新しい歌舞伎座の観劇スタイル

Last Updated on 2020年9月4日 by スキンロジカル スタッフ

こんにちは、スキンロジカルの田中です。

去る8月某日、歌舞伎座へ八月花形歌舞伎を観に行ってきました。

コロナ禍で歌舞座は公演を3月から中止していましたので、約5ヵ月ぶり再開です。

 

歌舞伎座では様々なコロナ対策をおこなっていました。

✔ 客席は、一席おきに空席にして1800席の歌舞伎座の販売座席数は約半分に。

✔ 一幕ごとに観客、スタッフ、出演者の総入れ替え制。

✔ 入場の際は、スタッフが体温を計り、チケットの半券は自分でもぎって箱へ入れる

✔ 演目は演者や鳴り物、スタッフが少ない舞踊の演目が4幕のうち3幕

✔ オペラグラス、イヤホンガイドの貸し出しなし

✔ 開幕前に主演者のアナウンスで観劇に関するルールの案内あり

✔ 大向こうは禁止

 

歌舞伎座は椅子の配置がチドリ(互い違い)になっていないうえ
1階席の前方はほとんど段差がなくて、普段はとても見にくいのですが
一席おきの着席になっていたことで、とても見やすくストレスフリーになっていました。

 

そのほかにも、これまでの公演と変わったところがたくさんありました。

 

歌舞座(とくに歌舞伎座)の公演は、ほとんどが午前と午後の二部制です。

それぞれに2つずつくらいの演目があり、各部で1等席は18,000円です。

贔屓の役者さんだけを観たい場合は、ひとつの演目しか観なくてよいのに
その部のチケットを購入しなければならないワケです。

18,000円の半分がもったいないなと感じていたのですが

今回は全ての部が総入れ替え制で、それぞれ別に購入することができたので

見たい演目だけを8,000円で購入することができるようになっていました。

ずっと長く続いてきた二部制の歌舞伎の興行のスタイルも
これからはこのように変わっていくのかもしれません。

いつもは1,000円以上で購入しなければならない、歌舞伎の筋書きも今回は写真の掲載などもない簡易バージョンになっていて、無料配布されました。

 

この日は8月花形歌舞伎の第3部を観に行ったのですが、翌日この演目が急遽中止に!

演者さんの中で微熱が出た方を確認したとのことで、急遽中止になったのでした。

 

座席は6列目でしたので、飛沫が飛んでくるような位置ではありませんでしたが

実際に観に行っていた舞台の役者さんにもしかしたらコロナに感染していた方がいたのかもしれないと思うと、ちょっと胸騒ぎがしました。

翌日HPで、PCR検査の結果コロナは陰性だったことが確認されたのと発表され
翌々日から無事公演は再開されました。

ヨカッタ!


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