コラーゲンとビタミンC

Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

関東は、成人式に狙ったように降る雨や雪もなく 比較的穏やかな年末年始となりました。
その代わり、空気は乾燥して肌には優しくない 日が続いています

さて皆様は、
「ビタミンCはコラーゲンの産生を助けて、 内側から肌をサポート」
するという話を聞いたことがありますか?

美白や抗酸化に比べて、ビタミンCの持つ美容効果としてメジャーではありませんが、実はこの作用は生命の維持にとってとても重要です。

「壊血病」という病気をご存知ですか?

古くは、ヨーロッパの国々が帆船で航海していた時代に、長い期間船の 上で生活する船乗りに蔓延していた、死につながる怖い病気です。

実は、その原因が「ビタミンC」の不足

ヨーロッパから、アフリカ・インド・アメリカ大陸へ、長距離を移動する手段は帆船しかない時代。
港に立ち寄らず、月単位の期間を船上で生活する船乗りの食事は、現在と違い保存技術の無い当時、塩漬け・乾物がほとんど。
新鮮な野菜や果物をほとんど食べることができず、体の維持に必要なビタミンCを摂取することができませんでした。

体に必要なビタミンCが不足すると、コラーゲンの約10%を占める特有のアミノ酸「ヒドロキシプロリン」を体内で合成することができなくなるため、コラーゲンにより維持
している皮膚や粘膜からの出血などの異常が発生します。
そうして、最終的に血管の壁が壊れてしまうなど生命器官の維持ができなくなります

これが「壊血病」です。

実際、果物・野菜などを優先的に食べることができ、食事のバランスが比較的とれていた提督などの上級職 には、あまり壊血病が起こらなかったとも言われています。

現代においては、いつもの生活を続けていれば、ビタミンC
不足による壊血病の発症は非常にまれですが、

「ビタミンC」は、肌の張りに重要な
「コラーゲン」を構成する
「ヒドロキシプロリン」を作り出すために
「必要」であることがわかります

ビタミンCは野菜やサプリメントなどで経口摂取した場合、生命の維持に必要な分が先に使用・蓄積されるため、末端器官である肌へは、摂取する量に比べてごくわずかしか到達しないと言われています。

美容のためのビタミンCは、肌から直接を取り込むことがおススメ。
さらにビタミンC誘導体によるイオン導入は、家庭でも効率的なケア を行うことができます。

目に見えにくく時間がかかりますが、根本的なケアとして、ビタミンCイオン導入肌を健やかに保つ助けとなるはずです


ヒドロキシプロリン
の元であるアミノ酸「プロリン」
ビタミンC誘導体」を2種類配合したイオン導入化粧水
アミノシーローション

 

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