美容成分」カテゴリーアーカイブ

ビタミンCは縁の下の力持ち

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

早速ですが、ビタミンCは美肌成分として一番といってもいいメジャーな成分です。


そんなビタミンCは「美白」の作用が一番知られていると思いますが、そのほかにも多くの美容に関する作用を持っています。

今回は、その中の「コラーゲン産生促進」についてのお話です。

コラーゲンは肌を支えてハリや弾力を保つのに必要な重要成分です。ビタミンCは肌づくりに必要なコラーゲンを作るために必須ともいえる成分でもあり、コラーゲンはビタミンCが無ければ必要量を作り出すことができないとも言えます。

肌の70%はコラーゲンで構成されていて、コラーゲンが健全であれば、肌には張りがありみずみずしい状態となります。
しかし、コラーゲンは加齢とともに細く壊れやすくなり、柔軟性も失われていきます。
細胞の枠ともなるコラーゲンが壊れると、細胞に含まれるヒアルロン酸は水分を保持できず、肌は弾力を失い、たるみやシワとなって現れます。

また、コラーゲンを分解して天然保湿因子(NMF)を作るタンパク質分解酵素は、紫外線の影響などにより活発となった活性酸素の影響を受けると、コラーゲンの分解を加速させてしまい、これも肌の柔軟性を失う原因となります。

ビタミンCはコラーゲンを作り出すことを促進することがわかっています。その力は、ビタミンCが無い場合と比較しておよそ2倍で、さらに、コラーゲン分解酵素を抑制し正常な状態に戻すことができるといわれています。
さらに、ご存じのとおり活性酸素に対してもビタミンCの抗酸化作用は有利に働くため、肌にとっては美白以外にも肌づくりに重要な美容成分なのです。

 



水溶性のビタミンC誘導体はイオン導入で肌により浸透するためこの効果をより実感することができます。

短時間で全顔イオン導入ができる 「ブロードイオン」に、水溶性ビタミンC誘導体2種類とアミノ酸を配合した「アミノシーローション150mL」がセットとなっています。

 

細胞が大きくなる=シワ・たるみの原因に?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

さっそくですが、イオン導入で使われる一番メジャーな美容成分といえば、「ビタミンC誘導体」です。

 


・・・ビタミンC誘導体とは
ピュアビタミンC(果物や野菜に含まれる一般的なビタミンC)は不安定で空気中の酸素などにより簡単に酸化されます。こうなると本来の美容効果を発揮することができません。

ビタミンC誘導体はピュアビタミンCに様々な成分を結合させることで、不安定なピュアビタミンCを安定(酸化しにくい)させるとともに、肌への浸透をアップさせたり、使用感を改善したりと「ピュアビタミンC+α」となる機能を持たせた成分です。



このビタミンC誘導体は様々な美容に対する効果があることが知られています。

美白
・ニキビの抑制
・皮脂分泌の抑制
・肌のキメを整える

などなど

また、ビタミンC誘導体は肌のハリを左右する成分「コラーゲン」をアミノ酸と共に作り出す力を持っています。
肌のシワやたるみ、ハリの衰えは紫外線(A波=UVA)により活性化される分解酵素(MMP)が、肌を下から支えるコラーゲン線維を破壊することで起こるとされています。ビタミンC誘導体は、コラーゲン量を増やしさらに分解酵素を少なくすることで、肌を内側から持ち上げ、ふっくらとさせることでシワやたるみを目立たなくさせ、キメを整えることができるのです。


さらにビタミンC誘導体には「細胞の巨大化を防ぐ」という効果があることがわかっています。

人間は年齢を重ねると細胞が巨大化する傾向があります。
細胞の巨大化がなぜたるみやシワにつながるのか?

