スキンケア豆知識」カテゴリーアーカイブ

NMFとコラーゲンで潤う肌に

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
冬の空気に変わって、寒さも乾燥もさらに進み肌にはつらい時期となりました。

こんな乾燥する季節から肌を守る機能に「NMF」があります。

NMFは化粧品の説明などでもよく使われていますが、

Natural Moisturizing Factor

の略で、日本語では天然保湿因子や自然保湿成分などと書かれることもあります。
このNMFは名前の通り、肌にもともと存在する保湿機能のことを言います。

NMFはアミノ酸を中心に、PCA、乳酸、尿素などで作られています。
その役割は、水分を引き寄せ、抱え込んで角質の潤いを保つこと。

中でもNMFの半分を構成するアミノ酸はとても重要な成分で、不足すると肌は乾燥し硬くなり柔軟性を失います
赤ちゃんや子供の肌が「モチモチ」として水分をたっぷり含んでいるのは、NMFが豊富に存在するからです。

また、肌のバリア機能が乱れることで肌は敏感になり、炎症を起こしたり、シミなどの原因ともなります。
※構成する成分のなかで2番目に多いPCAも、アミノ酸から作られます。

このようにアミノ酸は、NMFをはじめとした肌が持つ基本的な保湿機能の一翼を担っており、欠かせない成分の一つとなっています。

肌をクリームなどで覆う保湿だけでなく、根本から肌に水分を蓄えるために、アミノ酸などのNMFは細胞間脂質のセラミドと共にとても重要なのです。

 


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大人の女性が使うべきクレンジング

こんにちは、スキンロジカルです。

毎日メイクする大人の女性にかかせない、”メイククレンジング”は毎日使う重要なスキンケアアイテム。どんな種類のクレンジングを使うは、とても重要です。

エイジングケアも気にかけたい大人の女性には、どのタイプのクレンジングが最適なのでしょうか?

<大人の女性が使うべきクレンジング>

クレンジングに大きく分けて2タイプがあります。

①オイルで油性成分(メイク)を落とすタイプ

②洗浄成分(界面活性剤)で油性成分(メイク)を落とすタイプ

30代以上の大人の女性が、普段のメイクを落とすのに最適なのは②のタイプです。

その理由は…大人の女性に不足している皮脂を落としすぎずに、うるおいをキープしながらメイクを落とせるからです。

<オイルクレンジングの功罪>

油分で油分を落とすメカニズムを利用したのが、油性成分をメインに配合したクレンジングアイテムです。これは<溶剤型>といわれるタイプで、以下のようなアイテムがこれに当たります。

・クレンジングオイル

・クレンジングクリーム

・クレンジングミルク

メイクは油性成分が多いので、油性成分で落とすとしっかりと落とせるメリットがあります。

でも、オイルって水とは馴染まないので、オイルだけでメイクを浮かせても洗い流すことができない・・・そこで登場するのが、洗浄成分の界面活性剤です。

オイルだけでは水で洗い流せないので、界面活性剤のチカラを利用してメイクを浮かせた油性成分を水に馴染ませることで、洗い流せるようになっています。

油分と水を馴染ませられる界面活性剤ですが、顔にべったりと塗ったオイルをキレイに洗い流そうとしたら、脱脂力がある程度あるタイプの界面活性剤でなかれば肌に残ってしまいます。

オイルやクリームなどの油性成分を使ったクレンジングのほうが、「メイクもきっちりと浮かせられてオイルで保湿してくれる!」と思ったら大間違い。オイルがしっかりと洗い流せるように、脱脂力が強い洗浄成分(界面活性剤)が配合されているのです。反対に、もし洗浄力が弱いと油分や汚れを洗い流せずに肌に残ってニキビや吹き出物の原因になったり、毛穴に詰まって角栓や黒ずみの原因になってしまいます。

<洗浄成分で落とすクレンジングが最適>

 

油性成分でメイクを落とすのに対して、<界面活性剤型>といわれるタイプのクレンジング料は、洗浄成分の界面活性剤だけでメイクを落とします。

使われている界面活性剤は、比較的穏やかなタイプのものが多いのが特徴。その理由は・・・成分にオイルがほとんど配合されていないから。オイルを使っていないので、高い洗浄力のある界面活性剤でなくても落とせるわけです。

界面活性剤は水に馴染むので、水でサッパリと洗い流せるのが<界面活性剤型>のポイント。洗い上がりに油分が肌に残ることがありません。

「それだったら、メイクがきちんと落とせないのでは??」との心配は無用。普段使いのメイクなら、充分に落とせます。

オイルを使わないと落とせないメイクは、密着力の高いウォータープルーフのメイクなどだけです。

<皮脂の落としすぎが肌の乾燥の原因に>

オイルでメイクを落とす<溶剤型>のクレンジグを使うと、強めの洗浄成分によって必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。それが、肌の乾燥や肌あれを誘発してしまうのです。

