歌舞伎座 幕見席で歌舞伎を観る方法

Last Updated on 2020年1月29日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

正月早々の初芝居は、歌舞伎座で「壽 初春大歌舞伎」を見て参りました。

私は、歌舞伎が好きなのですが、歌舞伎ってちょっと敷居が高いですよね。

お席の料金も一番席数が多い一等席で18,000円、一番安い席(3階)でも4,000円と高いですし、

襲名披露公演や、正月公演は、更に値段が上がって一等席で20,000円になることもあります。。。。(桟敷席はもっと高いです)

しかも、午前の部と午後の部は演目が違いますから、両方観たいと思うと36,000円~40,000円になります。

でも、とてもお得に、気軽に見る方法があるのです。それが「幕見席」です。

この幕見は、外国人の観光客の方もかなり利用されています。(アジア人より圧倒的に欧米人多し)

会場の一番端、4階席(確か着席90席)がこの幕見席に当てられていて、立ち見もできます。

通常の公演では、午前、午後の部でそれぞれ2~3演目が上演されますが、その1演目(一幕)だけでも見る事ができるお席です(2演目、3演目を続けて購入してもOK)。予約も必要なく、当日直接劇場で幕見席専用チケット窓口に並んで購入します。

でも、チケットの購入方法にはちょっとした情報というかコツみたいなものが必要なのです。

今日は、それについて書きたいと思います。

今回私は、「壽 初春大歌舞伎」夜の部の二幕目『連獅子』という演目だけが見たかったのです。一幕目と三幕目は見なくて良いのに、夜の部のチケットを20,000円出して購入するのはモッタイナイ・・・そこで、幕見席で見ることにしました。

幕見席の料金は、その演目の上演時間などによって様々異なっていて、500円~2,000円程度まで。

私が行った、夜の部の二幕目『連獅子』の幕見席料金は、たった1,300円dした!!

 

★ここから幕見席のチケットの買い方と観劇方法についての<HOW TO>です★

1. 歌舞伎座のHP「歌舞伎美人」で幕見席チケットの販売開始時間をチェック!

毎月月末に、翌月の演目の幕見席チケットの販売開始時刻がHPでリリースされます。月末というか、その公演の初日の1~2日くらい前のギリギリのタイミングです。おそらく、舞台稽古を行ってみないと、各幕の上演開始時刻がわからないからでしょう。ここで、自分の見たい演目のチケット発売予定時刻を確認します。

 

2. 発売予定時刻の〇分前に列に並ばないと・・・

これはとても重要なポイントです。発売開始時間ちょうどに歌舞伎座前にいっても、既に長蛇の列が出来ていて、「売り切れです」「お立見になります」と言われかねません。

これは、観に行く日、時間や演目、演者によって異なるのですが、

・人気のある演目や演者

・土日祝日

これにあたる日は、発売開始よりずっと早くに行って並んでおかなければ着席での観劇が出来ないばかりか、売り切れになることもあります。

そうでない場合は、(例えば、平日の夜とか人気のない演目や演者の公演)、発売時間を過ぎてフラッと行った場合もチケットがあり、余裕で着席観劇できる場合もあります。リアルタイムな状況は、ツイッターでつぶやいている方がいる場合もありますので、チェックしてみてもいいかもしれません。

ちなみに今回は、私は発売開始時間の約1時間前に列に並びましたが、既に75番目でした。(整理券として番号をもらいます)着席できるのは90名ですので、整理券番号が90番以降は立ち見となります。

3. チケットを購入したら開演直前にまた集合

一旦チケットを購入したら(支払いは現金のみ!)フリータイムとなり、指定された時間(大体開演の20分くらい前?)までに歌舞伎座4階の幕見席入口へ集合し、整理券番号順に並びます。チケットを購入してから集合時間までは30分くらいしかないので、銀座でお買い物をしたら、食事をするほどの時間はなく、せいぜい地下のタリーズでお茶をするとかお土産をみることができるくらいです。

4. さあ、整理券順に入場!順番なんだけれど、やはり席は争奪戦!!

いよいよ、前の幕が終了すると整理券順に入場します。席は自由席なので、好きなところに座っていいのですが、これが争奪戦!ただでさえ観にくい4階席ですから、できるだけ見やすい席に座りたくて、皆さん右往左往。ただ、90番までの方は必ず着席せきるよう、係の方が次の番号の方(90番以降の立ち見の方)の入場をストップしておいてくれますから、席がなくなることはありません。

さて、少しでも見やすい席ですが・・・4階となるとかなり上方から見下ろすような感じになり、列も2例しかありませんので、どこも大して変わらないのですが、上手寄りに座ると、花道の7:3(役者が見えを切ったりするところ)が若干見えますので(下手側だと全く見えない)、おすすめです。

 

というワケで、ザっと幕見席での観劇の方法を書いてみました。

上演時間にプラスして、発売時刻(上演の30分以上前)、列に並ぶ時間を考えると、結構な時間を要します。

・今日は時間があるから、歌舞伎の幕見に行ってみようかな

・この演目だけをどうしてもみたいから、狙っていく

・歌舞伎座の前を通りかかったけど、今日は幕見の列が少ないみたいで、すぐに入場できそう

このような状況で出向くのがベターでしょう。

 

幕見席は、歌舞伎をこれから見てみたい、初めてという方の入門編におススメです。

興味がある役者さんの演目に行ってみてもいいし、

有名な演目(義経千本桜や菅原伝授手習鑑、仮名手本忠臣蔵など)

にいってみるといいと思います。

 

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