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人気のビタミンC誘導体「APPS」の特徴を活かすスキンケア

こんにちは、スキンロジカルです!

今年最後のブログ更新です。

 

今回は、スキンロジカルの代名詞とも言える、

美肌作りには欠かせない「ビタミンC誘導体」についてお伝えします。

 

ビタミンC誘導体にも、いくつかの種類があり

少しずつその特徴が異なります。

違いを知ることでアイテム選びやお手入れの際使い分けがしやすくなりますので

ぜひ参考になさってください。

APPSは、イオン導入をやっていてビタミンCの重要性とデリケートさを理解されている方なら

その高機能さが良く分かる優秀な成分です

 

今回は、現在キャンペーン中の商品

スキンロジカル CEローション

 

スキンロジカル TAパウダー

この2つの商品に配合されているビタミンC誘導体<APPS>について

わかりやすくお伝えします。

 

★ビタミンC誘導体<APPS>★

表示名:パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

APPSは略称で、「アプレシエ」はAPPSを製造している原料メーカーの商品名です。

 

 

★人気のビタミンC誘導体<APPS>の特徴

進化型ビタミンCとも言われているAPPSの特徴は次の2つあります。

・高い浸透性

・両親媒性(水溶性と油溶性のどちらの性質も持っている)

 

★「高い浸透性」でイオン導入不要?

APPSの特徴は、なんといってもその浸透性の高さです。

化粧水中の美容成分は肌につけただけでは、肌のバリア機能に阻まれて真皮層までたどりつくことができません。

そのため、スキンロジカルではイオン導入という電気の力を使ったスキンケアで浸透させることをおススメしているわけです。

ところが、APPSはその高い浸透性で塗っただけでも真皮層まで到達することが可能です。

APPSならばイオン導入は不要とも言えます。

だからイオン導入をしないとき、(例:イオン導入は夜だけで朝は時間がないからできない場合など)は、 ビタミンCを肌の真皮層に届けるのにはこのAPPSが最適なのです。

※ただし、ビタミンC(アスコルビン酸)の含有量はAPSやAPMといったポピュラーなビタミンCよりも少なく比較すると60%程度になります。

 

★「両親媒性」で肌に馴染みやすい

水溶性と油溶性のどちらの性質も持っているため、肌に馴染みやく

つけた後の肌の質感が「しっとり」しているのも特徴です。

肌に水をつけたときと、油をつけたとき

どちらがしっとりとしますか?

やはり油をつけたときですよね?

それと同じ原理です。

APSやAPMなどのビタミンCを配合したイオン導入化粧水

例えば【スキンロジカル アミノシーローション】や【スキンロジカル VCローション】

はビタミンC以外の成分(保湿成分など)を殆ど配合していないので、つけた後の感触はとてもサッパリしています。

 

APPSを配合している場合、例えば【TAパウダー】を水に溶かしただけで肌につけた場合でも

しっとりとした感触が感じられます。

 

★[APPSを肌につけるだけ VS APS&APMでイオン導入]どちらが真皮層に多くビタミンCが到達する?

A:肌につけただけでも高浸透のAPPSを塗布する

B:APSやAPMをイオン導入する

この2つの方法を比べたとき、ビタミンCがより多く真皮層まで到達するのはどちらでしょうか?

答えはB

どんなに浸透性が高くても、自然の浸透と電気を使って浸透させるのでは、その強制力には勝てません。

また、APPSはビタミンCの含有量が少な目というのも難点だからです。

 

それでも、ビタミンCを肌につけるだけよりもずっと肌に浸透できるAPPSは

忙しくて毎回イオン導入できない人には、美肌の救世主ともいえる高性能な美肌成分です。

 

★忙しい朝の手早い浸透にピッタリ!冬のしっとり肌にもピッタリ!<APPS>

ビタミンC特有の使用感も和らぎ、しっとりとした感触で冬の肌を柔らかく保湿してくれます。

ぜひ、APPS配合の商品を普段使いにもお使いください。

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濃度の高さ = 効果の高さ?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

やっとインフルエンザの大流行も陰りが見え始めていますが、はしかや風疹などがはやっているとのことで、なかなか気を休めることもできない日が続いています。

さて、今回は化粧品に含まれる成分の濃度について。

化粧品にはいろいろな成分が含まれています。
水をはじめとした基材に、肌を健やかに保つために様々な成分を配合していますが、その成分の濃度も様々です。

一般的に、成分は濃度が高ければ高いほど効果があることが多いのですが、実は成分に
より変わってきます。

例えば、当店の商品に多く配合されている「ビタミンC誘導体」という成分は、肌への
影響に限ると、一定の濃度までは濃度に比例して上がっていく「濃度依存型」となります。