皮脂は肌の表面を多い、肌の水分蒸発を防いだり外部からの刺激や雑菌の侵入を防ぐ大切な役目を果たしています。

若い肌は、自らが作り出す皮脂が充分にありますが、女性は40代あたりから皮脂の分泌量もぐっと少なくなります。それをクレンジングで洗い流してしまっていては、肌が乾燥するのも当然です。

皮脂を落としすぎずに、汚れはしっかりと洗い流せるタイプのクレンジングが、うるおいが不足しがちな大人の女性に最適です。

<水性成分+洗浄成分で落とすクレンジング料>

【スキンロジカル ピュアホワイトクレンジングジェル】は、水性成分+洗浄剤でメイクを落とす<界面活性剤型>のクレンジングです。穏やかな洗浄成分ですが、ジェルの粘性によってしっかりとメイクに馴染むことができ、水性成分ベースなので水(ぬるま湯がベター)で汚れを残すことなくサッパリと洗い流せます。

美白成分の[α-アルブチン]や保湿効果のある植物エキスも配合されて、洗い流したあとも肌のうるおいがなくなりません。

ジェルをたっぷりと使えば、肌への摩擦も抑えれれるので負担や刺激も少ないクレンジング料です。

「肌が乾燥する」「肌あれがなおらない」こんな症状は、もしかしたらクレンジングなどの洗浄アイテムが肌に負担になっていることも考えれれます。

そんな方には、【スキンロジカル ピュアホワイトクレンジングジェル】がおすすめです。

 

 

 

なぜ冬の肌は敏感になるのか?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

季節が秋から冬へと進むにつれて、肌の荒れを感じる方はもちろん、特に肌の荒れを感じていなくても、肌が敏感になったと思うことはありませんか?

実は気のせいではなく、秋から冬の時期は、肌が敏感になる季節でもあります。
ではなぜ肌が敏感になるのでしょうか。

肌は急激な温度変化を受けたり、湿度が低く乾燥したりすると、本来持っている体を守るためのバリア機能が落ちてしまいます。

バリア機能が落ちると、刺激や細菌など様々な要因によって肌は目に見えないような傷がたくさんできてしまいます。

その傷を守るために、肌は角層を増やして厚くするためにどんどん細胞を作り出します。
しかし、本来のターンオーバーより早く作り出された角層の細胞は未成熟で、小さく、保水力やバリア機能も劣っています。

乾燥→肌のバリア機能低下→未熟な角質増加→肌のバリア機能低下・・・
乾燥する季節は、肌でこのような悪循環が繰り返されています。

結果としてバリア機能が弱くなった肌には、細菌や化学物質、化粧品の成分も普段より浸透しやすくなってしまいます。

そのため、普段刺激を感じない化粧品でもピリピリしてしまったり、炎症を起こしたりすることがあるのです。

また、未成熟な角質は塊となって肌表面に残りやすくなります。この時期、肌ざわりがザラザラ・ガサガサとして滑らかさや艶やかさがなくなったり、皮脂の少ない部分ではひどくなると白い粉を吹いたような状態になったりするのはこれも一つ理由です。

本来は、肌から出る天然の保湿クリームでもある皮脂により肌表面が保湿され、外部の乾燥から肌を守りバリア機能を正常に保ちますが、この季節は湿度が低くそれだけでは肌の保湿が足りません。

この対策としては、やはり保湿ケアを丁寧に行うこと。
油分のあるクリームで肌を覆うだけでなく、アミノ酸等の天然保湿因子(NMF)やセラミドを補い、肌自体にも水分を保持させるケアを目指しましょう。

肌が落ち着いてきたら、ピーリングで古い角質を取り、ターンオーバーを正常化させ肌本来のバリア機能を取り戻します。

角質に水分を与えカバーすることで、冬の乾燥や刺激に負けない肌を作りましょう。

 


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肌の保湿はワセリンで足りる?

こんにちは、スキンロジカルです。

このブログを書いている現在(午後2時)、ふと湿度計を見ると湿度が28%でした!

ここ数日は天気のよい日が続いたせいもあって空気が乾燥し、暖房もまだ入れていないのに、湿度がすごく低っています。

これでは肌の水分が蒸発してしまって、乾燥肌になってしまうのも当然です。実際に、顔だけではなく足のかかとやスネ、手の平などの皮脂腺がすくない部分は、うるおいが無くなって肌が硬くな里始めています。

こんなときの肌のお手入れは、どうしたらよいのでしょうか?

