スキンケア豆知識」カテゴリーアーカイブ

肌が白く輝くワケ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
東京はほとんど梅雨らしい雨が降らずに梅雨明けとなったようです
すでに真夏な日差しに肌が痛めつけられているのを実感します

そんな紫外線ちょっとしたお話。

みなさんがメイクの基本として使用されている「ファンデーション」などのベース系メイク。
目指す肌の色や雰囲気、流行りのメイクに合わせて様々なカラーをチョイスしてているかと思います

そしてほとんどのベース系メイクは肌のトーンをあげたり、美白や透明感を演出するために、顔料や金属の微粉末を配合しています。

顔料は成分は違いますが、絵の具と同じように、色を肌の上に重ねて目的の肌の色に近づけるものです。
対して、酸化チタンなどの金属性の微粉末は太陽や照明の光を反射することで、肌を明るく、透明感を持たせることができます

金属製の微粉末というとなんだか怖い気もしますが、基本的には、肌に傷などをつけるサイズではなく、粉末自体をコーティングしてあるため、偶然口に入ったとしても安全なものです。
また、コーティングしてあることで金属に対するアレルギーを持っている方でも使用できる可能性があります。
※個人差・材料による製品差はありますので、気になる成分は必ずパッチテストをしてからご使用ください。

最近はベース系メイク商品にもSPFやPAなどの紫外線防御指数が書かれているものが多くありますが、実は書いていないものであっても、肌を明るくするために配合した
酸化チタンなどは、UVケアアイテムに紫外線散乱材として配合されていますし、色の付いた不透明顔料は素材自身が日差しを遮る(透明な下敷きにポスターカラーで色を塗ると、光が透けなくなるのと同じ原理)ので、少しではありますが紫外線を防ぐ効果もあります

そういった成分を配合している物をお使いの場合は、知らないうちに普段の紫外線対策にプラスアルファしているかもしれません

イオン導出 使っていますか?

みなさまこんにちは、スキンロジカルイノウエです。

各地続々と梅雨入りしてきました。
湿度もかなり高く、今までとは一転してじめっと暑い日も増えてきました。

さて、皆様は「イオン導出」したことがありますか?

美肌成分を浸透させるイオン導入とちがってイオン導出は、あまり注目されませんが、普段のケアに加えることで、肌をより良い状態に保てます。

イオン導出をする場合、すでにイオン導入器をお持ちであれば、イオン導出(イオンクレンジング)の機能も持っていることが多いので、お持ちの機器を確認してみてください。

当社の「ブロードイオン」であれば、POLARITY(ポラリティ)を「」にすることで導出モードに変わります。

イオン導出は、マイナスの電気で美容成分を肌に送り込むイオン導入と反対で、名前の通りプラスの電気で肌に存在する目に見えないような微細な汚れを取ることがメインとなります。

導出に使う溶液は、最低限電気を通す液体であることと、プラスに電気を帯びた無駄な成分が入っていなければどんなものでも利用できます。

つまり、導出に限って言えば水道水でも使用できます。

ちなみに導出は「汚れを取る」ことがメインのケアとなります。普段の汚れはクレンジングや洗顔で取れていますので、ケアの頻度としては週1~2回ぐらいであっても十分です。

導出の後、顔の汚れが気になるようであればさっと水で流していただくか、清潔なタオルなどで浮いた汚れを取っていただき、イオン導入を行ってください。

電気で引き寄せることのできる汚れは、基本的に目に見えてコットンにつくことは稀です。
クレンジングや洗顔を行ってる状態であれば目に見えるような汚れは取れているので、なかなか実感がないかもしれませんが、汚れが見えないからと、コットンでゴシゴシこするのはNGです。

イオン導出は、水道水でも問題ないと先ほどお話いたしましたが、当店では導出用化粧水もご用意しております。

導出用化粧水「スキンロジカルリファインローション」

は、体の塩分濃度をベースに、電気の伝導性を高めて、導出の効果が上がるように成分配合されています。
また、同時にプラスの電気を持つオリゴ糖の一種「トレハロース」「ラフィノース」イオン導入におけるビタミンC誘導体と同じく、プラスの電気の力で反発して浸透します。

この糖類は肌内部で水分を抱え保湿をサポートしてくれますので、導出ケアをしながらもイオン導入では導入されない成分を送り込み保湿ケアもできる一石二鳥のアイテムでもあります。

リファインローションは、糖類とヒアルロン酸の保湿成分を配合して、弱酸性に調整してあるので、シンプルな化粧水や手作り化粧品のベースとしても利用しやすいローションです。

なんだか肌の感じがすっきりしないと思った時は、時々イオン導出を試してみると、イオン導入の効果も違ってくるかもしれません。

なお、導出をする場合のケアの順番は、

クレンジング・洗顔→ 導出 →導入→保湿・・・

となります。導出の場合でも、洗顔後の何もついてない状態の肌に使うと覚えてくださいね。

【過去記事】イオン「導出」と「導入」の順番は重要です!

