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夏のスキンケアは洗顔から

こんにちは、スキンロジカルです。

連日猛暑がつづく今年の夏。
強い紫外線、高温多湿、皮脂や日焼け止め、メイクなど、
夏の肌はさまざまな負担にさらされています。

また、過剰に分泌された皮脂や汚れを放置すると、
紫外線により酸化して肌あれの原因にもなります。

夏は丁寧な洗顔を心がけ、清潔な素肌に戻し、
皮脂バランスを整えることで、
その後のスキンケアがより効果的になります。

洗い方もゴシゴシ洗いは控え、やさしくマッサージするように
洗うことで、摩擦で刺激を与えないようにしましょう。

すすぎの際は、ぬるま湯にすることで
皮脂を浮かしてきれいに洗い流すことができます。
冷たすぎると皮脂汚れは落ちにくく、
熱すぎても、皮脂を取りすぎて、かえって肌あれやカサつきの
原因になるので注意が必要です。

スキンケアの基本「洗顔」で清潔な肌環境を整えて、
美肌の土台をしっかりつくりましょう!

 

夏ストレスで弱った肌におすすめな洗顔料
「スキンロジカル ピュアホワイトクレンジングジェル」

肌当たりのよいみずみずしいジェルが、メイクや汚れはしっかりオフしながら、
必要なうるおいを守ってクリアで透明感のある肌へと導きます。
ウォーターベースのW洗顔不要の洗顔料は、夏ストレスで弱った肌におすすめです。

「グルコオリゴ糖」が肌の常在菌のバランスを調節し肌あれを防止
「α―アルブチン」が酸化ストレスから肌を保護して明るい肌に
「加水分解酵母エキス」「水素レシチン」「リピジュア」が内外から肌を潤す

 

 

化粧水のpH

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

今回は、化粧品の酸性・アルカリ性(pH)についてお話します。

市販されている化粧水や洗顔料、シャンプーやウェットティッシュなど、様々な商品のパッケージには「弱酸性」といったキーワードが書かれていることがあります。
そしてこのような商品のほとんどが「弱酸性だから肌に優しい」という特徴が表記されています。

肌に触れる製品に弱酸性をうたう製品が多いのは、ひとえに肌のpHが「弱酸性」であることにつきます。

「pH」とは、液体が「酸性」か「アルカリ性」かを示す指数で、「水素イオン指数」と呼ばれるものです。「pH」は「ピーエッチ」や「ペーハー」と読みます。
みなさんも小学校6年生の理科の実験で「リトマス試験紙」を使い水溶液のpHを調べたことがあると思います。

pHは一般的に「0」から「14」に分けられていて、真ん中の「7」は「中性」
「7」から数値が低くなると「酸性」数値が高くなると「アルカリ性」と呼ばれます。

身近な液体では、

酸性 レモン果汁 pH2
弱酸性 ブラックコーヒー pH5
中性 水(純水)*1 pH7
弱アルカリ性 石鹸水 pH10
アルカリ性 塩素系漂白剤 pH13

*1 水道水はほんの少しアルカリ性に寄っていることが多いそうです。(水道法ではpH5.8~8.6と定められていますが、実際には7.5程度になるように調整されているようです)

ご存知の通り、一般的に酸やアルカリは強く(中性であるpH7から数値が少なくまたは多く)なればなるほど「刺激」となります。

肌につける化粧水なども同様で、肌のpHは通常4.5~6の「弱酸性」であるため、冒頭の通り「肌に優しい弱酸性」をうたった商品が多く存在するわけです。

確かに、肌と同じ「弱酸性」であれば肌に無駄な負担をかけることは無いのですが、肌に触れるすべての商品が「弱酸性」ではありません。

それは「弱酸性」にできない理由があるからです。

例えば洗顔料。弱酸性の洗顔料は肌に優しい面もありますが、肌の汚れのうち古い角質や皮脂など一部の汚れはアルカリ洗浄成分のほうがよく落とせます。

当店の化粧水も「アミノシーローション」や「VCローション」などは「弱アルカリ性」となっています。
これは、配合している「ビタミンC誘導体」の安定性を高めるためで、酸性へ寄せていくと成分が壊れてしまい、求める効果を得られなくなってしまいます。
スキンロジカルでは基準をpH7~pH9としていますが、実際には製造時の気温や原料のロットによっても変化しますので、その中で安定性が保てるギリギリまで中性に近づけるように調整しています。

