スキンケア豆知識」カテゴリーアーカイブ

冬の外出前は「保湿ケア」を

みなさまこんにちは、スキンロジカルスタッフです

2020年に入ってすでに1月が過ぎようとしています。
早いです

今冬は暖冬であることを感じる、冬とは思えない暖かい日が多くありますが、暖かくても冬は冬。乾燥は続き、暖房を入れた室内では20%台になることもあります

自宅であれば、加湿器や洗濯物の室内干しなどである程度湿度の調整ができますが、外やお出かけ先では思った通りに湿度管理ができません。

重要なのは、普段のお手入れはもちろん、

お出かけ前にもしっかりとした
保湿ケア

をして乾燥から肌を守りましょう

イオン導入で美容成分を肌に送り込むことができればより良い保湿ケアができますが、お出かけ前だと時間もなく、そこまで手が回らないのも事実です

そんな時は、イオン導入ローションを肌につけて、クリームなどでケアするのも良いですが、塗るだけでもより保湿を求めたいときにオススメなのが、期間限定で発売しているCEローションです。

CEローション」は、当店の導入ローションや美容液と違い、とろみのあるテクスチャーとなっており、肌につけるだけでもその保湿感を得られるようになっています。
肌に塗りこむと浸透していきますので、保湿を完璧にしたい場合は、その後にクリームを重ねることでよりしっとりとした肌が持続します。

よく、クリームを付けたあとにファンデーションをつけると、カスのようなものが出ることがあります。
これは垢などではなく、クリームとファンデーションの成分が混ざり合うことでダマのようになったものです。
これを防ぐには、クリームを付けた後にしっかりと肌に浸透させて、時間をおいてからファンデーションを使うと出にくくなります。

また、ファンデーションは塗り伸ばしたりこするように使わず、肌にポンポンと乗せるように使うことで、カスのようなものが出にくくなり、さらに毛穴をうまく隠すこともできます。

まだまだ乾燥した季節が続きます。
外出時に「カサカサ」を感じる場合は、外出前の「保湿ケア」を一度見直してみてはいかがでしょうか

 

スキンロジカル CEローション 100mL
肌なじみの良いビタミンCビタミンEの誘導体であるAPPSTPNa配合したプレミアムなローションです。
まるで美容液のようなとろみのあるテクスチャーで、肌に塗るだけでも、保湿感を得られ、ビタミンCやビタミンEの浸透性も上がっています。
もちろんイオン導入も可能となっています。
※数量限定商品となっておりますので、売り切れの際はご容赦くださいますようお願いいたします。

そもそも「ビタミン」ってなに?

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

最近、ふとタイトルの通り

そもそも「ビタミン」ってなに?

という疑問が出てきたので、いろいろと調べて
いました。
知ってるようで意外としらない「ビタミン」に
ついて、今回少しお話しようと思います。

ビタミン(Vitamin)は、ご存知の通りいろいろな
種類があります。

当店でもよく話に出る「ビタミンC」をはじめ
AやBやD・・・そしてPやHなど様々です。

実はこの「ビタミン」直接体を作る元となったり、
活動するためのエネルギーではありません。

人間における「ビタミン」の定義は

正常に体の機能が働くために、「必要不可欠な
有機物」

かつ

体内で必要な量を作り出すことができないため、
外部から取り込む必要がある

成分のことをいいます。

例えばビタミンC(アスコルビン酸)は、体を
構成するコラーゲンの生成などに必須の成分で、
不足すると骨の成長不全や皮膚や粘膜の異常、
出血など様々な
問題が起こり、健康を維持することができなく
なります。

そしてこのビタミンCは人間やサルなどの
霊長類と一部の哺乳類は体内で作り出すことが
できません。
しかし、それ以外の哺乳類のほとんどが体内で
合成することができる成分でもあります。
つまり生物達にとっては「ビタミンC」は外部から
取り入れることが必要でないため「ビタミン」
ではないワケです。

体内で作り出せない「ビタミン」は基本的に食べ
物として体内に取り込み体内の様々なところに
使われます。

また、一般的に「ビタミン」は、「ビタミンB」
や「ビタミンC」などと呼ばれていますが、
実は物質の名前ではありません。

例えばビタミンC配合の化粧品を見ても、全成分
には

「ビタミンC」

ではなく

「アスコルビン酸〇〇」
「〇〇アスコルビル△△」

などと書かれています。
これはビタミンが単一の「物質」ではなく「機能」
で分けられているためです。

日本は食に恵まれているため、食べられないこと
による欠乏症は少なくなっていますが、偏った
食事によるビタミン不足問題も起こっています。
体のためにもお肌のためにも、食生活を見直し
必要なビタミンをバランスよく取ることが重要
なようです。