いままでイオン導出を試されたことない方も、ぜひ「イオン導出」試してみてください。

 


イオン導出も最短でできるイオン導入器
ブロードイオン トライアルセット

保湿成分であり、コラーゲンの原料になるアミノ酸と、その産生の助けとなるビタミンCを配合した、売り上げNo.1のイオン導入専用化粧水「スキンロジカル アミノシーローション」にコインマスクがついているので、届いたその日からイオン導入ケアデビュー!

フェイス型パッドで、イオン導出も導入も簡単&時短ケア

紫外線のアフターケアに「ビタミンC」

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

5月に入ってから、夏のような暑い日があったり長袖でないと肌寒い日があったり
と、なかなか気温が安定しませんが、皆様お体やお肌の調子はいかがでしょうか

5月に入ると、肌で感じるとおり太陽からの紫外線真夏同等の力で降り注いで
きます。

そんな紫外線の対策の一番は

 浴びないこと

日焼け止めはもちろんこまめに塗りなおし、日傘や帽子、瞳へのダメージも問題と
なっているのでサングラスも忘れずに。

 でも浴びてしまったら 

日焼けによるシミの予備軍や損傷してしまった肌を早めにケアすることをおすすめ
します。

紫外線のうち、雲や窓、さらには肌バリアを通り抜けやすいA波(UVA)は、波長(波の
長さ)が長いため肌内の深くにまで入り込みやすい厄介な 特性を持っています

紫外線はその強力なパワーで、肌内に入り込むと、肌のハリを保つコラーゲンや新しく
肌を作り出す細胞を間接的に損傷させます。
また、エイジングや肌トラブルの大敵である強力な活性酸素を生み出します

そこで、そんな怖い紫外線をケアするためにおすすめの美容成分が「ビタミンC」です。

ビタミンCが肌で働くことにより、新しい肌の生成を助け、肌にダメージを与え続ける
活性酸素を抗酸化作用によって除去することで、肌を健やかに保ちます

ビタミンCは日々の食事やサプリメントなどで経口摂取により取り込むことができますが、イオン導入を利用することで、はるかに高い濃度のビタミンCを、肌の必要な部分に直接届けることができ、より速やかに肌のダメージに対処することができます。

ビタミンCの効果はある一定までは濃度依存のため、その点でも肌に直接成分を届けられるイオン導入は大変有効なケア方法の一つです。
また、イオン導入することのできる水溶性プロビタミンC(ビタミンC誘導体)は、肌内で

徐々にピュアビタミンCに変換されその効果を発揮するため、持続性にも優れています。

これからの季節の紫外線ケアは、値段もお手頃で美肌になるための要素がギュッと
詰まっている「ビタミンC」の「イオン導入」ケアがイチオシです

 

水に負けない「流されない保湿」

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

関東では遅い雪が降ったり、夏のような日差しだったりと気温の日があったりと、今年の春は寒暖差が激しいです

最近では、記録的に雨も少なく天気がいい日がつづいているので、天気予報には紫外線情報、町中のドラッグストアには、UVケア商品が一気に表に並び始めました

ドラッグストアといえば、最近ボディーソープありながら、汚れは落としつつ、潤いは流さず肌に吸着させることのできる処方の製品が出ています

基本的には基材(化粧品のベース)の組み合わせで吸着性を高めている商品ですが、実はそれ以外にも、「流されない保湿」のキーワードにつながる成分が入っています。

それは「リピジュア」です

リピジュア」は同種の製品群につけられた商標で、化粧品成分としての表記(成分表)はポリクオタニウム-xx(xxは数字)」となっています。

リピジュアは、体に存在する「細胞膜の構成成分」である「リン脂質」を模した成分で、その結合構造から人の体と親和性(生体適合性)が非常に高い成分です。
その親和性の高さは、体に使用する医療機器にリピジュアを塗布することで、体が異物を排除する際の「生体防御反応」を抑えることができるほどです。

身近なところでは、コンタクトレンズの保存液やケア用品にも使われており、目へ直接
使用する製品にも使用できるほど安全な成分であるともいえます

また、「洗い流されない」吸着性を持っているため、最初にお話をしたボディーソープや洗顔料などの「肌を洗浄する化粧品」との相性が良い成分でもあります。

洗浄するタイプの化粧品は、汚れを落とすと共に、肌表面の必要な油分や保湿成分まで多少なりとも洗い流してしまいます
それが、洗いあがりの「突っ張り感」につながりますが、「リピジュア」を配合することで、洗いあがりでも特有の突っ張り感を抑えることができます。