例えば、10,000個の肌細胞が若いころの顔を形成していたとすると、1つ1つの肌細胞のサイズが年齢により1.5倍のサイズになれば、大きくなった分・・・この場合は5,000個分の細胞分が顔に入りきらなくなります。

これは極端な例ですが、このように元々の面積より巨大化により余った分だけ、たるんだりシワになったりしているのではないかというわけです。

ビタミンC誘導体は、肌を支えてハリの元となるコラーゲンを作り出すことに加えて、この細胞の巨大化を抑制することで、シワやたるみに対するケアを多方面から行うことができる可能性があるのです。

 


リン酸型の水溶性ビタミンC誘導体はイオン導入にも適しているものがあり、より浸透を高めることができます。

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お出かけ前にもビタミンC

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

関東は日に日に日差しが強くなり、週末あたりに梅雨明けの予想ですが、すでに気温は35度を超えることも。
熱中症も心配なこの時期ですが、肌の紫外線ダメージも着実に溜まっていっています。

紫外線のダメージを減らすためには、日傘やサングラス、UVクリーム等でできるだけ肌に紫外線を受けないこと。

それでもすべての紫外線を防ぐことはできません。防ぎきれない紫外線のダメージは、シミ・シワなどのエイジングサインに結びつきます。

そんな日焼け後のケアは、「ビタミンC」を使うことで、紫外線による様々な悪影響を軽減することができることはご存じかと思いますが、最近では、「日焼け前に使うプレケア」にも「ビタミンC」はとても優秀であることがわかりました。


培養表皮に何も塗っていない状態で、紫外線(B波)に60分当てる実験を行ったところ

・細胞の生存率が40%減少
・DNAの損傷
・活性酸素の産生促進
・炎症の増加

このような現象がみられたとのことです。これは、シミやシワなどのエイジングサインの原因でもあります。

しかし、この培養表皮に紫外線を当てた後、ビタミンC(濃度1~2%)を塗布すると、

・細胞の生存率が高くなる
・DNAの損傷が減る
・活性酸素の産生が減る
・炎症を押さえる

このような作用があり日焼け後のケアにビタミンCがとても有用であることがわかります。

さらに、紫外線を当てる前にビタミンCを塗布すると、

・細胞の生存率は紫外線を当てないのと同じ程度
・DNAの損傷をほぼ抑制
・活性酸素の産生をほぼ抑制
・炎症をほぼ抑制

といった日焼け後のケアよりもさらに進んだ紫外線対策ができることがわかりました。

このことから、ビタミンCを紫外線が当たる前に塗っておくことは、その後の紫外線の影響を防ぐうえでも大変重要であることがわかります。

ビタミンCは紫外線ケアとしてアフターケアにもプレケアにも使え、特にプレケアとして使うとより効果的なのです。

また、事前に塗ったビタミンCが紫外線により酸化され、肌へ悪影響を与える可能性についても実験していますが、この条件では特に悪影響はみられず、プレケアとしてビタミンCを塗ることがより効果的であることがわかります。

今回、この実験ではアスコルビン酸Naを使用していますが、ビタミンC誘導体(アスコルビルリン酸Naやリン酸アスコルビルMgなど)であれば、紫外線で酸化されにくく、ビタミンC自身の酸化によるダメージの心配をより少なくすることができます。
さらに、イオン導入を行うことでより多くのビタミンCを肌の深くまで届け、長く肌にとどめることができます。

ビタミンCのイオン導入は、紫外線のプレケアはもちろんのこと、皮脂分泌の抑制などの力を持っているので、夏の化粧崩れ防止にもおすすめです。

そのうえでUVクリームなどの対策を行えば、取り込み済みのビタミンCとの相乗効果でより紫外線に対する力が発揮されます。

この夏は、UVケアに「ビタミンC誘導体のプレケア」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

引用文献:東京都健康長寿医療センター研究所「ヒト培養表皮におけるアスコルビン酸の経皮吸収および紫外線 UVB による細胞障害に対する予防、回復効果の検討」


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晴の空にツツジの花「ツツジ由来の美容成分」は?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

先日の統一地方選挙に近くの小学校へいったのですが、その道すがらツツジがきれいに咲いていて、一枚写真を撮りました。

そしてふと、ツツジに美容成分があるのかが気になりました。

・・・軽い職業病とも言えますが・・・。

 



さて、当店で製造販売を行っている商品には、過去も含めてツツジから抽出した成分を使ったものはありません。

また、自分が日ごろから見聞きしている化粧品の成分に思い当たるものもありませんし、原料会社や製造工場から(覚えている限り)勧められたこともありません。

そこでカタログや文献、インターネットを使って調べてみると、日本では二つだけツツジから抽出した化粧品原料が存在していることがわかりました。


一つ目は日本にごく一部(大分県・福岡県の英彦山※ひこさん)にしか自生していない「カラムラサキツツジ(唐紫躑躅)」の花から抽出した成分で、表示名称名は「カラムラサキツツジ花エキス」、配合目的は酸化防止剤、収れん剤、皮膚保護剤、エモリエント剤であるようです。