肌がアルカリ性になることで、刺激などの悪影響が起こるのではないかと心配してしまいますが、肌には「アルカリ中和能」という機能があり、アルカリに傾いた化粧水などを使用しても、肌本来の弱酸性へ戻す力を持っています。
このアルカリ中和能の力で、アルカリに偏った肌は比較的短時間のうちに本来の弱酸性に戻りますが、弱酸性の保湿クリームなどを利用することで、より早く戻すことができます。

当店で販売している「リペアモイストクリーム」は、セラミドや成長因子などを配合した保湿クリームですが、この製品のpHは5~6の弱酸性で作られているので、「ビタミンC誘導体」を使用したイオン導入後の保湿ケアにぴったりです。

肌は弱酸性を保つことで、外部からの刺激や異物、ウイルスなどを防ぐ力も持っているので、このようなケアも合わせてみてください。



スキンロジカル リペアモイストクリーム 30g
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/cream_30.html
肌の水分を挟み込む各種セラミドを有効濃度配合+成長因子とビタミンEでみずみずしいキメ肌へ導きます。

 

スキンロジカル アミノシーローション 150mL
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ビタミンC誘導体を高濃度配合し、保湿成分で肌づくりの材料にもなるアミノ酸を配合したイオン導入用ローション

NMFとコラーゲンで潤う肌に

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。
冬の空気に変わって、寒さも乾燥もさらに進み肌にはつらい時期となりました。

こんな乾燥する季節から肌を守る機能に「NMF」があります。

NMFは化粧品の説明などでもよく使われていますが、

Natural Moisturizing Factor

の略で、日本語では天然保湿因子や自然保湿成分などと書かれることもあります。
このNMFは名前の通り、肌にもともと存在する保湿機能のことを言います。

NMFはアミノ酸を中心に、PCA、乳酸、尿素などで作られています。
その役割は、水分を引き寄せ、抱え込んで角質の潤いを保つこと。

中でもNMFの半分を構成するアミノ酸はとても重要な成分で、不足すると肌は乾燥し硬くなり柔軟性を失います
赤ちゃんや子供の肌が「モチモチ」として水分をたっぷり含んでいるのは、NMFが豊富に存在するからです。

また、肌のバリア機能が乱れることで肌は敏感になり、炎症を起こしたり、シミなどの原因ともなります。
※構成する成分のなかで2番目に多いPCAも、アミノ酸から作られます。

このようにアミノ酸は、NMFをはじめとした肌が持つ基本的な保湿機能の一翼を担っており、欠かせない成分の一つとなっています。

肌をクリームなどで覆う保湿だけでなく、根本から肌に水分を蓄えるために、アミノ酸などのNMFは細胞間脂質のセラミドと共にとても重要なのです。

 


数量限定商品
ビタミンE誘導体「TPNa」と浸透型ビタミンC誘導体「APPS」配合の
CEローション 100mL

 


NMFの構成成分であるアミノ酸と
NMFと共に保湿に重要なヒアルロン酸の生成に必要なビタミンCを配合した
イオン導入化粧水
アミノシーローション 150mL
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/ac_150.html


NMFと共に角質の保湿を担う細胞間脂質の成分
「ヒト型セラミド」を配合したジェルのような保湿クリーム
リペアモイストクリーム 30g
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/cream_30.html




アミノ酸とビタミンCは、イオン導入で角質の隅々に成分を届けることができます。
イオン導入器 ブロードイオントライアルセット
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/bi_try.html

なぜ冬の肌は敏感になるのか?

こんにちは、スキンロジカルスタッフです。

季節が秋から冬へと進むにつれて、肌の荒れを感じる方はもちろん、特に肌の荒れを感じていなくても、肌が敏感になったと思うことはありませんか?

