールより、無水エタノールのほうが効果が高く感じますが、70%をピークに高濃度になると若干作用が落ちていきます

消毒用としてエタノールを使用する場合は、 消毒用エタノールのほうが、薄める手間もなく効果的に使用することができます。
価格が安く、比較的安全で一部の細菌やウイルスなどを除けば効果も高い消毒用エタノールですが、純粋にエタノールを水で薄めただけでは酒税法が適用されるため、価格が跳ね上がります。
そのため、飲用できないように、イソプロパノール等が添加されています。
(料理酒に食塩が入っていたり、みりんに食品添加物を入れてしてみりん風調味料として販売しているのと同様です)

食器や子供、ペットが触るものなどに使用する際は、必ず添加物などの成分を見て、用途に合っているかを確認してうえで使用されることをおすすめします。
キッチン用で食器にかかっても安心とされているアルコール除菌製品もありますのでそういったものを選ぶのも良いかと思います。

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