カラムラサキツツジ

二つ目は日本では栽培品種の「クロフネツツジ(黒船躑躅)」の枝や葉から抽出した成分で、表示名称名は「クロフネツツジ枝/葉エキス」、配合目的は皮膚コンディショニング剤となっています。


クロフネツツジ

日本国内で販売している「カラムラサキツツジ花エキス」を使用していた化粧品はごく少数(販売終了商品)、「クロフネツツジ枝/葉エキス」を使用した製品は無いようです。

植物から抽出したメジャーな成分は、「ダマスクバラ花エキス」「アロエベラ葉エキス」「カミツレ花エキス」等、多くの化粧品に使用されていますが、「ツツジ」を使った美容成分は情報も少なく、いずれの抽出エキスも日本のツツジでないこともありメジャーな成分ではないようです。

※「クロフネツツジ」や「カラムラサキツツジ」は韓国や中国では代表的なツツジということなので、そちらの化粧品では多く使われているのかもしれません。
実際に上記の日本で過去に販売していた商品も、輸入した韓国コスメと呼ばれるものでした。
ちなみに海外の特許情報や論文によると、カラムラサキツツジの花の抽出物は抗酸化や皮膚刺激性の緩和、保湿の効果があるとありました。

日本でよくみられるツツジの「キシツツジ」や日本原産の「ヤマツツジ」は、今のところ美容成分とはなっていないようです。

化粧品の成分は日進月歩ですすんでおり、植物から抽出した成分も昔に比べて増えているので、そのうち「ツツジ」もメジャーな植物抽出エキスとして出てくるかもしれませんね。

※ツツジには毒性を持つものがあるので、花の蜜を吸ったり、葉っぱなどをペットが食べないように注意する必要があるそうです。

 



時短美顔器 スキンロジカル ブロードイオン

積極的に「浸透させる」スキンケア「イオン導入」
手間のかかるイオン導入を、顔全体に一気に15秒~30秒で完了

イオン導出は重要?

みなさまこんにちは、スキンロジカルスタッフです。

各地で大雪となっていますが、皆様のところはいかがでしょうか。

ご注文商品につきましては、できるだけ早めの発送を心がけておりますが、
交通事情などによりお届け予定日時より遅れる場合もございます。
予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。


さて今回は「イオン導出」は重要?のお話。

「イオン導入」は美容成分をただ肌につけるよりも、何倍も肌に吸収させることができるケア方法です。
では美容成分を使用しない「イオン導出」はどのくらい重要なケアなのでしょう。

実はイオン導入ほどケアの重要度は高くありません。
イオン導出はそもそも見えない汚れを電気の力で引きつけ取ることが目的です。
しかし、化粧をしていればクレンジングで落としますし、一般的には毎日洗顔も行っているかと思います。
したがって、ほとんどの汚れは毎日のケアで落とされているので、本来そこまで肌に汚れが残っていることはありません。

それでも1週間に2回程度でもイオン導入前にイオン導出を行うと、毛穴や皮溝に残った微細な汚れが取れることで、その後のイオン導入の効果が高まることが期待されます。

イオン導出は、それ単体で効果を得ようとするものではなく、クレンジングや洗顔、ピーリングなどと組み合わせて、その後のイオン導入をより効果の高いものとするようなイメージで使用することをおすすめします。

イオン導出は水道水でも十分な効果が出ますが、導出専用の化粧水を使用すると、肌当たりもよくより効果が出やすくなります。
ただし、導出は汚れを取ることだからと市販の拭き取り化粧水やブースター化粧水は、電気の力で不要な成分が肌に入り、トラブルの原因となる場合がありますので、使用しないようにしてください。
※併用が必要な場合は、使用した後に洗顔をして肌に成分を残さないよう洗い流し、 イオン導出 → イオン導入 の順番でケアをしてください。


スキンロジカル リファインローション 150mL
イオン導出(イオンクレンジング)に最適な設計で開発した化粧水です。肌の浸透圧を考慮した塩化Naの配合で肌なじみが良く、導入可能な保湿成分で肌のうるおいを保ちます。

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2023年2月13日(月)まで