実は気のせいではなく、秋から冬の時期は、肌が敏感になる季節でもあります。
ではなぜ肌が敏感になるのでしょうか。

肌は急激な温度変化を受けたり、湿度が低く乾燥したりすると、本来持っている体を守るためのバリア機能が落ちてしまいます。

バリア機能が落ちると、刺激や細菌など様々な要因によって肌は目に見えないような傷がたくさんできてしまいます。

その傷を守るために、肌は角層を増やして厚くするためにどんどん細胞を作り出します。
しかし、本来のターンオーバーより早く作り出された角層の細胞は未成熟で、小さく、保水力やバリア機能も劣っています。

乾燥→肌のバリア機能低下→未熟な角質増加→肌のバリア機能低下・・・
乾燥する季節は、肌でこのような悪循環が繰り返されています。

結果としてバリア機能が弱くなった肌には、細菌や化学物質、化粧品の成分も普段より浸透しやすくなってしまいます。

そのため、普段刺激を感じない化粧品でもピリピリしてしまったり、炎症を起こしたりすることがあるのです。

また、未成熟な角質は塊となって肌表面に残りやすくなります。この時期、肌ざわりがザラザラ・ガサガサとして滑らかさや艶やかさがなくなったり、皮脂の少ない部分ではひどくなると白い粉を吹いたような状態になったりするのはこれも一つ理由です。

本来は、肌から出る天然の保湿クリームでもある皮脂により肌表面が保湿され、外部の乾燥から肌を守りバリア機能を正常に保ちますが、この季節は湿度が低くそれだけでは肌の保湿が足りません。

この対策としては、やはり保湿ケアを丁寧に行うこと。
油分のあるクリームで肌を覆うだけでなく、アミノ酸等の天然保湿因子(NMF)やセラミドを補い、肌自体にも水分を保持させるケアを目指しましょう。

肌が落ち着いてきたら、ピーリングで古い角質を取り、ターンオーバーを正常化させ肌本来のバリア機能を取り戻します。

角質に水分を与えカバーすることで、冬の乾燥や刺激に負けない肌を作りましょう。

 


アミノ酸と共に保水成分のコラーゲンを作り出すビタミンC配合のイオン導入化粧水
スキンロジカル アミノシーローション 150mL
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/ac_150.html


ヒト型セラミドを配合し、厳選した保湿成分とオイルのバランスでべとつかないのにしっかり保湿できるクリーム
スキンロジカル リペアモイストクリーム 30g
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/cream_30.html

 


肌の上に重なった古い角質は酵素の力で優しく除去して、正しいターンオーバーへ導く
スキンロジカル ホイップピールパック 8包
https://www.sophia-cosme.com/SHOP/whippeel.html

秋冬のマスクにはご注意

秋らしい季節になり
朝夕の寒さも日に日に増してきました。

夏には暑さで煩わしかったマスクが
寒い日にはちょっとした防寒具代わりにもなり
マスクをした方が過ごしやすかったりもします。

しかし、秋冬のマスクの着用は
肌にとっては相性のよくないもので
注意をしなければいけません。

寒い時にマスクを着けると
自分の吐く息の水蒸気がマスク内に溜まり
「マスクの中は潤っていて肌が保湿されているから良いのでは?」
と思いがちです。

しかし実際には、保湿されているわけではなく
外気温とマスク内の温度差から、ただ蒸れた状態なだけなのです。

そしてマスクを外すと、口周りを蒸らしていた水蒸気が
肌の水分も奪いながら蒸発することで急激な乾燥状態になります。

また、日々のマスクの着用から、摩擦などの刺激も重なり
ダメージが蓄積されています。

ダメージをうけた肌はバリア機能が低下し
保湿力も衰え、肌が必要な水分を蓄えることできずに
蒸発しやすくなっています。

ただでさえ乾燥しがちな秋冬という季節に
マスクをすることでさらに
肌環境を悪くしている状態になっています。

 

マスクをつけなくてもよい日常というのは
まだしばらく先になりそうなので
マスクダメージをできるだけ抑えられるように
「洗顔」と「保湿」を徹底して
日々の対策をしていきましょう。

マスクで蒸れた口回りは雑菌も繁殖しやすくなっています。
外出時も口割りが蒸れているなと感じたら
洗い流すか、清潔なタオルやハンカチなどでこまめに拭きとるとよいです。

そして、1日の終わりは、いつも以上に丁寧な洗顔を心がけましょう。
汚れをしっかり落とした上で、化粧水などでたっぷり保湿を与え
クリームの油分でしっかりふたをして肌内の水分を逃さないようにしましょう。

秋冬のマスクは思っている以上に肌にダメージを与えます。
マスクが日常となっている今だからこそ
「マスク内は清潔に、保湿はしっかり」を意識して過ごしてみてください。