【エモリエント成分で水分の蒸発を防ぐ】

空気の乾燥による肌の水分蒸発を防ぐためには、エモリエント効果のある油分を肌に与えて上げることが有効です。

エモリエント効果とは、皮脂に代わって皮膚表面を油の膜で覆って水分の蒸発を抑え、うるおいを保って皮膚をなめらかで柔らかくすること。このような働きがある成分をエモリエント剤といい、化粧品では主に油性成分が役割を果たしています。

【ワセリンは化粧品や軟膏にも配合される油性成分】

油性成分にも、植物由来、動物由来、石油由来など様々なものから抽出されたものがあります。

[ワセリン]は皮膚科でアトピー治療などにも使用され、軟膏の基材にもなっている刺激の少ない油性成分なので、エモリエント剤に使うことができます。

ワセリンは石油由来の油性成分(鉱物油)です。石油から不純物を取り除いて精製し、少し固まった半分固形の油で乳白色の色をしています。同じ石油由来の油性成分には、ベビーオイルなどに使用されている「ミネラルオイル」がありますが、こちらは液体状です。

【ワセリンだけでの保湿は危険】

安価で入手しやすく、刺激もすくなくて使いやすい油分のワセリンですが、保湿ケアをするのにはワセリンだけでは足りません。

ワセリンがもつエモリエント効果とは、水分を逃さないように蓋をしてうるおいを保つ働きなので、水分を増やす保湿成分があるわけではないからです。

ワセリンを使う場合は、必ず保湿成分を含む化粧水や美容液、乳液などでスキンケアをしてから最後に塗らなければ保湿ケアはできないのです。

またワセリンには、尿素などのエモリエント剤にはある「肌を柔軟にする」という効果はありません。

【アミノ酸やプラセンタをイオン導入後の保湿に】

ワセリンはイオン導入の後に、保湿剤として使うのは向いていています。

イオン導入では、[スキンロジカル アミノシーローション][スキンロジカル PCローション][スキンロジカル Pエッセンス]などで肌の天然保湿因子NMFの主成分となるアミノ酸やプラセンタを肌に浸透させて保湿成分を補給しているので、ワセリンで保湿するのもOKです。イオン導入した保湿成分にしっかりと蓋をして逃さないようにできます。

また保湿クリームの[スキンロジカル リペアモイストクリーム]を塗ったあとに、ワセリンを塗るのもおすすめです。

「クリーム+ワセリンだと、油分+油分じゃないの?」と思われがちですが、[スキンロジカル リペアモイストクリーム]の油分は植物や動物由来の油性成分を配合し、油分の割合も多くはありません。セラミドやヒアルロン酸の保湿成分を配合しているので、これらを逃さないようにさらにワセリンを薄くつけると、しっかりと潤いを保てておすすめです。

 

 

 

 

冬の肌はくすみやすい」「シワが目立つ」そのワケ


こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

肌に大敵となる「乾燥」の季節となりました。
季節により肌の変化は様々ありますが、特に「冬の肌はくすみやすい」「シワが目立つ」と感じたことはありませんか?
これは、冬の肌特有の現象によるものかもしれません。

湿度が低くなり乾燥する冬の肌は、水分が不足しがち。
これは、もともと乾燥により水分が少なくなることと合わせて、皮脂の分泌が減り水分を肌に閉じ込めることが難しくなるためです。
肌の乾燥により肌が荒れ、角質層に隙間ができてくると、その隙間からも水分が出て行ってしまうため、さらなる乾燥を招く悪循環となります。

本来、規則正しくサイズも整っている肌の表面の角質細胞も、乾燥が進み肌の水分量が少なくなると、サイズがバラバラになっていきます。
不均一となった角質細胞は古くなっても垢として剥がれにくくなり、肌に蓄積されます。

蓄積され厚くなった角質層は、すりガラスが何層も重なるような状態になり、透明感が失われていきます。
また、水分が少なく、かさつき荒れた表面は、光を乱反射するため、暗く沈みがちになります。

・毎日の洗顔やピーリングなどで古い角質をきれいに落とす
・肌の保湿をしっかりとする
・できるだけ外気にさらされない

冬のくすみにはこのような対処が必要です。

また、同様に乾燥した肌は、キメがなくなり荒くなります。
その結果、シワの入りやすい部分へ肌の方向性が強くなることで、結果としてシワが目立ちやすくなります。

くすみやシワ以外にも、肌が乾燥して荒れた状態は、肌のバリア機能も低下し、刺激を受けやすくなります。
普段の化粧品でも刺激を感じたりするだけでなく、肌の炎症が起こりやすくなったり、紫外線の影響を受けやすくなるなど肌トラブルの元ともなります。

冬は溜まりがちな古い角質を放置せず、しっかり保湿ケアを行い、冬くすみの無いキメの整った肌を目指しましょう。

 


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