しかし、それを超えると効果がほとんど変わらなくなります。
また、濃度が上がれば上がるほど肌への刺激は強くなり、肌荒れの元となったり、乾燥が強まりますので、そういった意味では濃度の高さが肌トラブルの原因ともなりえます。
つまり、「濃度が高い」ことはかならずしも「効果が高い」とならないのです。

こういった性状をもつ成分は多く、

「この美容液は〇〇が96%ですごい」
「これは美容成分が少なくて効果がなさそう」

という理由で一概に括ることができません。

その他にも、何種類もある「ビタミンCの誘導体」は、ベースとなるビタミンCに結合させる成分によって、それぞれの特徴を持った成分となりますが、実はピュアビタミンCに含まれるビタミンCを100%とした時に、ビタミンC含有率や、吸収された成分が肌でビタミンCに変換される率がすべて違います。

ビタミンC誘導体が1gに含まれるビタミン量が20%のもので変換率が50%とすると、ピュアビタミンC1gに対して実際には0.1g程度にしかなりません。
※1g x 20%=0.2g(実ビタミンC量) そのうちの50%がビタミンCになるので、ビタミンCとして働けるのは0.1g)

もちろん、条件などによって大きく変わりますので乱暴にひとくくりにはできませんが、油溶性のビタミンC誘導体は濃度が高く配合されていることが多く、水溶性の
ビタミンC誘導体がそれに比べて低いのは価格や効果といった部分以外にもこういった理由も関係しています。

さらに、実際に化粧品として製造する場合には、配合する他の成分との相性やpH、使用目的、安定性、販売方法など様々な状況から適正な濃度となるように調整しています。

逆に言えば、原料からご自身で化粧品を作られる場合は濃度などをある程度自由に変更することもできますが、反面、上でお話ししたようにリスクも多くなりますので、販売サイトでの適正な使用方法をきちんと守ることが重要です。

「板藍根」って読めますか?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

全国的に週初めから真冬の寒さになっています。
風邪やインフルエンザ、風疹等いろいろな病気が流行っていますが、皆様は体調を崩したりしていませんか?

乾燥する季節は、口腔内や喉などがも外気にさらされやすくなります。そして、風邪などのウィルスは低気温・低湿度で活発になります。

こんな乾燥や風邪などによる「のどの痛み」対策として、イノウエが今気になっているのが、

「バンランコン」

という生薬。漢字で書くと

「板藍根」

「ホソバタイセイ」「タイセイ」といったアブラナ科の植物の根です。
「バンランコン」は漢字の通り、藍色の成分を持っていてヨーロッパでは染料としても利用されていたそうです。

ちなみに、「タイセイ」も「大青」と「青」という漢字が入ります。

「バンランコン」は、漢方の本場中国では煎じて飲んだり、うがいに利用したりして、風邪やインフルエンザなどウイルスが原因の病気予防や対処に今でも多く使用されているそうです。
この「バンランコン」、「ウォード」といえばわかる方もいるかと思いますが、止血作用のあるハーブでもあります。

今までは、中国の民間療法の域を出ていないといわれていた「バンランコン」の病気に対する作用ですが、最近その作用が「ルペオール」という成分によってもたらされていることを、日本の大学を中心としたチームが発見しました。

この「ルペオール」は、ウイルスや悪性黒色腫(メラノーマ)に対する効果が認められるそうで、特に悪性黒色腫については、獣医学分野ですでに臨床が進んでいるそうです。

日本では、まだ医療用生薬として登録されていない「バンランコン」ですが、最近はこのエキスを使用した飴などが販売されているので、イノウエは「ちょっと喉がなぁ」というときに予防的に食べていたりします。

飴の他にも、お茶のように飲むものもあります。これは甘味の薄い「甘草(カンゾウ)湯」のようで味と香りにクセがありますので、苦手な場合は黒豆茶やルイボスティーなどと一緒に煮だして飲むと少し飲みやすくなります。

飲むのが苦手な場合は、本場?中国のようにうがいに使用するのもおすすめです。


まだまだ未知な部分もある「バンランコン」ですが、これからさらに研究が進んでいけば、もっと注目される成分となるかもしれません。

皆様も見かけましたら、冬の風邪対策に試してみてはいかがでしょうか?


 

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