Last Updated on 2024年5月22日 by スキンロジカル スタッフ
こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
東京はほとんど梅雨らしい雨が降らずに梅雨明けとなったようです
すでに真夏な日差しに肌が痛めつけられているのを実感します
そんな紫外線のちょっとしたお話。
みなさんがメイクの基本として使用されている「ファンデーション」などのベース系メイク。
目指す肌の色や雰囲気、流行りのメイクに合わせて様々なカラーをチョイスしてているかと思います
そしてほとんどのベース系メイクは肌のトーンをあげたり、美白や透明感を演出するために、顔料や金属の微粉末を配合しています。
顔料は成分は違いますが、絵の具と同じように、色を肌の上に重ねて目的の肌の色に近づけるものです。
対して、酸化チタンなどの金属性の微粉末は太陽や照明の光を反射することで、肌を明るく、透明感を持たせることができます
金属製の微粉末というとなんだか怖い気もしますが、基本的には、肌に傷などをつけるサイズではなく、粉末自体をコーティングしてあるため、偶然口に入ったとしても安全なものです。
また、コーティングしてあることで金属に対するアレルギーを持っている方でも使用できる可能性があります。
※個人差・材料による製品差はありますので、気になる成分は必ずパッチテストをしてからご使用ください。
最近はベース系メイク商品にもSPFやPAなどの紫外線防御指数が書かれているものが多くありますが、実は書いていないものであっても、肌を明るくするために配合した
酸化チタンなどは、UVケアアイテムに紫外線散乱材として配合されていますし、色の付いた不透明顔料は素材自身が日差しを遮る(透明な下敷きにポスターカラーで色を塗ると、光が透けなくなるのと同じ原理)ので、少しではありますが紫外線を防ぐ効果もあります。
そういった成分を配合している物をお使いの場合は、知らないうちに普段の紫外線対策にプラスアルファしているかもしれません