スキンケア豆知識」カテゴリーアーカイブ

男性の肌は女性より強い・・・わけではない

 

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

最近は一日の寒暖差が大きくなり、空気も秋らしく乾燥する一方です。

この時期は肌が敏感になりやすい季節でもあります。
冬に向けて保湿に気をつけながら日々のスキンケアを行いましょう。
今の時期の肌作りで冬の肌は変わってきます。

さて、今回は「男性の肌」に関するお話。
実は女性の肌に比べて男性の肌は平均的に0.2~0.5mmほど厚いといわれています。
物理的な「肌の強さ」でいえば、やはり女性より男性のほうが「肌が強い」ともいえます。

ちなみに、肌に含まれる水分量は女性より少なく、「男性の肌は固い」といわれるのは、厚みの違いのほかにこういった理由があるのかもしれません。
反面、皮脂は多い傾向があり、そのため肌が脂っぽく水分量のわりに乾燥をあまり感じにくい点も特徴です。

女性と男性で「肌の厚さ」や「肌質の傾向」に若干の違いはあっても、「肌の機能」に差はありません。つまり男性にも女性と同じく肌悩みがあります。

例えば、皮脂の分泌が多いことによるニキビはその中でもメジャーな悩みの一つです。
そして意外に多いのが、「ヒゲ剃り」に関する悩み。

男性は(伸ばしている人以外)ほぼ毎日ヒゲを剃ります。

ヒゲを剃る場合、どんなに高性能なカミソリやシェーバーを使っても、ヒゲだけではなく肌の表面も少なからず削ってしまいます。
日々のヒゲ剃りで肌が薄くなると、赤みが出たり、ヒリヒリしたり、肌が粉を吹いたようになったりしてしまいます。

このような場合は、洗顔やタオルで顔を拭いたりするときもゴシゴシこすらず肌に優しく行うこと。
さらにビタミンCやアミノ酸をイオン導入して、肌のベースとなる成分を送り届けるとともに、保湿をしっかりして正しい肌の状態に導いてあげることが重要です。

また、刺激を受けると次第に外側の角層が厚くなる場合があります。これは肌の防御機能の一つですが、角層が厚くなることで、ヒゲが埋没毛になって炎症を起こしたり、毛穴周りの肌が固くなりニキビのもとになったりします。
さらに、刺激によるメラニンの生成促進や角層が厚くなることで肌に透明感がなくなり、髭剃り部分の肌が黒ずんで見えることがあります。
この場合、ソフトピーリングで余分な角層だけを取り除き、ビタミンCでメラニンの生成を防ぎ、きちんと保湿を行うことで、トラブルになりにくいやわらかい肌状態を保つことができます。

いずれの場合も、普段使用しているカミソリやシェーバーの正しい使い方、ホットタオルやシェービングフォーム等の利用、自分の肌質に合った機器に変えるなど、できるだけ日々の髭剃りによる肌ストレスを取り除くことも重要です。

男性は肌が強いからと、女性に比べて肌のケアをおざなりにしがちになりますが、きちんとケアをすることで、シミやしわなどの将来の見た目年齢に差が出てきます。

肌悩みがある男性はもちろん、今特に悩みのない男性もまずは、ヒゲ剃り後に化粧水とクリームや乳液を塗るなどの簡単なスキンケアからでも始めてみてください。

 


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シミと血管の関係

皆様こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

猛暑・酷暑の夏が終わったと思ったら、いきなり11月下旬頃の気温になるなど、寒暖差も大きく体にも肌にも厳しい季節になりました。
こんな時期は油断せず、紫外線ケアや乾燥ケア等肌の手入れは入念に入念に。

 

さて、今回は「シミと血管の関係」について。

シミ」と「血管」・・・あまり気にしたことない関係性ですが、先日大手化粧品メーカーが医科大学の医師との研究を発表していました。

研究では、紫外線によるシミを対象に、レーザー治療を3か月行い、真皮の血管密度が違う場所でシミの改善に差があるのかを実験しています。

結果、肌の真皮に存在する毛細血管が多いほど、今回の条件ではメラニンによる色素沈着(シミ)の改善は低くなるということがわかったそうです。

この結果から考えると、顔の中でも特に毛細血管の集まっている頬などのシミが取れにくいというのもなんとなく納得ができます。


以前の研究では、紫外線などの外的要因やストレ等による内的要因により血管が刺激を受けると、メラニンの生成を促す因子を血管が放出するということがわかっています。

特に、顔の中でも出っ張っていて太陽からの紫外線にも当たりやすい頬はシミができやすく、かつ、取りにくい部分というわけです。

つまり「シミを作らせない予防」がとても重要であることがわかります。

当然毛細血管は人が生きるために欠かせない組織であり、シミケアの邪魔になるからと無くすことはできません。
また、老廃物であるメラニンは血液を通しても排出されています。