そして、さらなる美肌を求めるのであれば、
食事で摂った「ビタミン」は先に生命活動の
維持に使われてしまうため、お肌には直接
「イオン導入」で成分を届けてあげましょう。

 

何かの集まり「スキンフローラ」とは

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

さて、最近「スキンフローラ」という言葉を耳にしました。

〇〇フローラ」といえば、某大手整腸剤メーカーがCMしていた「腸内フローラ」を思い出しました。

そもそも、「フローラ」とは「細菌叢」「微生物叢」のことです。
※「叢(そう)」は「集団」を意味するので、この場合「微生物の集団」のことをあらわします。

例えば「腸内フローラ」を例にしてみると、人間の腸内では、いくつかの菌が存在することにより食品の分解や養分の吸収を助け、悪玉菌と呼ばれる体に害をなす菌を抑制し腸内の環境を保っています。

これらのは1つの菌だけでは成り立たないため、このような効果を表す複数の腸内細菌類をまとめて「腸内フローラ」と呼んでいます。
腸内細菌のバランスが崩れるとおなかを壊したり便秘になったりと体に不調をきたします

同様に人の肌にも、顔に限らず常にいくつかの細菌が存在しています。その中でも肌に常在する代表的な菌として、

表皮ブドウ球菌
アクネ桿菌
黄色ブドウ球菌

の3つがあります。

菌の名前だけ見ると、なんだか「悪い菌」みたいに見えてしまいますが、実はすべてが「悪」なわけではなく肌には欠かせない働きを持つ菌もあります。

表皮ブドウ球菌は、皮脂や汗を元にグリセリンや脂肪酸を作り出すことができます。ご存知の通り、グリセリンは肌の保湿やバリア機能を高め脂肪酸は肌を弱酸性に保ちます。

アクネ桿菌は毛穴や皮脂腺に存在して、皮脂を元に脂肪酸などの酸性成分を作り出し、肌を弱酸性に保つ働きをします。

それに対して病原性の高い黄色ブドウ球菌は肌がアルカリ性に傾くと皮膚炎の原因となったり傷を悪化させるたりします。

そのため表皮ブドウ球菌やアクネ桿菌によって、肌の表面が弱酸性に保たれることで、黄色ブドウ球菌をはじめとしたトラブルの元となる菌の増殖を防ぐことができます。

一方、肌を弱酸性に保つ働きを持つアクネ桿菌はご存知の通りニキビの原因の一つでもあります。
皮脂が増え過ぎてしまったり、毛穴をふさいだりしてしまうと、アクネ桿菌が増殖して炎症を起こすことで「ニキビ」となります。

腸内と同じく、肌に存在する常在菌のバランスが崩れると肌トラブルの原因となります。
長時間の入浴肌を強くこすって洗ったり何度も洗顔等を行ったりすることは常在菌を減らしてしまい、バリア機能の低下にもつながります。また、乾燥は表皮に存在する表皮ブドウ球菌が減る原因となり、肌はアルカリに傾きやすくなります。

冬に向けて乾燥する季節は、

・適度な洗顔
・保湿
・皮脂量の調節

これらをスキンケアの際に心がけることで、「スキンフローラ」のバランスを整えてしっかり「肌バリア機能」を高めて、この秋はトラブル知らずの肌を作りましょう。

皮脂のバランスを整える米ぬか成分「フィチン酸」を配合したイオン導入ローション

FHローション150mL

 

3種類のセラミドとグロースファクター+ビタミンEでバリア機能を高めつつ潤いを貯めることができる本来の肌へ

リペアモイストクリーム30g

イオン導入ケアの順番とは?

