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金属アレルギーでもブロードイオンは使える?

こんにちはスキンロジカルです。

お客様からのご質問に

「金属アレルギーでもブロードイオンは使えますか?」

というご質問がございます。

ブロードイオンでは肌に触れる金属として

・本体のプレート部分:三価クロムメッキ
・本体側面:三価クロムメッキ
・接続ケーブルのクリップ部分:金メッキ

を使用しています。

本体のみでケアする場合は、「本体側面」は手で握り、
本体のプレート部分」はコットンを挟みますがお顔にあてる部分となります。
※本体のみでの使う場合は接続ケーブルは使用しません

 

フェイパッドで導入する場合は、「接続ケーブルのクリップ部分」を指に挟みます。
フェイスパッドでの使用の際は本体プレート・本体側面は触れずに導入が可能です。
※フェイスパッドはゴム素材なので金属は使用していません


金属アレルギーを起こしやすい
ニッケルは使用してはいませんが
上記の金属でもアレルギーは起こらないとはいえません。

どのような金属にアレルギー反応を起こすのか、
にもよりますので、
ブロードイオンで使用している素材で問題がないかを、
かかりつけの皮膚科医等でお伺いをいただくのが
よろしいかと思います。

 

電気を通す黒いモノ

こんにちは、スキンロジカルスタッフです

 

さて、当店で製造・販売を行っておりますイオン導入器「ブロードイオン」の一番の特徴でもある顔型のパッド「フェイスパッド」

このフェイスパッドはぐにゃぐにゃと曲がるシリコンゴム製でありながら電気を通す事ができる性質を持っています。

一般的に電気をよく通すものは、鉄や銅などの一部の金属であり、輪ゴムが電線の代わりにならないように、ゴムが(とても大きな電気を流さない限り)電気を通すことはありません。
では、なぜブロードイオンのフェイスパッドがゴム製であるにもかかわらず、微弱な電気を通して効率よく顔全体をイオン導入できるのか?

その答えは、フェイスパッドの裏面の「黒色」にあります。
先ほどお話ししました通り、フェイスパッドはゴム製ですが、実は2種類のシリコンゴムを重ねてあります。

一つは表となる表面の白いシリコンゴム。こちらは電気を通さない一般的なシリコンゴムです。
フェイスパッドの黒色面を保護するとともに、手で押さえる面を絶縁することで、電気が顔側へ無駄なく流れるようにします。

また、子供やペットに張り付いて窒息などの事故が無いように安全性を考慮し、かつ、フェイスパッドの耐久性を高めるため黒色面と合わせて約1.4mmと厚めに作られています。

そして、もう一つは裏の黒いシリコンゴムです。この黒いゴムには「グラファイト」が練りこまれています。

グラファイトとは、炭などの元になる炭素と、炭素同素体などによる鉱物で、その構造により電気を通す性質を持っています。
これによりイオン導入に必要な電気が微弱な電気であってもフェイスパッドの隅々に送ることができるのです。

グラファイトは、鉛筆の芯にも使用されているもので石墨や黒鉛ともよばれます。
小学校の理科でも、金属以外で電気を通すものとして、鉛筆の芯に電気を通して、豆電球を光らせる実験を行うことがありますが、これは、鉛筆の芯に電気を通すグラファイトと粘土を混ぜて固めたものが使用されているためです。

ちなみに、グラファイトは前述のように黒鉛とも呼ばれ、名前から誤解が多い物質ですが、実際に体に蓄積して害となる「鉛」は一切含まれておらず、無毒です。
もし、黒鉛に毒性があったら子供の使用する鉛筆などには使用されないはずです。

また、電気を通す素材であっても金属ではないため、金属アレルギーの方にも安心して利用していただけます。

なお、強くこすったりしない限りは、黒い色が移ることもないため、使用後に顔が黒くなることはございませんので、安心してご使用ください。


イオン導入器 ブロードイオン
顔を一度にまとめてイオン導入・イオン導出できる特殊なシリコンパッドを採用した、イオン導入器。

こんなところもこだわっています

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
梅雨が近づいてきているせいか、いままであまり無かったにわか雨も増えてきて、毎日の天気予報もいつもよりチェックしているこのごろです。

さて、最近家族が「金属アレルギー」で接触性皮膚炎を起こしてしまいました。
幸い、症状は軽く金属の当たっていた部位で比較的汗をかき易かった場所だけが赤くなった程度で収まりましたが、これから素肌にアクセサリーをつけることも多くなり、汗もかきやすくなるため、注意が必要になってきます。

ご存知の方も多いと思いますが、一般的に金属アレルギーは特定の金属と皮膚が触れることによりその部位に皮膚炎を起こすアレルギーです。
実は、金属そのものがアレルギーの元となる「アレルゲン」ではなく、金属から金属イオンが溶け出し、人のタンパク質と結合することによって、変質したタンパク質自体がアレルゲンとなります。

起こしやすい金属としては、ニッケルやコバルト、クロムがあり、どの金属も単体での使用はほとんどありませんが、合金や金属メッキの材料として広く使われています。
とくにニッケルは光沢があり、安価なため銀光沢のアクセサリーや金メッキの下地等に使用されています。また、50円・100円硬貨も銅とニッケルの合金(白銅)でできています。
このニッケルは汗に含まれる塩素イオンで簡単にニッケルイオンとして溶け出して皮膚炎を引き起こします。

イオン導入器にも金属が使われてているため、気にされる方もいらっしゃいますが、当店のイオン導入器には「3価クロム」を使用しています。
クロムには3価と6価のクロムがありますが、アレルギーを起こすのは6価クロムのみとなりますので、金属アレルギーがある方でも安心してご利用いただけます。
また、フェイスパッドの伝導面の素材は炭素(炭)ですので、金属アレルギーを起こす心配はございません。

金属アレルギーをお持ちの方でも、ご安心してイオン導入をお試しください