もともと、角層を保護するリピジュアはその作用による保湿としても優秀で、メジャーな保湿成分のヒアルロン酸の約2倍の水分保持能力を持っています。
その角層保護能力は、洗顔後1時間たった後でも肌からの水分の蒸発を防いで保持し続けることができるほどです

また、外部からの刺激や他の成分からのバリア効果を有しているため、洗浄剤には不可欠な界面活性剤の刺激をやわらげてくれます

例えば当店では、リピジュアをピュアホワイトクレンジングジェルに配合していますが、5年前の製品には配合していませんでした

リニューアル前の商品も現行の商品と変わらずウェーターベースのジェルタイプで、肌への刺激が少なく、他社様のクレンジング商品が使用できない敏感肌のお客様にも好評いただいておりました。
しかし、洗いあがりはさっぱりしているものの、ツッパリ感やきしむ感じが気になるとお声を頂戴することがありました。

そこで、リニューアルに合わせてそれまでの配合成分を見直し、そのうちの新配合の成分の1つとしてFHローションの保湿剤に採用して実績のあったリピジュアを新配合 しました

こうしてリピジュアを含めた配合成分を調整することによってツッパリ感やきしむ感じを抑えつつ、保湿とあわせてさらなる肌への刺激を低減することができました。

現在スキンロジカルでは、このリピジュアを
FHローション
ピュアホワイトクレンジングジェル
・クリアCエマルジョン
に配合しています。

最近は、文頭にもあった洗浄タイプをはじめとして様々な化粧品にリピジュアが含まれている商品が出てきています。

「流されないタイプ」の商品を見かけたら、成分を見てみるとこのリピジュアこと
ポリクオタニウム-xx
が入っているかもしれません

保湿クリームでモロモロが出ることが・・・

スキンロジカルイノウエです

東京は、長かった冬の寒さもひと段落。
フキノトウも見かけるようになって春が近づいていると感じます。

さて、当店のイオン導入用ローション等でイオン導入をした後に、保湿クリームやUVクリームなど、ジェルやクリーム状のケアアイテムを使用したときに、ポロポロとしたモロモロ(固まったアカのようなもの)が出たことがありますか?

このモロモロができる原因の一つは「ミネラル」にあります。

スキンロジカルのイオン導入ローションなどに含まれている美肌成分のビタミンCは、ビタミンC誘導体(プロビタミンC)と呼ばれるビタミンCに別の成分を結合させたものです。

ビタミンCの不安定な部分に、別の成分を結合させることで、ピュアなビタミン安定性と浸透性を高めることができます。

この、「ビタミンCに結合させている成分」がミネラル成分である「マグネシウム(Mg)」「ナトリウム(Na)」です。

 配合されているプロビタミンC(ビタミンC誘導体)
 リン酸アスコルビルMg
 アスコルビルリン酸Na

高濃度にビタミンC誘導体を配合した、当店のローションは、当然ミネラル成分も多くなってしまいます。
このため、ビタミンC配合のイオン導入アイテムを使用した後にクリームなどをすぐに塗ってしまうと、このミネラルに反応した保湿アイテムの配合成分がモロモロとなって現れることがあります。

こうなってしまう場合は、

・イオン導入後に少し時間をおいて保湿クリーム
 などをつける。

・こすらず手のひらから肌へクリームを乗せる ようにつける。

モロモロが出ることによって肌へ悪影響はありませんが気になる場合はこのような点を気を付けて使用してみてください。

また、これとは別にファンデーション等を使用する際にモロモロが出ることがあります。これは、下地に使用するがクリームやオールインワンゲル等の基材にシリコーン(ジメチコン等)が使用されている場合に起こりやすい現象です。

これは、主に粉っぽいファンデーションなどのメイクアイテムに、肌の水分を奪われることが原因の一つです。
この場合は、ベースとなる肌にしっかり水分を与え、保湿アイテムで保湿をし、なじんだ後こすらず重ねるようにファンデーションを付けることで抑えることができることがあります。

その他にも、ジェルタイプの化粧品に使われるカルボマーとシリコーンも相性が悪いものが多く、ポロポロした垢のようなものが出ることがあります。

また、どうしても下地との相性が悪くてダメな場合は、保湿アイテムにシリコーン不使用や使用量の少ないものに変えてみたり、メイクアイテムを化粧水・保湿成分配合タイプやリキッドタイプにしてみたりするのもおすすめです。

「モロモロ」

が気になったら

「次のアイテムを使うまでの時間を空けてみる」

のがポイントです。