こんにちは、スキンロジカルイノウエです。

スキンケアにはそれぞれのアイテムを使う順番というものがあります。

例えば、

「クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム」

一般的にこのような順番でケアが行われていると思います。

最近はスキンケア化粧品でも、ブースター(ブースター美容液・導入美容液・プレ化粧水)ふき取り化粧水美容乳液オールインワンゲルなど、多くの種類があるためそれぞれの使うタイミングや使用頻度、使用する順番など多岐にわたります。

そこに「イオン導出」「イオン導入」を今行っているケアに新たに組み込む場合に、「どのタイミングで使用すれば良いのかわからない」といった質問をいただくことがあります。

今回はそれについてお話したいと思います。

 


・・・といっても、実はどんなにスキンケアアイテムが増えたとしても、「イオン導入」のベストなタイミングはかわりません。

そして、そのタイミングは・・・

「肌に何もついていない状態」

です。つまり・・・

「洗顔後」

がベストなタイミングです。

夜であれば、メイクを落とし洗顔をした後・・・例えばお風呂上がりがベストなタイミングとなります。

また、朝にイオン導入を行う場合でも、洗顔の後に行うのが基本です。夜つけた乳液やクリーム、無駄な皮脂などをクリアにすることで、より効果的にケアをすることができます。

ではなぜ、洗顔後がベストなのかというと、

「イオン導入」「水溶性の成分を電気の力で肌に送り込む」というシステムのため肌に余分な皮脂や成分があると、導入の妨げや肌トラブルの元となるためです。

さらに言えば、「イオン導入」が終わった「後」であれば、化粧水や美容液、ブースター、保湿アイテム、オールインワンゲルなどどのような化粧品を使っても問題ありません。


そして、「イオン導出」を行うタイミングはもっとわかりやすくて、

イオン導入の「直前」

です。

「イオン導出」「イオン導入」「後」に行ってしまうと、効果的でないばかりか、イオン導入した成分が抜けてしまう場合もありますので、必ず「イオン導出」
「イオン導入」「前」に行います。

 



「イオン導入」
ケアの順番は

「最初」「肌に何もついていない状態」

と覚えておけば大丈夫です。

そして「イオン導出」は、

「イオン導入」の「前」

これが決まりです。

スキンケアの順番に迷ったら、ぜひ参考にしてくださいね。

※こちらには「導出」と「導入」の順番に関する記事を書いています。

イオン「導出」と「導入」の順番は重要です!

そのほかイオン導入についてのアレコレはこちらにも掲載しております。

白肌の貴公子も認めたイオン導入

こんにちは、スキンロジカルのイノウエです。

先日、白肌の貴公子こと美容家のMattさんがバラエティー番組に出演されていて、普段のスキンケアの話をしていました。

Mattさんといえば、元プロ野球読売巨人のエース、桑田真澄さんのご子息で、インスタやテレビなどで人形のようなルックスと不思議なキャラクターで人気です。

当然家ではブースター美容液+化粧水x3+乳液+クリームとかなり過剰ともいえるケアを実践しているそうですが、「まつエク」や「ネイル」などお店や美容クリニックでのケアの話の中で「イオン導入」を行っているという話が出ていました。

美容にあまり理解のない男性出演者の方は

「イオンを導入してなんになるんだ」
「マイナスイオンとおなじだろう」

などとトークが飛んでいましたが、

「イオン導入」という仕組みがわからないと同じように

「胡散臭いシステム」

「本当に効果があるものなのか」

と思ってしまうのも当然かもしれません。

そこで、そんな疑問を少しでもなくすために、今回は簡単に「イオン導入」についてお話ししようと思います。

そもそも、イオン導入は電気の力で肌に有用な成分をイオン化することで単純塗布より肌の奥まで届けることができる仕組みのことです。

イオン化できる(電気の力を帯びることのできる)成分に対し、電気を流すことで、プラスまたはマイナスの電気を与え、与えた電気と同じ極性同士が反発する力を利用して肌の奥へ成分を送り届けます。
磁石の同じ極が反発して押しやられるのと同じ作用です。

ですから、世間一般でいういわゆる「マイナスイオン」というものとは全く違い、

「なんだかよくわからないけど、癒しの力やリラックス効果ですごい浸透する」

というものではなく、きちんと医療の現場でも実際に薬剤を注入する方法として確立された技術があってのケア方法です。

そのため、浸透させるには適した電流と時間、そして美容成分もどんなものでもよいわけではなく、電気を帯びてサイズ(成分の大きさ)が小さいものなどといった条件があります。

イオン導入は「謎なもの」「怖いもの」「得体のしれないもの」ではないので、より良い肌作りのためにぜひ「イオン導入」をケアに取り入れてみてくださいね。