「上手な付き合い方」が必要です。

今回の研究発表では、肝斑等の紫外線によるシミ以外の研究については出ていませんが、シミの改善メカニズムについて興味深い研究がまた一つ増えてしまいました。



古い角質が剥がれ落ちずに残ると、重なって肌のくすみを招きます。

新成分の「ケラトリン」が肌に残ったままの古い角質だけをはがしとり、
優しく肌のくすみをオフします。

スキンロジカル ホイップピールパック (4g 8包入) ¥2,934


メラニンの生成を促す物質をブロックし、肌の炎症を抑える。
ビタミンCとは違うアプローチで肌の透明感を目指します。

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肌が乾燥するのはなぜ?【本当の保湿力は肌の力】

こんにちは、スキンロジカルです。

すっかり秋めいて、涼しくなりました。

マスクをして、汗をかきかき外出していたのがついこの間なのに

そろそろお肌の乾燥が気になり始める時期になりました?

 

肌にとって一番大切なスキンケア【乾燥から守ること】

キレイな肌とは、潤いがありキメの整った肌。

反対に乾燥してキメが粗くなった肌はシワも増え、老けて見えてしまいます。

 

潤いとキメのある肌をキープするために、一番大切なスキンケアが乾燥から守ることです。

 

[保湿=クリームをたくさんつける]はNG

保湿はクリームなどの油分をたくさんつけることではありません。

肌には、肌そのものが作り出す保湿成分があります。

それがNMFといわれる「天然保湿因子」です。

 

肌の水分はNMFによって保たれています

天然の潤い成分であるNMFが角質(ケラチンというたんぱく質)を満たしていると、肌は水分を保つことができます。

NMFの少ない肌は、乾燥し角質が固くなってしまうのです。

 

年齢とともに少なくなるNMF

NMFは体のなかで自然に作り出される成分です。

けれども、年齢とともにその生産量は衰えていきます。

赤ちゃんや小さな子供の肌がキメが細かく、潤っているのはそのためです。

 

NMFの約半分がアミノ酸から作られる

肌の潤いを保つために重要な役目を果たすNMFは

アミノ酸とアミノ酸から作られるPCA(ピロリドンカルボン酸)から作られています。

NMFを保つためにはアミノ酸が必要なのです。

 

スキンロジカルのアミノ酸はNMFを考慮したオリジナル処方

アミノの種類のなかでも、NMFの主成分となっているのが

✔ セリン

✔ アラニン

✔ グリシン

です。

 

スキンロジカルのアミノ酸配合化粧水

スキンロジカル アミノシーローション

のアミノ酸は、

NMFの組成を考慮して

✔ セリン

✔ アラニン

✔ グリシン

の量を増やしたオリジナルのアミノ酸配合を行っています。

 

スキンロジカル アミノシーローション 150mL ¥8,382(税込)

 

 

 

 

値段の違いは中身の違い

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

やたらと暑かった記憶しかない今年の夏も終わりの兆しが見え始めてきました。
これからは少しずつ乾燥する季節へと変わっていきます。
気温や湿度に注意しつつ、秋肌への準備をすすめましょう。

さて、今日は当店のイオン導入器「ブロードイオン」について。

ブロードイオンには超音波などの機能はついていません。
つまり超音波による顔のシェイプアップやリフティングなどの効果がない代わりに、肌を美しく保つイオン導入の機能に特化しています。

イオン導入は美容成分を肌に送り届けるシステムですが、その肝となるのが「電気」です。
イオン導入をするためには、当然肌に電気を流す必要がありますが、単に電気を流せば良いわけではなく、体や肌にとって安全で効率的でなければいけません。
電気をただ流すだけでは、効果が無いばかりか、やけど等の肌トラブルなどが起こる場合もあります。

例えばブロードイオンは電気がきちんと流れていない場合や、使用時間の目安をブザーでお知らせする機能が付いています。また、未使用時は2分、使用中も過度の使用を抑制するため最大でも5分で自動的に電源が落ちるようになっています。

また、イオン導入を効率的にするために、ブロードイオンはマイクロコントローラ(マイコン)を基板に実装していて、イオン導入に使う電気をプログラムで制御をしています。

実は人の肌は電気をためる特性を持っています。そのためイオン導入で電気を流し続けると、肌に電気がどんどんたまっていきます。
一定の電気をためた肌は、それ以上の電気が流れにくくなり、結果としてイオン導入の効果が低下します。
このためブロードイオンでは、電気を短い時間で細かくON・OFFするようにプログラムで制御しています。
この仕組みで、肌に電気をたまりにくくするのと同時に、肌に優しくなっています。

写真は「ブロードイオン」(左)と廉価なスティック型イオン導入美顔器(右)の内部(基板)の写真です。

矢印部分がマイコンです。

ブロードイオンは電気の制御を細かく行うため部品が多く、表につけられないスイッチ類は基板の裏側に付いています。

このマイコンには電気をON・OFFする以外にも、イオン導入に最適な波形を作り出す、ブザーの制御、モード別の設定など様々なことがプログラムされている頭脳です。

なお、比較している廉価なイオン導入機の基板中央についている黒くて四角い部品はマイコンではなく、ダイオードという部品のため電気の波形等を制御する機能はありません。

このため、このタイプのイオン導入機には電気の出力は調整されているものの電気は流れっぱなしで波形はなく、出力の強さなどは選べません。
今回比較したイオン導入器では導入と導出の極性の切り替えのみが可能でした。

また、ブザーなどでエラーや導入時間をお知らせしたり、自動で電源が切れたりといった安全のための機能もありません。

このような商品は、より増して使用上の注意をよく読んでお使いいただくことをお勧めします。

価格の安い商品も魅力的ではありますが、効果的で安全に使用するためにはコツも必要です。

(イオン導入化粧水+コインマスク付)

ビタミンH・ビタミンB7・・・美肌とビオチンの関係とは?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

自宅はペットがいる関係もあり、昨年からエアコンはつけっぱなしでも電気代があまり変わらないと話を聞いたので、不在時でも夏は24時間エアコンを28度設定で基本的に入れたままにしています。

最初の1か月は電気代がどうなるかと戦々恐々でしたが、結果的にはそれまでと大きく変わらず、入れたり切ったりしていた夜もつけっぱなしということもあり、熱帯夜のイライラからも解放。
人間も快適になり、早くやればよかったと思いました。

使用するエアコンによって結果は変わる可能性もありますので、試される場合はまずどのくらい電気代が変わるのかを確認してから本格的にやってみてくださいね。



さて、最近CMで「ビオチン」を配合した大手製薬メーカーのシミ対策医薬品のCMを見ました


(写真はイメージです)

ビオチンは、ビタミンHとも呼ばれていた成分で、正確にはビタミンBの一種(ビタミンB7)です。
ただし、卵の黄身や豆類などに多く含まれている成分であり、普段の食生活では不足することが極めて稀なビタミンなので、現在は「ビオチン」の名前が一般的になっています。

当店ではフィチン酸が主成分のイオン導入化粧水である「FHローション」に配合している成分ですが、あまり化粧品に配合されているのを見かけない成分ではないでしょうか。フィチン酸もそうですが。
前述の医薬品もビタミンCを主剤とした錠剤で化粧品ではありません。

そんなビオチンは肌の維持や炎症を防ぐ働きのある成分で、ドイツでビタミンとして名付けられた際に「H」がドイツ語で「肌」を意味する「Haut」から命名されたことからもわかります。

ビオチンが不足すると、コラーゲンの生成不良や免疫機能の低下が起こり肌が正しく形成されないことが分かっており、補酵素としてアミノ酸などの肌を形成する成分とともに、美しい肌を作るために重要な役割をはたしています。

そんな美肌作りに有用なビオチンは、水溶性であるビタミンBの一種であり、水に溶けることでイオン化する成分でもあります。
つまり、イオン導入によりその効果を肌内で十分生かすことができる成分です。

ちなみにビオチンは病院でも処方薬としても使われていて、湿疹、アトピー性皮膚炎、かぶれ、ニキビ等に用いられます。


スキンケア商品ではあまりなじみのない成分ですが、ワンランク上の美肌を目指せる可能性を秘めた「ビオチン」試してみてはいかがでしょうか。